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2016年12月の記事一覧

公開講義 「20世紀初頭ロシア美術における音楽というテーマ」

千葉大学文学部・公開レクチャー
「20世紀初頭ロシア美術における音楽というテーマ」
タマーラ・ガレーエワ博士(国立ウラル連邦大学・美術文化学部・准教授) 

20世紀初頭のロシアは、革命や世界戦争を背景に、「ロシア・ルネッサンス」「銀の時代」と呼ばれる文化復興の時代を迎えました。本レクチャーでは、「芸術世界」派などの銀の時代の美術をはじめ、フランスやドイツに亡命、移住した芸術家ワシーリ−・カンディンスキー、ウラジーミル・バラノフ=ロッシネー、セルゲイ・シャルシュンなどの作品もとりあげ、美術作品における音楽というテーマ、美術と音楽との関わりについてお話しいたします。20世紀初頭ロシア文化の諸相を比較文化的な視点から掘り下げる貴重なレクチャーとなります。

どなたでも自由にご聴講いただけます。ぜひ奮ってご参加ください。ご来場をお待ちいたしております。

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日時:2017年1月11日(水)14:30-16:00 (開場 14:15)
予約不要・入場無料
ロシア語(日本語への通訳付)

講演者:タマーラ・ガレーエワ博士(国立ウラル連邦大学・美術文化学部・准教授)

司会:鴻野わか菜(千葉大学文学部・准教授)    

会場:千葉大学西千葉キャンパス アカデミック・リンク・センター1階、セミナー室(まなび)I棟
千葉市稲毛区弥生町1−33
(総武線各停「西千葉駅」より徒歩8分、京成「みどり台駅」より徒歩5分)
問い合わせ先:鴻野わか菜 E-mail:  kono@chiba-u.jp  (@を半角に変えて下さい)

主催:千葉大学文学部
協力:日本ロシア文学会

*本レクチャーは、H28年度千葉大学国際交流事業「海外との組織的教育研究交流支援プログラム」、科学研究費基盤研究(C)「現代ロシア文化における文学と視覚芸術の相互的影響の解明」の助成を得て開催されるものです。

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<タマーラ・ガレーエワ博士・略歴>

1977年、国立ウラル連邦大学文学部美術史学科卒業。1987年より国立ウラル連邦大学で教壇に立ち、現在は、美術文化学部准教授。2001年に学位論文「ボリス・グリゴーリエフの創作と20世紀初頭ロシア美術における位置」で博士号を取得。著書に『ボリス・グリゴーリエフ』、『甦った石ーエカチェリンブルクのリトグラフの歴史』等、共編著に『ウラルの映画・アニメーション作家』等がある。1920-1970年代のロシア亡命作家・美術作家についての多数の論文がある他、ウラルを中心とするロシア現代美術を専門とする。大学では、「ヴィザンチン芸術」、「西ヨーロッパの中世美術」、「ロシア亡命作家の芸術」、「エカチェリンブルクの現代美術」、「現代美術のプロジェクトのキュレーション」などの講義を担当。長年に渡ってB.U.カシキン美術館現代文化センターのセンター長を務め、エカチェリンブルクで現代美術普及に努めてきた。

公開教養講座 「ロシア、エカチェリンブルクの現代美術」

千葉大学文学部・公開教養講座「ロシア、エカチェリンブルクの現代美術」
タマーラ・ガレーエワ博士(国立ウラル連邦大学・美術文化学部・准教授) 

ロシア、ウラル地方のエカチェリンブルクから、美術史研究者でキュレーターのタマーラ・ガレーエワ博士をお招きし、ウラル地方を中心とするロシア現代美術の魅力を余すところなく語っていただきます。

日本でも注目されはじめたレオニート・チシコフ(いちはらアート×ミックス2014, 2017参加/絵本『かぜをひいたおつきさま』徳間書店)、ターニャ・バダニナ、ウラジーミル・ナセトキン(大地の芸術祭2015参加)をはじめ、まだ日本では紹介されたことのない作家も含めて、ウラル地方の様々な現代美術作家について詳しくお話し下さいます。ウラル現代美術が日本で語られる初の機会となります。

どなたでも自由にご聴講いただけます。ぜひ奮ってご参加ください。ご来場をお待ちいたしております。

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日時:2017年1月12日(木)16:10-18:00 (開場 16:00)
予約不要・入場無料
ロシア語(日本語への通訳付)

講演者:タマーラ・ガレーエワ博士(国立ウラル連邦大学・美術文化学部・准教授)

司会:鴻野わか菜(千葉大学文学部・准教授)    

会場:千葉大学西千葉キャンパス 千葉大学文学部棟1階103講義室
千葉市稲毛区弥生町1−33
(総武線各停「西千葉駅」より徒歩8分、京成「みどり台駅」より徒歩5分)

問い合わせ先:鴻野わか菜 E-mail:  kono@chiba-u.jp  (@を半角に変えて下さい)

主催:千葉大学文学部
協力:日本ロシア文学会
*本公開講座は、H28年度千葉大学国際交流事業「海外との組織的教育研究交流支援プログラム」、科学研究費基盤研究(C)「現代ロシア文化における文学と視覚芸術の相互的影響の解明」の助成を得て開催されるものです。

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<タマーラ・ガレーエワ博士・略歴>

1977年、国立ウラル連邦大学文学部美術史学科卒業。1987年より国立ウラル連邦大学で教壇に立ち、現在は、美術文化学部准教授。2001年に学位論文「ボリス・グリゴーリエフの創作と20世紀初頭ロシア美術における位置」で博士号を取得。著書に『ボリス・グリゴーリエフ』、『甦った石ーエカチェリンブルクのリトグラフの歴史』等、共編著に『ウラルの映画・アニメーション作家』等がある。1920-1970年代のロシア亡命作家・美術作家についての多数の論文がある他、ウラルを中心とするロシア現代美術を専門とする。大学では、「ヴィザンチン芸術」、「西ヨーロッパの中世美術」、「ロシア亡命作家の芸術」、「エカチェリンブルクの現代美術」、「現代美術のプロジェクトのキュレーション」などの講義を担当。長年に渡ってB.U.カシキン美術館現代文化センターのセンター長を務め、エカチェリンブルクで現代美術普及に努めてきた。

秋月準也氏が小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞

日本ロシア文学会会員の秋月準也氏がブルガーコフの『ゾーヤ・ペーリツ のアパート』の翻訳で「第9回小田島雄志・翻訳戯曲賞」(2016年)を受賞しま した。

「小田島雄志・翻訳戯曲賞」は毎年優れた翻訳戯曲を提供した方を対象に 小田島雄志氏本人が選考を行います。贈呈式は2017年1月10日に行われる予定です。

http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/daigakuin/daigakuin-news08.html

国際スラヴィスト会議 2018年 発表参加募集

国際スラヴィスト会議 2018年 発表参加募集のお知らせ

日本スラヴィスト協会では、2018年8月に開催される国際スラヴィスト会議への発表参加を募集します。

参加希望者は、下掲リンク先の募集要項・分科会情報に従って、お申し込みください。

募集要項:
第16回国際スラヴィスト会議募集要項.pdf
分科会情報:Tematika XVI medjunarodnog kongresa slavista.pdf
締切り:2017年1月10日(厳守)

申し込み・問い合わせ:
日本スラヴィスト協会 slavist.japan2018@gmail.com

国際若手セミナー「文学と芸術における自伝的神話」

国際若手セミナー「文学と芸術における自伝的神話」

2017年4月26ー27日、世界文学研究所(モスクワ)で若手研究者セミナー「文学と芸術における自伝的神話」が開催されます。外国の若手研究者(ポスドク・院生含む)の参加を歓迎するとのことです。

エントリー締切は2017年3月10日です。

詳しくは次のファイルをご覧ください:Инф.письмо_2017.docx

国際交流委員会

「2017年度日本ロシア文学会賞」候補ご推薦のお願い

日本ロシア文学会では、会員による研究を奨励するため、日本ロシア文学会賞を設けています。

つきましては、下記の要領で候補作をご推薦くださいますようお願い申し上げます。

1.推薦要件、対象者、対象期間について

【推薦要件】
「日本ロシア文学会賞選考要領」を参照の上ご推薦ください。

【対象者】
論文の場合は、基本的に若手・新進の学会員を対象とします。明確な年齢の基準は設けませんが、専任職に就いていない者や、大学院生などを中心に考え、過去の受賞者は対象外とします。

著書の場合は、論文の場合よりも若干年齢が高めの者、専任職に就いている者も対象とします。また、過去に論文に対して学会賞を受賞している場合も対象外にはしません。

【対象期間】
「日本ロシア文学会賞選考要領」の規定により、本年度の対象図書は、「2016年12月31日を期限とし、その期限以前およびおよそ2年以内に刊行されたもの」、論文については、「12月末日を期限とし、その期限以前およそ1年以内に発表されたもの」が対象となります。

2.【推薦書式】推薦にあたっては下のリンクから書式をダウンロードし、必要事項を記入の上、学会事務局宛に郵送またはE-mailでご送付ください。

・2017学会賞推薦書(Word)(2017_suisen.doc
・2017学会賞推薦書(PDF)(2017_suisen.pdf

3.【締切】2017年1月31日

4.【送付先】

(郵送) 日本ロシア文学会事務局
〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学文学部 鳥山祐介研究室気付
(E-mail)prize◆yaar.jpn.org(◆をアットマークに変えてください)

* なお送付にあたっては、郵送の場合は封筒おもてに「日本ロシア文学会賞推薦」と朱書、メール送付の場合は、件名を「日本ロシア文学会賞推薦」としてください。


学会賞選考委員長
大石雅彦

2016年12月1日