ブログ

2010年10月の記事一覧

亡命と芸術―異境のロシア文化

研究会のお知らせです。

Эмиграция и художественноетворчество
- Русская культура на чужбине-「亡命と芸術―異境のロシア文化」

 

1119日(金)

会場:同志社大学今出川キャンパス博遠館1F会議室

 

セッション1(使用言語:日本語)

13:00-13:45

報告:ЦУКАДАЦутому塚田力(北海道大学)

1950年の中国イリ地区におけるロシア系住民に対する文化活動」

Культурная работа, проводившаяся в 1950 г. среди русского населения округа Или (КНР)

司会:САМИЦУ Синъити佐光伸一(北海道大学)

 

13:45-14:30

報告:МОТИДЗУКИЦунэко望月恒子(北海道大学)

Гайто Газданов, писатель "незамеченного поколения"

「見落とされた世代」の作家、ガイト・ガズダーノフ

司会:МИЯГАВАКинуё宮川絹代(東京大学)

 

セッション2(使用言語:ロシア語)

司会:Ирина МЕЛЬНИКОВАイリーナ・メーリニコヴァ(同志社大学)

14:45-15:30

報告:ИСАХАЯЮити諫早勇一(同志社大学)

Гражданская война и исход с точкизрения писателя-эмигранта Набокова

亡命作家ナボコフの目から見た内戦と脱出

15:30-16:15

Мария МАЛИКОВАマリヤ・マリコヴァ

(ロシア科学アカデミーロシア文学研究所/北海道大学スラブ研究センター)

Визуальное и телесное в русскойавтобиографической традиции: Набоков и Розанов

ロシア自伝文学の伝統におけるビジュアルなものと身体的なもの:ナボコフとローザノフ

 

セッション3(使用言語:ロシア語)

司会:МОТИДЗУКИЦунэко望月恒子(北海道大学)

16:30-17:15

Ирина МЕЛЬНИКОВАイリーナ・メーリニコヴァ(同志社大学)

"Тайны Востока" - ориентальные мотивы в творчестве эмигрантов  и образ "загадочной России"

《東洋の神秘》 - 亡命者の創作における東洋的モチーフと、「謎のロシア」のイメージ

 

17:15-18:00

報告:АидаСУЛЕЙМЕНОВАアイーダ・スレイメノヴァ(極東国立総合大学/国際日本文化センター)

Япония глазами русских поэтов-иммигрантов (случаи Николая иВенедикта Матвеевых, МихаилаЩербакова и Виктории Янковской)".

ロシア亡命者が見た日本 - ニコライ&ベネディクト・マトヴェーエフ、ミハイル・シチェルバコフ、ヴィクトリア・ヤンコフスカヤを例として

 

懇親会

 

1120日(土)

 

会場:同志社大学今出川キャンパス博遠館1F会議室(午前の部)

講演1(使用言語:ロシア語)

10:00-12:00

ЛИ Янлен李延齢(チチハル大学)

Литература русскихэмигрантов в Китае

中国におけるロシア亡命者の文学

司会:МОТИДЗУКИЦунэко望月恒子(北海道大学)

 

昼食12:00-13:00

 

会場:同志社大学今出川キャンパス尋真館Z6号(午後の部)

 

講演2(使用言語:ロシア語)

 

13:00-14:30

Наталья НУСИНОВАナタリア・ヌシノヴァ(映画芸術科学研究所)

Образ России в кинематографе эмигрантов как основа для формирования русского  мифа на Западе

亡命者の映画におけるロシアのイメージ ―西側におけるロシア神話形成の基盤―

司会:Ирина МЕЛЬНИКОВАイリーナ・メーリニコヴァ(同志社大学)

 

14:30-16:00ワークショップ(使用言語:ロシア語)

映画上映

司会:Наталья НУСИНОВАナタリア・ヌシノヴァ(映画芸術科学研究所)

Кино русских эмигрантов в 1920-30-е годы

1920-1930年代 のロシア亡命者の映画

 

主催

・平成21~平成24年度科学研究補助金(B)「辺境と異境 - 非中心におけるロシア文化の比較研究」(研究代表者:望月恒子)

・平成20~平成23年度科学研究補助金(B)「音楽・演劇・映画の世界における「ロシア」イメージの形成に寄与した亡命者の研究」(研究代表者:イリーナ・メーリニコワ)

後援

・グローバルCOE「境界研究の拠点形成―スラブ・ユーラシアと世界」(拠点リーダー:岩下明裕)

宝塚歌劇 雪組公演『オネーギン―あるダンディの肖像―』

宝塚歌劇 雪組公演 『オネーギンEvgeny Onegin ―あるダンディの肖像―』

ロシアの文豪A・プーシキンの韻文小説「オネーギン」を、宝塚歌劇団がミュージカルとして
上演いたします。ぜひお誘い併せの上、劇場に足をお運びくださいませ。


【作品内容】
宝塚歌劇 雪組公演
ミュージカル『オネーギンEvgeny Onegin ―あるダンディの肖像―』

原作/A・プーシキン
脚本・演出/植田景子

19世紀初頭、西欧諸国が新たな時代に移り変わろうとする中、封建的なロシア貴族社会
に生きる人々は、社交界での華やかな日々を繰り返していた。そんな享楽的で空虚な
生活に退屈しきったエフゲーニィ・オネーギンは、しばらく田舎の領地に滞在することになる。
聡明で夢見がちなラーリン家の娘タチヤーナは、オネーギンに恋心を抱き、その想いを手紙
にしたためる。しかし、オネーギンはタチヤーナの純粋な思いを受け入れることが出来ない。
感情のもつれが思わぬ悲劇を引き起こし、オネーギンは長い放浪の旅に出かけることに
なる。時が流れ・・運命の邂逅が、再び二人を待ち受けていた。


【主な配役】
エフゲーニィ・オネーギン:轟 悠
タチヤーナ・ラーリナ(ターニャ):舞羽 美海


【公演日時・料金】
★日本青年館大ホール公演
日時:10月15日(金)--10月21日(木)
料金:S席 7,500円、A席 5,000円(税込)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/195/index.shtml

★宝塚バウホール公演
日時:10月28日(木)--11月7日(日)
料金:全席 6,000円(税込)
http://kageki.hankyu.co.jp/revue/196/index.shtml


【お問い合わせ】
宝塚歌劇インフォメーションセンター
TEL.0570-00-5100
営業時間 10:00--17:00(水曜定休)

(財)現代演劇協会公演 「チェーホフ二題『プロポーズ』『熊』」

(財)現代演劇協会公演

「チェーホフ二題『プロポーズ』『熊』」

 

作=A.チェーホフ

 

『プロポーズ』 訳=原 卓也  演出=三輪えり花(演劇企画JOKO

出演:矢島祐果 渡辺慎平 岡田吉弘(以上劇団昴)

『熊』     訳=神西 清  演出=村田元史(演劇企画JOKO)

出演:藤生聖子 西村武純 関時男(以上劇団昴)

 

日時:20101019日(火)?24日(日)

会場:シアターグリーンBOX IN BOX(東京 東池袋)

料金:前売3,000円 当日3,500円<全席自由>

公演協力=チェーホフ委員会 ユーラシア研究所 劇団昴

 

現代演劇協会では、二年前よりチェーホフ作品、中でも短編を選び、池袋の

シアターグリーンという場所を得て上演してまいりました。これまで『白鳥の歌』

『ねむい』『タバコの害について』を上演、『ねむい』は、チェーホフの短編小説を

チェロの伴奏とともに朗読、また『白鳥の歌』『ねむい』はブルガリア公演も果たし、

好評を得ました。

そして今年いよいよ『プロポーズ』と『熊』を上演します。御存じの通り、チェーホフの

短編の中でも、数多く上演されている作品のうちの二篇。今回シアターグリーンの

小さく親密な空間で、ヴァイオリンの演奏と共に、より作品世界を堪能していただける

舞台をご覧いただけることとなりました。

1時間半ほどの短い時間ですが、この秋の御観劇作品の一つに加えていただけ

ましたら幸いです。

 

○シアターグリーンの場所等は下記アドレスからご覧下さい。

シアターグリーン ウェブサイトhttp://www.theater-green.com/

 

○公演情報 (シアターグリーン公演情報)

http://www.theater-green.com/system/perform_detail.php?cd=995

 

●チケット予約・公演に関するお問合せ=演劇企画JOKO 03-6907-9213

ローソンチケット[Lコード39831]でも取り扱い中!

●御希望の方に公演チラシを御送付させていただきます。担当村上まで。

メールアドレス:mifu@bird.ocn.ne.jp