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謎のロシア、魅惑の文化――ロシア文化史への新しいアプローチ

シンポジウムのお知らせ

謎のロシア、魅惑の文化――ロシア文化史への新しいアプローチ


日時:2019年2月15日(土)午後3時―6時15分
場所:東京大学・本郷キャンパス 法文2号館2階文学部1番大教室
アクセス:地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷3丁目」、南北線「東大前」などから徒
歩10分

この度、丸善出版より『ロシア文化事典』が出版されました。沼野充義・望月哲男・池田嘉郎を編集代表とし、200名以上のロシア研究者が分担して、芸術から日常生活まで、ロシア文化のあらゆる面にわたって解説したもので、この分野では日本で初めての大規模な総合事典です。

この出版を記念して、ロシア文化の多彩な魅力をめぐるシンポジウムを開催いたします。

入場自無料、予約不要。一般公開イベントです。皆さまのご来聴を歓迎します。

プログラム

総合司会 沼野恭子(東京外国語大学)

3:00 開会のご挨拶 編集代表:池田嘉郎・沼野充義・望月哲男 佐藤日登美(丸善出版)

3:10 プレゼンテーション ここが面白い! 『ロシア文化事典』
東京外国語大学・沼野恭子とゼミ生たち(魚住光泰、安島里奈、マリア・プロホロワ、石原知佳、土田真紀子、滝本理貢)

3:35 アプローチ[1] 竹田円(翻訳家)×沼野充義(東京大学)
「ロシアの黒人」フレデリック・トーマスの波瀾万丈の人生
(竹田氏はアレクサンドロフ『かくしてモスクワの夜はつくられ、ジャズはトルコにもたらされた』白水社、訳者)

3:55 アプローチ[2] 鴻野わか菜(早稲田大学) ロシア現代アートと宇宙

(4:15-4:30 休憩、『ロシア文化事典』他関連書籍展示)

4:30 パネル・デスカッション 池田嘉郎+村田優樹+松本祐生子(東京大学)
あたらしい人たちとあたらしい事典をつくる 

4:55 アプローチ[3] 亀山郁夫(名古屋外国語大学)《二枚舌》と真実―ショスタコーヴィチとスターリン

5:20 アプローチ[4] 望月哲男(中央学院大学) 『戦争と平和』と『罪と罰』――二人のロシア作家について考える

5:45 質疑応答・討論
6:15 閉会

共催:東京大学文学部現代文芸論・スラヴ語スラヴ文学研究室、東京外国語大学沼野恭子研究室
協力:丸善出版(株)、JIC 国際親善交流センター&ジェーアイシー旅行センター(株)
問合せ先:東京大学文学部現代文芸論研究室 電話03-5841-7955