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2019年11月の記事一覧

講演会"Old Russian Literacy: Sources and Interpretations"

日本ロシア文学会員各位
 
ロシア東欧研究所(早稲田大学)では、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター主催、本研究所共催で、下記の要領で、講演会を開催いたします。ご興味・ご関心ある方は、是非ご参加いただけますよう、ご案内申し上げます。

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日時:2019年12月14日(土)16:00ー18:00
会場:早稲田大学本部キャンパス 14号館804教室     
講演者:Yaroslav Gorbachov氏(スラブ・ユーラシア研究センター本年度外国人研究員)
専門は歴史言語学およびスラブ言語学。ロシア中世文学に関わる学際的な研究にも従事。
論題:Old Russian Literacy: Sources and Interpretations
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ロシア東欧研究所(早稲田大学)所長 田中孝彦
連絡先 鈴木健夫 suzuken@waseda.jp

三浦基演出・地点『罪と罰』公演のお知らせ

京都の劇団「地点」による『罪と罰』公演についてお知らせ致します。

地点『罪と罰』
原作:フョードル・ドストエフスキー
翻訳:江川卓
演出:三浦基

出演:安部聡子 石田大 小河原康二 窪田史恵 小林洋平 田中祐気 
         相生翠 金子仁司 岸本昌也 河野早紀 増田知就 

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2020年
2月29日(土)19:00
3月1日(日)14:00

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2020年 
3月20日(金・祝)19:00
3月21日(土)19:00
3月22日(日)14:00

メールアドレス確認のお願い

現在、日本ロシア文学会では、学会員宛の一斉メールに、次のメーリングリスト(以下ML)を用いています。

 学会員ML:robun@yaar.sakura.ne.jp

本MLのメールが届いていない方、およびご使用中のメールアドレスを変更した/する方は、至急事務局まで、メールにてその旨ご連絡ください。新規アドレスを改めてMLに登録させていただきます。

 新規・変更メールアドレスの連絡先:事務局 yaar@yaar.jpn.org

なお、当該ML(robun@yaar.sakura.ne.jp)は送信専用です。ご返信いただいてもお答えできませんのでご了承ください。

学会事務局

国際学会「マルジナリア-2020:文化とテクストの境界」のお知らせ

広報委員会より、国際学会のお知らせです。詳細は次のファイルをご覧ください:Объявление о конференции в Поленове.doc

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Дорогие коллеги!

Приглашаем вас участвовать в международной конференции <<Маргиналии-2020: границы культуры и текста>>, которая пройдет в Поленове (Тульской обл. Заокский район, на правом берегу р. Оки, в бывшей усадьбе Борок; расстояние до Москвы -- около 130 км, до Тулы -- 70 км.) с 22-го по 24 февраля 2020 г. (суббота, воскресенье, понедельник) 
 
ОБЩАЯ ИНФОРМАЦИЯ
Гуманитарное знание предлагает традиционное членение предметных сфер, которыми занимаются специалисты, работающие в конкретных областях. При этом целые пласты явлений оказываются маргинальны, попадая на <<ничейную>> территорию, находясь между -- лингвистикой и психологией, философией и историей, искусствоведением, культурологией и т. д. Анализ конкретных проблем внутри подобных явлений с обращением к еще не охваченному традиционными дисциплинами материалу кажется наиболее эффективным способом развития методологии гуманитарного знания. Именно таким <<пограничным>> областям знаний посвящена данная конференция.

第3回 ロシア映画祭 in 東京のお知らせ

第3回 ロシア映画祭 in 東京のお知らせ


2017年(10月2日ー7日)、2018年(10月19日ー25日)に引き続き、第3回目の「ロシア映画祭」が本年は12月12日から18日まで東京で開催されることになりました。

本「ロシア映画祭」は、ソビエト時代も含めた旧作や名画の上映が多かった従来の映画祭に対比して、現代ロシアの最新映画を紹介するのが大きな特徴です。同時に来日するロシア映画製作者と観客との対話・交流が大きな魅力となっています。

ロシア側主催者は、ロシア連邦文化省とその委託を受けたGod Kino社(代表;セルゲイ・ノヴォジロフ氏)ですが、毎回、日本側で実行委員会を組織して映画祭の準備や運営に協力してきました。

参加費;無料
自由席;ただし、参加される方1名ずつ予約が必要です。

詳細は次のURLからご確認ください:http://www.jic-web.co.jp/study/stay/event.html#kino

スラ研冬期国際シンポ "Tsars' Regions between Literary Imaginations and Geopolitics"

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターでは、2019年度冬期国際シンポジウムを以下のように開催いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター2019年度冬期国際シンポジウム

"Tsars' Regions between Literary Imaginations and Geopolitics"


日時:2019年12月12日(木)・13日(金)
場所:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター(SRC)4階大会議室(403室)
使用言語:ロシア語・英語(通訳なし)

詳細は下記URLをご覧ください。

以上

関西支部 2019 年 秋季総会・研究発表会のお知らせ

関西支部 2019 年 秋季総会・研究発表会のお知らせ


次の要領で関西支部 2019 年 秋季総会・研究発表会が行われます。

日時:2019年12月7日(土)14時
会場:天理大学(杣之内キャンパス研究棟3階、第二会議室)
進行役:事務局

詳細は次のPDFファイルにてご確認ください:関西支部2019年秋季総会・研究発表会.pdf

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◎14 時 00 分:開会の言葉(支部長)

◇ 発表1:14時05分ー14時45分(40分)
報告者:中野悠希 氏
題目:ロシア語とポーランド語の前置詞句у/u+生格を用いた使役表現について
司会者:岡本崇男 氏

◎14時45分ー14時50分:休憩(5分)

◇◇ 発表2:14 時 50 分ー15 時 30 分(40 分)
報告者:有田耕平 氏
題目: M.ゾーシェンコの創作における第三の実存―『アポロンとタマーラ』と『恐ろしい夜』を中心に―
司会者:前田 恵 氏

◎15時30分~15時35分:休憩(5分)

◇◇◇ 発表3:15 時 35 分ー16 時 15 分(40 分)
報告者: 塚本善也 氏
題目: 日露戦争と台湾―『台湾日日新報』を中心に
司会者: 大平陽一 氏

◎16 時 15 分ー16 時 30 分:休憩(15 分)
◎16 時 30 分ー17 時 10 分:総会(40 分) 
◎17 時 10 分:閉会の言葉(支部長)

以上

シンポジウム「ロシア正教思想のダイナミズムの諸相」のお知らせ

シンポジウム「ロシア正教思想のダイナミズムの諸相」のお知らせ

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日時:11月30日 午後1時ー5時半
場所:早稲田大学戸山キャンパス39号館6階第7会議室
協力:早稲田大学ロシア語ロシア文学コース
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シンポジウムの趣旨:ソビエト崩壊から28年が経とうするが、この間、ロシア国民を統合する役割を担ってきたのがロシア正教であることは間違いがないだろう。じっさい、ロシア正教は988年のキリスト教受容以来、ロシア社会を動かす原動力であったが、ロシア正教の性格については、様々な議論がかわされてきた。東西教会は同じキリスト教で、その思潮には大差がなかったという説があるが、もう一方の極に、東西教会はその歴史のはじまりからかなり性格の異なるものであったとする説がある。したがって、ロシア正教の本質とは何かという問いを考えるとき、ローマ教皇を教会組織の頂点にいただく西方教会と、アウトクラトールを地上界の長にいただく東方教会の相違性について、様々な角度から真剣に議論する余地がある。この度のシンポジウムでは、「ロシア正教思想の本質とは何か」という問いに対して、3人の論者がそれぞれの専門領域で議論を提起し、一人のコメンテータがそれらの議論を論評する。


細川瑠璃(東京大学大学院博士課程):2つの世界とその越境ーパーヴェル・フロレンスキイの思想と東方キリスト教

渡辺圭(島根県立大学):20世紀前半のロシア正教会における讃名派駁論

三浦清美(早稲田大学):トゥーロフのキリル(12世紀)の文体的ダイナミズムとそこにあらわれたテオーシス思想

井上まどか:コメント


広報委員会

日本スラヴ学研究会特別講演会のお知らせ

日本スラヴ学研究会特別講演会

Green Slavic Literatures: Ecocriticism in Central and Eastern Europe

緑のスラヴ文学:中東欧のエコクリティシズム


【趣旨説明】
エコクリティシズムとは、主に英米文学研究において発生し、1990年代以降発展してきた文化批評のジャンルで、自然環境、およびその文化や人間との関係をめぐって新しい枠組みの構築を目指すものです。スラヴ語文化圏でもオルガ・トカルチュクのように環境を意識した創作活動を行う作家は増えていますが、エコクリティシズムを軸にした研究は始まったばかりといえます。今回の講演会ではポーランドとウクライナからこの分野で活躍している2人の研究者を招いて、最新の研究動向を紹介していただきます。

 【プログラム】
Opening Remarks: Hikaru Ogura (Toyo University)

Lecture 1: Anna Barcz (Rachel Carson Center for Environment and Society)
   How Literature Makes Environments Speak? The Case of Central Eastern Europe.

Lecture 2: Tamara Hundorova (Shevchenko Institute of Literature)
   The Post-Chornobyl Library: Nuclear Discourse, Postmodernism and Post-Soviet Irony

Closing Address: Susumu Nagayo (President of ISSSLL)

Chair: Go Koshino (University of Tokyo)
Language: English(通訳はつきません)
 
日時:12月7日(土)15:00ー18:00
場所:東京大学本郷キャンパス法文1号館212号室
主催:日本スラヴ学研究会
共催:科学研究費「ロシア・ウクライナ・ベラルーシの交錯―東スラヴ文化圏の領域横断的研究」、科学研究費「社会主義文化のグローバルな伝播と越境―「東」の公式文化と「西」の左翼文化」

ポスターは次のリンク先からご覧ください:Green Slavic Literatures.jpg