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カテゴリ:映画・上映会

特別上映会 甦る70mm上映『デルス・ウザーラ』

特別上映会「甦る70mm上映『デルス・ウザーラ』」のお知らせ

ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベントとして特別上映会「甦る70mm上映『デルス・ウザーラ』」が催されます。

日時:2017年10月7日(土)
会場:東京国立近代美術館フィルムセンター

詳しくは以下サイトをご覧ください:

『ディブック』 ――越境するユダヤ演劇――

特別イベントのお知らせ
『ディブック』――記録映画上映とシンポジウム
――越境するユダヤ演劇――

【日時】2016年2月6日(土)13:30 -- 18:30

【場所】東京大学本郷キャンパス 法文2号文学部1番大教室(定員220名)
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
交通:最寄駅 地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷3丁目」、南北線「東大前」などからいずれも徒歩10分。

【参加】無料(事前申し込み不要)
*詳しくは以下のウェブページをご覧ください。
 
【趣旨】ユダヤ教徒の記憶のなかには度重なる「フルバーン」(=共同体の破壊)の経験が折り重なっている。「ショア」(=ホロコースト)の名で呼ばれる20世紀の災厄は、なかでも最大の規模のものではあったが、ユダヤ人の信仰や思想や文化は、数知れない「フルバーン」と「フルバーン」の合間に練り上げられ、伝承されてきたのである。
 このたびユダヤ演劇の名作『ディブック』(S・アン=スキ作、赤尾光春訳、未知谷)が刊行されたのを機に、その成立史とともに、もしこれを舞台にかけようとするならば、いわゆる「近代演劇」でも、「不条理劇」でもなく、むしろ能や文楽のような日本の演劇形式がふさわしいのかもしれないと、その上演可能性をも考えるために、今回の企画を構想した。
 ユダヤ文化に関心を寄せる方、現代演劇に興味をお持ちの方には、ぜひともお越しいただきたい。

【プログラム】
13:30-13:40 開会の辞 西成彦(立命館大学)

第1部(13:40-16:10)
記録映画の上映と講演(ツヴィカ・セルペル テルアビブ大学教授)
上映『ディブック あるいは二つの世界の間で』(イスラエルでのセルペル氏演出による上演の記録映画、日本語字幕あり)、約2時間
講演「『ディブック あるいは二つの世界の間で』の演出における日本伝統演劇の要素と美学」(日本語)

第2部(16:30-18:30)
シンポジウム「『ディブック』――その成立と受容をめぐって」
司会:沼野充義(東京大学)
パネリスト:鴻英良(演劇批評家)、西成彦(立命館大学)、村井華代(共立女子大学)、赤尾光春(大阪大学)、ツヴィカ・セルペル(テルアビブ大学)

【登壇者のプロフィール】
ツヴィカ・セルペル:テルアビブ大学教授(東アジア研究・演劇学)。日本演劇(能・狂言・歌舞伎)・映画の研究者であると同時に、演出家・俳優としても活躍。日本演劇の伝統的美学や技術を組み込んだ演出手法を試みている。
鴻英良:演劇批評家。
西成彦:立命館大学先端総合学術研究科教授。専攻は比較文学。
村井華代:共立女子大学文芸学部教授。研究分野は西洋演劇理論、美学。
赤尾光春:大阪大学文学研究科助教。専門はユダヤ文化研究。
沼野充義:東京大学教授。専門はロシア・ポーランド文学。

【主催】東京大学文学部現代文芸論研究室/文部科学省・科学研究費・基盤研究(C)「比較植民地文学研究の新展開――「語圏」概念の有効性の検証」(研究代表者:西成彦)
*本企画はJSPS 科研費 15K02462 の助成を受けて実施するものです。

【問い合わせ先】
  東京大学文学部現代文芸論研究室 
  113-0033 東京都文京区本郷7-3-1  電話・ファックス03-5841-7955

シナリオライターとしてのオステル

グリゴリー・オステル来日イベント第2弾

「ロシア・アニメーションの魅力--シナリオライターとしてのオステル」

 

スペシャル・ゲスト:グリゴリー・オステル

聞き手:毛利公美  司会:楯岡求美

 

日時:1224()19:00-21:00(当日先着順、入場無料、ロシア語通訳つき)

会場:神戸映画資料館 http://kobe-eiga.net/access/

神戸市長田区腕塚町5丁目51アスタくにづか1番館北棟2F 201

主催:国際交流基金

共催:神戸大学大学院国際文化学研究科 メディア文化研究センター:研究プログラム「メディアの変容と文化の公共性」

 

スペシャルゲストはロシアでもっとも人気のある児童文学作家オステル。ソ連時代にオステルが原作を書いたアニメーションの上映を交えながら、作品の創作秘話や背景を語ってもらいます。12月中旬に邦訳が出るオステルの代表作『悪い子のすすめ』をモチーフにしたCG作品(ロシアのこどもたちの作品、神戸大学大学院生の作品)も紹介します。ほのぼのとして茶目っ気あふれるオステル・ワールド、どうぞお楽しみに!

 

グリゴリー・オステル

1947年、旧ソ連オデッサ(現ウクライナ)生まれ。ゴーリキー文学大学卒業。ソ連時代はアニメのシナリオなどを数多く手がけた。ペレストロイカ以後『悪い子のすすめ』が大ヒット。その他、算数の文章題をもじった『問題集』、大人の世界を子供の眼で面白おかしく描いた『パパママ研究』、自在な筋の発展から「ロシア児童文学初のハイパーテクスト」とも言われる長編『いろいろの話』など。2002年ロシア連邦国家賞受賞、ロシア連邦功労芸術家。2012年にはすぐれた児童文学作家に与えられるチュコフスキー賞を受賞。

 

【上映予定作品】(日本語字幕、解説付き)

ワンという名の子猫 (Котёнок по имени Гав,1976)

38オウム38попугаев, 1976

ミミナガちゃんと仲間たちУшастик и его друзья, 1979)

バーバ・ヤガーは反対!(Баба-Яга против!, 1980)

その他、当日をお楽しみに!