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2017年10月の記事一覧

千葉大学文学部公開レクチャー「柳田国男の使命:生前と死後」

千葉大学文学部公開レクチャー「柳田国男の使命:生前と死後」
アレクサンドル・メシェリャコフ教授(ロシア人文大学、高等経済学院) 

千葉大学交流協定校であるロシア人文大学、高等経済学院から、日本文学・文化研究者、日本文学翻訳者 として活躍されているアレクサンドル・メシェリャコフ教授をお招きし、柳田国男の生涯や研究についてお話を伺います。 

本レクチャーは、千葉大学文学部(国際言語文化学コース)の専門科目「人文科学入門」の一環として開催されますが、講義は日本語で行われ、どなたでも自由にご聴講いただけます。 ご来場をお待ちしております。 

日時:2017年11月9日(木)10:30-12:00 (開場 10:25) 
予約不要・入場無料 

講演者:アレクサンドル・メシェリャコフ教授(国立ロシア人文大学、高等経済学院教授) 

司会:鴻野わか菜(千葉大学人文科学研究院・准教授) 

会場:千葉大学 人文社会科学系総合研究棟4階 共同研究室2
千葉市稲毛区弥生町1?33
千葉大学西千葉キャンパス 

詳細はこちらをご覧ください。

シンポジウム「文化の汽水域ー東スラヴ世界の文化的諸相をめぐってー」

シンポジウム「文化の汽水域ー東スラヴ世界の文化的諸相をめぐってー」

日時:111日(水)12:40-17:35

場所:東京外国語大学(府中キャンパス)研究講義棟422総合文化研究所会議室

共催:東京外国語大学総合文化研究所

一般公開、入場無料、途中入退場自由
関心をお持ちの方の聴講を歓迎いたします。

 

【プログラム】

12:40-12:45  開会の挨拶

12:45-13:30 越野剛(北海道大学)
「スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ作品の形式的側面について」

13:30-14:15 大森雅子(東京大学学術研究員)
「ミハイル・ブルガーコフの「まち」作家の原点としてのキエフ」

14:25-15:10 原真咲(東京外国語大学大学院博士後期課程)
「コサックのバーイダ、またはドメィトロー・ヴィシュネヴェーツィケィイ公のマニエリスト的転回」

15:10-15:55 オレスタ・ザブランナ(リヴィウ国立大学)
「現代ウクライナ語における属格の対象的用法イワーン・ネチューイ=レヴィーツィケィイの作品を基に―」

16:10-16:55 塩川伸明(東京大学名誉教授)
「グリゴリー・ヨッフェのベラルーシ論とアレクシエーヴィチ」

17:00-17:30 全体ディスカッション

17:30-17:35 沼野恭子(東京外国語大学):閉会の辞


東京外国語大学へのアクセス
キャンパスマップ
問い合わせ先:前田和泉(maeda@tufs.ac.jp
文化の汽水域:東スラヴ世界の文化的諸相をめぐって(ポスター).pdf



日本ロシア文学会大賞(2018年度)受賞候補者推薦のお願い

日本ロシア文学会では2014年度より「日本ロシア文学会大賞」を設け、ロシア語、ロシア文学、ロシア文化の研究、教育、普及、翻訳に携わり多大な業績をあげられた会員の功績を、顕彰することとなりました。

第1回、第2回、第3回目はそれぞれ井桁貞義氏吉岡ゆき氏諫早勇一氏が受賞されました。第4回は桑野隆氏が受賞され、本年度の大会初日に授賞式と受賞記念講演が行われました(受賞記念講演のもよう)。

現在、この日本ロシア文学会大賞の2018年度受賞候補者の推薦を受け付けています。会員の皆様には、下記により、この賞の受賞にふさわしい候補者を広くご推薦くださいますよう、お願いいたします。

なお推薦書の書式中「候補者の略歴」「候補者の代表的な業績」欄につきましては、お分かりの範囲で簡略に書いてくださって結構です。



1)別掲の「日本ロシア文学会大賞に関する内規」「日本ロシア文学会大賞 細則」に従って推薦する。(「学会会則規定等」のページでご覧ください。)

2)推薦募集の締め切りは2017年12月31日とする。

3)推薦書は次の書式を用いて作成する:学会大賞第5回推薦書書式
 ※書式がダウンロードできない場合は事務局にご請求ください。

4)推薦書は日本ロシア文学会事務局宛に郵送あるいはメール添付で送付する。(封筒の表書きあるいはメールの標題に、推薦書であることが分かるよう明記してください。また確認のため、受領後できるだけ早く事務局より連絡しますのでご注意ください。)

以上

日本ロシア文学会大賞選考委員会委員長 諫早勇一

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日本ロシア文学会事務局
yaar@yaar.jpn.org

〒338-0825 さいたま市桜区下大久保255
埼玉大学人文社会科学研究科 野中進研究室気付
日本ロシア文学会事務局
※「野中進宛」と明記してください。
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会誌『ロシア語ロシア文学研究』第50号への投稿エントリー

会誌『ロシア語ロシア文学研究』第50号への投稿エントリーについて

会誌『ロシア語ロシア文学研究』第50号(2018年10月刊行予定)への、研究論文、書評ならびにパネル報告などの投稿エントリーは、2017年11月30日(木曜)24時が締め切りです。

申し込みに際しては、エントリー用紙を次のリンク先からダウンロードのうえ、必要事項を記入し、電子メールに添付して下記のアドレス宛にお送り下さい:
会誌『ロシア語ロシア文学研究』第50号への投稿エントリー用紙

宛先:editor@yaar.jpn.org

すでに口頭発表したものでも、エントリー用紙にその旨が明記してある場合は審査の対象となります。

なお査読用原稿の提出期限は2018年1月31日(水曜)です。

2017年10月16日
編集委員会

国際学術シンポジウム「チェーホフとサハリン島の文学」

国際学術シンポジウム「チェーホフとサハリン島の文学」

А.П.Чехов и литература Сахалина


日時:2017年1012日(木)13時40分ー18時
場所:東京大学(本郷キャンパス)文学部3号館7階スラヴ演習室
使用言語:ロシア語、通訳なし。
入場無料、予約不要。専門的関心をお持ちの方のご来聴を歓迎します。
 
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プログラム
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13時40分ー
開会の辞 沼野充義(東京大学)

第1部 司会 ヴァレリー・グレチコ(東大・早稲田等非常勤講師)
エヴゲニヤ・フィルソワ(チェーホフ『サハリン島』博物館館長代行)
 「チェーホフ『サハリン島』文学博物館の学術研究活動について」
アナスタシヤ・ステパネンコ(チェーホフ『サハリン島』博物館学術啓蒙部門主任研究員)
 「将来の本の草案としてのチェーホフ≪サハリンの脱走囚≫」
岩本和久(札幌大学教授)
 「チャコフスキー『こちらはもう朝だ』におけるチェーホフをめぐる議論」
楯岡求美(東京大学准教授)
 「日本の現代演劇とチェーホフ」
 
休憩 15時40分ー16時00分
 
16時00分ー
第2部 司会:アレクサンドル・メシェリャコフロシア国立人文大教授
沼野充義(東京大学教授)
「カモメは宇宙に行き、ハルキはサハリンに行く――チェーホフをめぐる嬉遊曲」
エレーナ・イコンニコワ(サハリン国立大学教授)
「ロシアと日本におけるチェーホフの『サハリン島』」
渡辺雅司(東京外国語大学名誉教授)
「チェーホフ『サハリン島』の<永遠>のテーマについて数言」

総括討論
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共催 東京大学大学院人文社会系研究科現代文芸論研究室・スラヴ語スラヴ文学研究室
 
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シンポジウムの趣旨 
北海道立文学館特別展「アントン・チェーホフの遺産」関連行事のためにサハリンから来日するロシア人チェーホフ研究者を招き、日本のロシア文学研究者とともに、チェーホフとサハリン、サハリン島の文学、さらには日本におけるチェーホフ受容などについて、多角的に検討し、意見を交換する。サハリンと日本の文学研究者間の交流活性化のための第一歩となることが期待される。
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助成 科学研究費基盤研究(A)課題番号25243002「越境と変容―グローバル化時代におけるスラヴ・ユーラシア研究の超域的枠組みを求めて」

企画責任者 沼野充義
協力 北海道立文学館(理事長 工藤正廣)
問い合わせ先 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1東京大学文学部現代文芸論研究室
 mitsu@l.u-tokyo.ac.jp   電話・ファックス03-5841-7955
 
会場へのアクセス
地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷3丁目」、南北線「東大前」から徒歩10分。