学会からのお知らせ Мероприятия ЯАР

スラヴの叙事詩を聴く会のお知らせ(9月20日)

スラヴの叙事詩を聴く会のお知らせ(9月20日)

スラヴ諸民族は叙事詩の伝統で知られ、特に南スラヴと東スラヴでは20世紀にも多くの採録が行われました。この会では、19世紀末から現代までのスラヴの叙事詩に関するいろいろな音源を聴きながら、叙事詩の語りを考えます。

ロシア中世文学・フォークロア研究の権威である中村喜和一橋大学名誉教授、スラヴ諸民族のフォークロアと音楽研究で日本を代表する伊東一郎早稲田大学教授を迎え、『ロシア歌物語ひろい読み』の近著がある熊野谷葉子が司会と発表を務めます。

本会は、慶應義塾大学法学部人文科学研究会「ロシアの社会と文化」特別企画として行いますが、履修学生にかぎらず、参加は自由です。ロシア文化研究者やロシアに関心のある学生さんはもちろん、口承文芸、叙事詩、語りに関心を持つ方と共に、世界的な広がりのある議論をしたいと思います。

....................................................................................
開催要項
日時:2017年9月20日(水) 14:00ー17:00
場所:慶應義塾大学日吉キャンパス独立館4階 D412教室
会場アクセス:日吉駅(東急東横線、東急目黒線、横浜市営地下鉄グリーンライン)下車すぐ。(https://www.keio.ac.jp/ja/maps/hiyoshi.html

プログラム

14:00 「スラヴの叙事詩を聴く会」について:熊野谷葉子
14:10-14:55 中村喜和「ブイリーナの最古の時期の録音」と質疑応答
14:55-15:40 熊野谷葉子「ロシア叙事詩のソ連時代の採録と近年の公開・研究状況」と質疑応答
―休憩―
15:50-16:35 伊東一郎「セルビアのユナチケ・ペスメとウクライナのドゥーマ」と質疑応答
16:35-17:00 自由討論「叙事詩研究への期待と展望」:司会 中川裕(千葉大学)

*終了後、日吉キャンパス周辺で懇親会を予定しております。お店の予約の都合上、懇親会に参加される方は、至急、熊野谷葉子kumanoya@keio.jpまで参加の意思をお伝えください。お問い合わせも熊野谷まで。