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カテゴリ:美術展・展覧会

千葉大学文学部〈ニキータ・アレクセーエフ 岸辺の夜〉展

千葉大学文学部主催〈ニキータ・アレクセーエフ 岸辺の夜〉展(開催期間6/8-6/28)

ロシア現代美術を代表するアーティスト、ニキータ・アレクセーエフの日本初の個展を、千葉大学附属図書館で開催します。本展覧会のために新たに制作したドローイングの展覧会です。 

日本文化の深い愛好者として知られるアレクセーエフが、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をはじめ、信州の「帚木」の伝承、『源氏物語』などの日本の古典文学、多和田葉子の小説、そして世界の様々な文学や文化からインスピレーションを受けて制作した作品で、巻物、屏風絵などで構成されています。 

展覧会の準備や運営、資料の翻訳などは、千葉大学文学部の「スラヴ文化論演習」とロシア語の授業の受講生が中心になって行い、期間中、学生が展覧会の解説も行ないます。

2017年6月8日(木)ー6月28日(水) 10:30-18:00 (入場無料)
* ただし6/8は12時半から、6/28は13時まで。

オープニング 6/8(木)12:30ー14:30 (予約不要)
オープニングの最初に作家による挨拶と作品解説があります。

場所:千葉大学附属図書館本館/アカデミック・リンク・センター  N棟1階ブックツリー

千葉市稲毛区弥生町1ー33 (千葉大学西千葉キャンパス)

詳細は次のURLをご覧ください:http://www.l.chiba-u.ac.jp/topics/30.html

シャガール展 愛と色彩のファンタジー

没後30年 シャガール展 愛と色彩のファンタジー」

2015年4月4日から姫路城グランドオープンを記念し、姫路市立美術館にて「没後30年 シャガール展 愛と色彩のファンタジー」が催されます。

くわしくは次のフライヤーをご覧ください。



コレクションに見るロシア演劇のモダニズムとアヴァンギャルド

 演劇博物館では特別展「コレクションに見るロシア演劇のモダニズムとアヴァンギャルド」を開催中です。芸術座、バレエ・リュス、ワフタンゴフ、カーメルヌイ劇場からキャバレーまで、演博の宝物が総出の見ごたえのある展示です。皆様どうぞ足をお運びください。なお、3月1日―27日と、昨年のメイエルホリド展よりかなり期間が短くなっておりますのでご注意ください。

 3月11日(金)には、この展示の演劇講座として早稲田大学名誉教授・川崎浹氏に「チェーホフとロシア・アヴァンギャルド」と題する講演をいただきます。皆様のご来聴を歓迎いたします。

 早稲田大学演劇博物館企画展
 「コレクションに見るロシア演劇のモダニズムとアヴァンギャルド」
 日時 2011年3月1日から3月27日
 10:00―17:00、火・金は19:00まで開館
 会場 企画展示室II
 会期中の休館日 3月20・21日

 主な展示品
 1904年モスクワ芸術座ポスター;モスクワ芸術座ポストカードコレクション;ゴンチャローワ、ラリオーノフ、バクスト オリジナル版画;初版『悲劇ウラジーミル・マヤコフスキー』『太陽の征服』他未来派関連資料;1914年こうもり座ポスター;バレエ・リュスプログラム類、写真類;セルジュ・リファールのバレーシューズ;アンナ・パヴロワ日本公演関連資料;ステンベルグ兄弟によるカーメルヌイ劇場のポスター 他多数

 演劇講座「チェーホフとロシア・アヴァンギャルド」
 講師 川崎浹(早稲田大学名誉教授)
 日時 2011年3月11日(金)14:30〜16:00
 会場 早稲田大学8号館3階308教室
 主催 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
 入場無料・予約不要

 講演概要
 ロシア未来派は一九一二年にマヤコフスキイとブルリュークが中心になって文集『社会の趣味への平手打ち』を刊行した。その中でかれらは「古い文学は現代の汽船からほうり出せ」と言って、トルストイ、ドストエフスキーからレーミゾフ、ブーニンに至るまでの著名な作家たちの名をあげているのだが、不思議なことにチェーホフの名が書かれていない。以前から私はこのことが気になっていたので、ロシア・アヴァンギャルドとチェーホフの繋がりを探ってみることにした。