学会からのお知らせ Мероприятия ЯАР

学会からのお知らせ Мероприятия ЯАР

亀山郁夫×岡田暁生「オーケストラと近代市民社会のみた(悪)夢」

亀山郁夫さんと岡田暁生をさんをお招きし、ゲンロンカフェ初となる、クラシック音楽のトークイベントを開催します。「交響曲」をテーマに、歴史・社会の観点からクラシック音楽について対談していただきます。
すでにドストエフスキーなどのテーマでゲンロンカフェに登壇されている亀山さんですが、『チャイコフスキーがなぜか好き』などの著書でも知られるように、クラシック音楽にも深い造詣をお持ちです。今回はロシア文化と絡めながらクラシック音楽を存分に語っていただきます。そして、『西洋音楽史』や『音楽の聴き方』などの著書で知られる岡田暁生さんは、今もっともご活躍されている音楽評論家のひとり。音楽のみならず、人文科学全体を背景にした広い視点で音楽を語っていただきます。
ゲルギエフやクルレンツィスなど今活躍するロシア音楽の演奏家論も交えつつ、21世紀の私達の耳から、交響曲とロシア作曲家たちを捉え直していきます。

亀山郁夫×岡田暁生
「オーケストラと近代市民社会のみた(悪)夢――ベートーヴェンからショスタコーヴィチまでの交響曲を考える」
【日時】4月14日(金)19:00-21:30(延長の可能性がございます)
【場所】ゲンロンカフェ
〒141-0031 東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F 
03-5719-6821
【ご予約】http://peatix.com/event/245561/
【お問い合わせ】03-6417-9230 (ゲンロン事務所) info@genron.co.jp

第8回スラブ・ユーラシア研究東アジア大会のエントリー延長

2017年6月3-4日に、大韓民国ソウル市で、第8回第8回スラブ・ユーラシア研究東アジア大会が開催されますが、エントリーの〆切が2017年3月17日に延長されました。ぜひご参加をご検討ください。詳しくは次のファイルをご覧ください:Call for papers-The 8th EAC in Seoul(Revised).pdf

講演会「加賀乙彦氏、トルストイを語る」のお知らせ

3月11日(土)午後2時から昭和女子大学で、作家の加賀乙彦氏の講演会が開かれます。トルストイに関する様々なお話をうかがう予定です。日本トルストイ協会員以外の方のご参加も歓迎します(要事前申し込み。当日500円。ただし学生無料)。詳しくは添付のファイルをご覧ください。

問い合わせ先:日本トルストイ協会事務局
TEL 03-3411-6748
FAX: 03-3487-6850
E-mail tolstoy@swu.ac.jp

加賀さん講演案内チラシ.pdf

研究会 「戦間期ヨーロッパのロシア世界(ルースキイ・ミール)」

研究会 「戦間期ヨーロッパのロシア世界(ルースキイ・ミール)」のお知らせ

 【日時】2017年2月16日(木)13時15分ー17時30分
 【場所】東京都世田谷区駒沢1‐17‐18 駒澤大学会館246ビル7階会議室

【プログラム】
○第一部研究報告 司会・諫早勇一
13:15ー14:15 大平陽一「≪庵≫の亡命詩人たち」
14:15ー15:15 林由貴「ハンスとヘッセン:戦間期ロシア亡命者における教育思想の形成史」

○第二部招待講演
15:30ー16:30 司会・大平陽一
三好俊介「亡命期ホダセヴィチ詩篇を読む」
16:30ー17:30司会・鴻野わか菜
高橋健一郎「ニコライ・メトネルの生涯と音楽」

◎事前登録なしに、どなたでもご参加いただけます。詳細は次のファイルをご覧ください:研究会 「戦間期ヨーロッハ?のロシア世界(ルースキイ・ミール)」チラシ.pdf



スラ研特別セミナーのお知らせ(ポスター訂正・再掲)

スラブ・ユーラシア研究センター特別セミナー(再掲)

日時:2017年2月17日(金)16:00ー17:30
会場:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター401(4階)

報告者:Е.В. Головко (Институт лингвистических исследований РАН / Европейский университет в СПб)

題目: Русский язык и следы русского культурного влияния на Аляске сегодня

使用言語:ロシア語(通訳なし)
詳細は次のポスターをごらんください:alaska.pdf(訂正あり)

主催:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター
共催1:日本ロシア文学会北海道支部
共催2:北海道大学大学院文学研究科北方研究教育センター

日露青年交流センター・若手研究者等フェローシップ

日露青年交流センター・若手研究者等フェローシップに関するお知らせ

以下,日露青年交流センターからのお知らせです。
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この度、2017年度も2016年度に引き続き若手研究者等フェローシップ≪日本人研究者派遣≫≪ロシア人研究者招聘≫プログラムを実施することになりました。

本事業は、日露両国間の相互理解の促進及び協力の発展に貢献しうる研究を行う日本人若手研究者等のロシアにおける研究及びロシア人若手研究者等の日本における研究を支援することを目的としております。

研究分野には特に制限を設けませんが、日本研究及びロシア研究をはじめ本事業の目的に資する有為な研究者の応募を期待しています。

2017年12月までに渡航する方を対象とし、応募締切りは≪日本人研究者派遣≫、≪ロシア人研究者招聘≫ともに2017年3月21日(火)正午を予定しております。

このお知らせは、当センターのホームページ (http://www.jrex.or.jp/ja/bosyu.html)上でご覧いただくことができ、応募書類はダウンロードしてそのままご利用になれます。

≪日本国内連絡先≫
〒105-0003 東京都港区西新橋1-17-14
西新橋エクセルアネックス7階

日露青年交流センター 若手研究者等フェローシップ事業係
(Tel)03-3509-6001 (Fax)03?3509-6008
担当:大久保 okubo@jrex.or.jp

以上

野町素己氏が日本学士院学術奨励賞を受賞

野町素己さんが日本学士院学術奨励賞を受賞

北海道大学の野町素己さんが第13回(平成28年度)日本学士院学術奨励賞を受賞されました。これは優れた研究成果をあげ、今後の活躍が特に期待される若手研究者を対象とした賞で、野町さんの場合は、スラヴ語学、特に西スラヴ語群に属するカシュブ語および南スラヴ語群に属するバナト・ブルガリア語の詳細かつ精密な研究と、国際学界での活躍ぶりが評価されました。野町さんは日本学術振興会賞と並んで、今年度ダブル受賞となります。詳しくは、下記の学士院サイトをご覧ください。
 

アレクサンドル・アレクサンドロフ氏公開講演会のお知らせ

アレクサンドル・アレクサンドロフ氏(ロシア文学研究所)の公開講義「「社会学と文学:20 世紀初頭のロシア・ジャーナリズムにおける新しい方法とその受容」を、2017年1月12日(木)午後6時から、京都大学文学部校舎2階第4講義室で行います。詳細は添付ファイルをご覧ください。アレクサンドロフさん公開講演会チラシ.pdf

公開講義 「20世紀初頭ロシア美術における音楽というテーマ」

千葉大学文学部・公開レクチャー
「20世紀初頭ロシア美術における音楽というテーマ」
タマーラ・ガレーエワ博士(国立ウラル連邦大学・美術文化学部・准教授) 

20世紀初頭のロシアは、革命や世界戦争を背景に、「ロシア・ルネッサンス」「銀の時代」と呼ばれる文化復興の時代を迎えました。本レクチャーでは、「芸術世界」派などの銀の時代の美術をはじめ、フランスやドイツに亡命、移住した芸術家ワシーリ−・カンディンスキー、ウラジーミル・バラノフ=ロッシネー、セルゲイ・シャルシュンなどの作品もとりあげ、美術作品における音楽というテーマ、美術と音楽との関わりについてお話しいたします。20世紀初頭ロシア文化の諸相を比較文化的な視点から掘り下げる貴重なレクチャーとなります。

どなたでも自由にご聴講いただけます。ぜひ奮ってご参加ください。ご来場をお待ちいたしております。

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日時:2017年1月11日(水)14:30-16:00 (開場 14:15)
予約不要・入場無料
ロシア語(日本語への通訳付)

講演者:タマーラ・ガレーエワ博士(国立ウラル連邦大学・美術文化学部・准教授)

司会:鴻野わか菜(千葉大学文学部・准教授)    

会場:千葉大学西千葉キャンパス アカデミック・リンク・センター1階、セミナー室(まなび)I棟
千葉市稲毛区弥生町1−33
(総武線各停「西千葉駅」より徒歩8分、京成「みどり台駅」より徒歩5分)
問い合わせ先:鴻野わか菜 E-mail:  kono@chiba-u.jp  (@を半角に変えて下さい)

主催:千葉大学文学部
協力:日本ロシア文学会

*本レクチャーは、H28年度千葉大学国際交流事業「海外との組織的教育研究交流支援プログラム」、科学研究費基盤研究(C)「現代ロシア文化における文学と視覚芸術の相互的影響の解明」の助成を得て開催されるものです。

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<タマーラ・ガレーエワ博士・略歴>

1977年、国立ウラル連邦大学文学部美術史学科卒業。1987年より国立ウラル連邦大学で教壇に立ち、現在は、美術文化学部准教授。2001年に学位論文「ボリス・グリゴーリエフの創作と20世紀初頭ロシア美術における位置」で博士号を取得。著書に『ボリス・グリゴーリエフ』、『甦った石ーエカチェリンブルクのリトグラフの歴史』等、共編著に『ウラルの映画・アニメーション作家』等がある。1920-1970年代のロシア亡命作家・美術作家についての多数の論文がある他、ウラルを中心とするロシア現代美術を専門とする。大学では、「ヴィザンチン芸術」、「西ヨーロッパの中世美術」、「ロシア亡命作家の芸術」、「エカチェリンブルクの現代美術」、「現代美術のプロジェクトのキュレーション」などの講義を担当。長年に渡ってB.U.カシキン美術館現代文化センターのセンター長を務め、エカチェリンブルクで現代美術普及に努めてきた。

公開教養講座 「ロシア、エカチェリンブルクの現代美術」

千葉大学文学部・公開教養講座「ロシア、エカチェリンブルクの現代美術」
タマーラ・ガレーエワ博士(国立ウラル連邦大学・美術文化学部・准教授) 

ロシア、ウラル地方のエカチェリンブルクから、美術史研究者でキュレーターのタマーラ・ガレーエワ博士をお招きし、ウラル地方を中心とするロシア現代美術の魅力を余すところなく語っていただきます。

日本でも注目されはじめたレオニート・チシコフ(いちはらアート×ミックス2014, 2017参加/絵本『かぜをひいたおつきさま』徳間書店)、ターニャ・バダニナ、ウラジーミル・ナセトキン(大地の芸術祭2015参加)をはじめ、まだ日本では紹介されたことのない作家も含めて、ウラル地方の様々な現代美術作家について詳しくお話し下さいます。ウラル現代美術が日本で語られる初の機会となります。

どなたでも自由にご聴講いただけます。ぜひ奮ってご参加ください。ご来場をお待ちいたしております。

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日時:2017年1月12日(木)16:10-18:00 (開場 16:00)
予約不要・入場無料
ロシア語(日本語への通訳付)

講演者:タマーラ・ガレーエワ博士(国立ウラル連邦大学・美術文化学部・准教授)

司会:鴻野わか菜(千葉大学文学部・准教授)    

会場:千葉大学西千葉キャンパス 千葉大学文学部棟1階103講義室
千葉市稲毛区弥生町1−33
(総武線各停「西千葉駅」より徒歩8分、京成「みどり台駅」より徒歩5分)

問い合わせ先:鴻野わか菜 E-mail:  kono@chiba-u.jp  (@を半角に変えて下さい)

主催:千葉大学文学部
協力:日本ロシア文学会
*本公開講座は、H28年度千葉大学国際交流事業「海外との組織的教育研究交流支援プログラム」、科学研究費基盤研究(C)「現代ロシア文化における文学と視覚芸術の相互的影響の解明」の助成を得て開催されるものです。

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<タマーラ・ガレーエワ博士・略歴>

1977年、国立ウラル連邦大学文学部美術史学科卒業。1987年より国立ウラル連邦大学で教壇に立ち、現在は、美術文化学部准教授。2001年に学位論文「ボリス・グリゴーリエフの創作と20世紀初頭ロシア美術における位置」で博士号を取得。著書に『ボリス・グリゴーリエフ』、『甦った石ーエカチェリンブルクのリトグラフの歴史』等、共編著に『ウラルの映画・アニメーション作家』等がある。1920-1970年代のロシア亡命作家・美術作家についての多数の論文がある他、ウラルを中心とするロシア現代美術を専門とする。大学では、「ヴィザンチン芸術」、「西ヨーロッパの中世美術」、「ロシア亡命作家の芸術」、「エカチェリンブルクの現代美術」、「現代美術のプロジェクトのキュレーション」などの講義を担当。長年に渡ってB.U.カシキン美術館現代文化センターのセンター長を務め、エカチェリンブルクで現代美術普及に努めてきた。

秋月準也氏が小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞

日本ロシア文学会会員の秋月準也氏がブルガーコフの『ゾーヤ・ペーリツ のアパート』の翻訳で「第9回小田島雄志・翻訳戯曲賞」(2016年)を受賞しま した。

「小田島雄志・翻訳戯曲賞」は毎年優れた翻訳戯曲を提供した方を対象に 小田島雄志氏本人が選考を行います。贈呈式は2017年1月10日に行われる予定です。

http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/daigakuin/daigakuin-news08.html

国際スラヴィスト会議 2018年 発表参加募集

国際スラヴィスト会議 2018年 発表参加募集のお知らせ

日本スラヴィスト協会では、2018年8月に開催される国際スラヴィスト会議への発表参加を募集します。

参加希望者は、下掲リンク先の募集要項・分科会情報に従って、お申し込みください。

募集要項:
第16回国際スラヴィスト会議募集要項.pdf
分科会情報:Tematika XVI medjunarodnog kongresa slavista.pdf
締切り:2017年1月10日(厳守)

申し込み・問い合わせ:
日本スラヴィスト協会 slavist.japan2018@gmail.com

国際若手セミナー「文学と芸術における自伝的神話」

国際若手セミナー「文学と芸術における自伝的神話」

2017年4月26ー27日、世界文学研究所(モスクワ)で若手研究者セミナー「文学と芸術における自伝的神話」が開催されます。外国の若手研究者(ポスドク・院生含む)の参加を歓迎するとのことです。

エントリー締切は2017年3月10日です。

詳しくは次のファイルをご覧ください:Инф.письмо_2017.docx

国際交流委員会

「2017年度日本ロシア文学会賞」候補ご推薦のお願い

日本ロシア文学会では、会員による研究を奨励するため、日本ロシア文学会賞を設けています。

つきましては、下記の要領で候補作をご推薦くださいますようお願い申し上げます。

1.推薦要件、対象者、対象期間について

【推薦要件】
「日本ロシア文学会賞選考要領」を参照の上ご推薦ください。

【対象者】
論文の場合は、基本的に若手・新進の学会員を対象とします。明確な年齢の基準は設けませんが、専任職に就いていない者や、大学院生などを中心に考え、過去の受賞者は対象外とします。

著書の場合は、論文の場合よりも若干年齢が高めの者、専任職に就いている者も対象とします。また、過去に論文に対して学会賞を受賞している場合も対象外にはしません。

【対象期間】
「日本ロシア文学会賞選考要領」の規定により、本年度の対象図書は、「2016年12月31日を期限とし、その期限以前およびおよそ2年以内に刊行されたもの」、論文については、「12月末日を期限とし、その期限以前およそ1年以内に発表されたもの」が対象となります。

2.【推薦書式】推薦にあたっては下のリンクから書式をダウンロードし、必要事項を記入の上、学会事務局宛に郵送またはE-mailでご送付ください。

・2017学会賞推薦書(Word)(2017_suisen.doc
・2017学会賞推薦書(PDF)(2017_suisen.pdf

3.【締切】2017年1月31日

4.【送付先】

(郵送) 日本ロシア文学会事務局
〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学文学部 鳥山祐介研究室気付
(E-mail)prize◆yaar.jpn.org(◆をアットマークに変えてください)

* なお送付にあたっては、郵送の場合は封筒おもてに「日本ロシア文学会賞推薦」と朱書、メール送付の場合は、件名を「日本ロシア文学会賞推薦」としてください。


学会賞選考委員長
大石雅彦

2016年12月1日

講演会「社会主義リアリズムにおける隠喩としての気象」

講演会のお知らせです。

公開講義「国内戦期はどんな天気?社会主義リアリズムにおける隠喩としての気象」
講師:ヴィクトル・ヴィユーギン氏(ロシア科学アカデミー・ロシア文学研究所)
2016 年 12月 1 日(木) 18時15分開始 
京都大学文学研究科(文学部校舎) 2階 第5講義室
聴講無料・予約不要  使用言語:ロシア語(通訳あり)

詳細はこちらをご覧ください。
ヴィユーギンさん公開講演会チラシ.pdf

講演会『トルストイの直弟子といわれた日本人―わが祖父小西増太郎』

講演会『トルストイの直弟子といわれた日本人―わが祖父小西増太郎』

小西はモスクワ大留学中、トルストイと共同で『老子』をロシア語に翻訳したことからトルストイの信頼を得、交際が始まった。

講師 吉橋泰男(実孫)

日時 12月10日(土)14:00~16:00

会場 日本記者クラブCホール(日本プレスセンタービル10階)

会費 一般3,000円 会員2,500円 学生1,800円

申込 NPO日ロ交流協会 03-5563-0626

詳しくはこちら 第42回懇話会トルストイチラシ完.pdf

 
  

日本ロシア文学会大賞(2017年度)受賞候補者推薦のお願い

日本ロシア文学会では2014年度より「日本ロシア文学会大賞」を設け、ロシア語、ロシア文学、ロシア文化の研究、教育、普及、翻訳に携わり多大な業績をあげられた会員の功績を、顕彰することとなりました。第1回、第2回はそれぞれ井桁貞義氏、吉岡ゆき氏が受賞されました。第3回は諫早勇一氏が受賞され、本年度の大会初日に授賞式と受賞記念講演が行われました。

現在、この日本ロシア文学会大賞の2017年度受賞候補者の推薦を受け付けています。会員の皆様には、下記により、この賞の受賞にふさわしい候補者を広くご推薦くださいますよう、お願いいたします。

なお推薦書の書式中「候補者の略歴」「候補者の代表的な業績」欄につきましては、お分かりの範囲で簡略に書いてくださって結構です。



1)別掲の「日本ロシア文学会大賞に関する内規」「日本ロシア文学会大賞 細則」に従って推薦する。(「学会会則規定等」のページでご覧ください。)

2)推薦募集の締め切りは2016年12月31日とする。

3)推薦書は下掲の「推薦書書式」を用いて作成する。

4)推薦書は日本ロシア文学会事務局宛に郵送あるいはメール添付で送付する。(封筒の表書きあるいはメールの標題に、推薦書であることが分かるよう明記してください。また確認のため、受領後できるだけ早く事務局より連絡しますのでご注意ください。)

日本ロシア文学会大賞選考委員会委員長 沼野充義

日本ロシア文学会事務局 連絡先
郵送:〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学文学部 鳥山祐介研究室内
メール:yaar◆yaar.jpn.org(◆をアットマークに変えてください)

推薦書書式:学会大賞第4回推薦書書式.docx
(書式がダウンロードできない場合は事務局にご請求ください)

国際セミナー:Beseda 2016: Russian Culture Old and New, Tradition and Evolution

12月3日(土)に早稲田大学(戸山キャンパス)にて、ロシア文学に関する国際セミナーを開きます。詳細は次のファイルをご覧ください:Programme_Beseda 2016.12.pdf

ロシアからは2名、日本からは3名の報告があります。
討論時間も多めにとっています。ロシア語での議論の練習としても良い機会とのことですので,この機会に,周囲のご同僚・院生の皆さんにてお誘いあわせのうえご参加下さい。

Beseda 2016: Russian Culture Old and New, Tradition and Evolution

The seminar will be held at Waseda University (Tokyo) on Saturday, December 3, 2016.
The aim of the seminar is to reflect upon several aspects of Russian literature and culture from the viewpoint of the interaction of Old and New, or tradition and evolution. In order to make our disscusion more fruitful, we will invite five speakers who are specialists in various time periods and research fields from Russia and Japan. It is hoped that the resulting dialogue between these experts will help open up new avenues of study and create some interesting findings. We welcome all who have interest in this subject. The seminar is supported by Japan Society for the Promotion of Science (Kakenhi No. 26284045, 26580065).

広報委員会

日本におけるロシア語バイリンガル教育の現在

2016年11月13日(日)、東京外国語大学にてシンポジウム「日本におけるロシア語バイリンガル教育の現在―学校と家庭での可能性、ポテンシャルを引き出すには」が行われます。詳細は以下のファイルをご覧ください。

Программа конференции-2016(日本語)最終.png
Программа конференции-2016.pdf

会誌『ロシア語ロシア文学研究』49号への投稿エントリー

会誌『ロシア語ロシア文学研究』第49号(2017年10月刊行予定)への、研究論文、書評ならびにパネル報告などの投稿エントリーは、2016年11月30日(水)が締め切りです。

申し込みに際しては、エントリー用紙をこちらからダウンロードして必要事項を記入し、電子メールに添付して下記のアドレス宛にお送り下さい。なお、電子メールの不具合等がないとも限りません。余裕をもって早めに申し込んでいただけると幸甚です。


査読用原稿の提出期限は、2017年1月31日(火)です。詳細については、後日,申し込みのあった方に個別に電子メールでお知らせいたします。

2016年10月20日
編集委員会

ミハイル・カラシク (Mikhail Karasik)氏特別講演

特別講演のお知らせ
ミハイル・カラシク (Mikhail Karasik)氏
(アーティスト、作家、評論家:サンクト・ペテルブルグ在住)
 
建築、100年の神話
―― 構成主義 / 新古典主義論争 ――
"Архитектурный миф столетия. Спор конструктивизма с неоклассикой"

日時:2016年11月11日(金)17:00−18:30
会場:東京大学文学部(本郷キャンパス)3号館7階 スラヴ文学演習室
The University of Tokyo, Faculty of Letters cor. 3, the 7th floor
所在地:〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
交通:地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷3丁目」、南北線「東大前」などから徒歩10分
Metro:  “Hongo 3 cho-me” or “Todai-mae”
 *  予約不要。専門的関心をお持ちの方のご来聴を歓迎します。講演はロシア語日本語で行われます。No reservation needed. In Russian only.

講演内容
そのほとんどが実現しなかった神話的存在にもかかわらず、20世紀のソ連芸術を考えるうえで重要な意味を持っている「文化宮殿プロジェクト」について、自身の芸術創作実践の紹介も交えつつ、講演を行う。

研究書著作『ソヴィエト文化宮殿:建築プロジェクトのコンクール』、『ソ連版バベルの塔』
美術カタログ『レニングラードの構成主義建築』、『ヒデケリへのオマージュ』
*ラザリ・ヒデケリ(ロシア・アヴァンギャルドの画家、デザイナー、建築家。) 
Lazar Khidekel: an artist, designer, visionary architect and theoretician, who is noted for realizing the abstract, avant-garde Suprematist movement through architecture.

В этой лекции Михаил Карасик будет рассказать об одном важнейших советских художественных проектов ХХ века −− строительстве Дворца Советов, который не был реализован практически, но реализовался как архитектурный миф. По этой теме напишаны им две работы: "Дворец Советов: конкурс проектов" и "Вавилонская башня СССР", а в качестве контраста еще два альбома: "Ленинградский архитектурный конструктивизм" и "Оммаж Хидекелю".

主催・問い合わせ先 東京大学文学部スラヴ語スラヴ文学・現代文芸論研究室 電話03-5841-3847(スラヴ)

講師のプロフィール
ミハイル・カラシク Mikhail Karasik(1953年レニングラード生まれ)
サンクト・ペテルブルグ在住のアーティスト。アーティスツ・ブックの分野におけるロシアの第一人者として知られるほか,1995年にアンナ・アフマートワ博物館で開催された《ハルムス・フェスティヴァル》をはじめとするブックデザインをめぐる数多くの展覧会のキュレーター,図録の編著者として国際的に活躍。作品はロシア美術館,トレチャコフ美術館,ポンピドゥー・センター,メトロポリタン美術館などの美術館,図書館に所蔵されている。

関連サイト exhibition
"Mikhail Karasik Colour is Optics" 02/06/2015 - 09/10/2015  
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主要展覧会
■ 1990 − Литературно-мемориальный музей Ф. М. Достоевского, Ленинград;
■ 1992  Выставочный центр ?У книгоиздателя И. Д. Сытина?, Union Gallery, Москва;
■ 1993  Музей Гуттенберга, Майнц;
■ 1993  Центральный дом художника, Москва;
■ 1994  Кабинет эстампов. Музей изобразительных искусств, Женева;
■ 1995  Музей Анны Ахматовой в Фонтанном доме, Санкт-Петербург;
■ 1995  Ярославский художественный музей, Ярославль;
■ 1997  Государственный Эрмитаж. Научная библиотека, Санкт-Петербург;
■ 1998  Саксонская государственная библиотека, Дрезден;
■ 1998  Музей искусств, Чикаго;
■ 2001  Государственный музей изобразительных искусств им. А. С. Пушкина, Москва;
■ 2003  Государственный Русский музей, Санкт-Петербург;
■ 2004  Екатеринбургский музей изобразительных искусств, Екатеринбург;
■ 2007  Галерея Anna Nova, Санкт-Петербург.


アレクサンドル・ウジャンコフ博士(ゴーリキー文学研究所)特別談話会

2016年10月26日(水)16時30分−18時00分、京都大学吉田南キャンパス(総合人間学
部棟3階1306講義室)にて、アレクサンドル・ウジャンコフ博士(ゴーリキー文学研
究所教授)の《イーゴリ軍記》に関する特別談話会が開催されます。来聴歓迎です。
(ロシア語、通訳無し)
アレクサンドル・ウジャンコフ先生特別談話会(2016年10月).pdf

2016年度国際交流助成報告(その2)

ロシア文学会では2016年度、7件の国際交流助成を行いました(国際学会参加5件、公開研究会・シンポジウム等2件)。助成対象者である田中沙季氏、光井明日香氏、坂中紀夫氏、金沢友緒氏の国際学会報告を掲載します:

 田中沙季「
第31回スターラヤ・ルッサ国際学会『ドストエフスキーと現代』参加報告記」2016Tanaka_Saki.pdf
 光井明日香「第 5回大学院生のため中欧言語会議に参加して」2016Mitsui_Asuka.pdf
 坂中紀夫「ロマン・キム国際会議報告記」2016Sakanaka_Norio.pdf
 金沢友緒「第14回国際18世紀学会に参加して」2016Kanazawa_Tomoo.pdf

なお、助成報告(その1)はこちらをご覧ください。

2016年度国際交流助成報告(その1)

ロシア文学会では2016年度、7件の国際交流助成を行いました(国際学会参加5件、公開研究会・シンポジウム等2件)。助成対象者である泊野竜一氏の国際学会報告、および、鴻野わか菜氏の公開レクチャー報告を掲載します:
 泊野竜一「第40回国際学会『ドストエフスキーと世界文化』に関する報告」2016Tomarino_Ryuichi.pdf
 鴻野わか菜「アンナ・パーニナ氏公開レクチャー『映画翻訳を語る』」2016Kono_Panina.pdf

なお、助成対象の1つである国際セミナー「現代スラヴ・アスペクト研究の動向」については、金子百合子氏による報告記がすでに掲載されております。詳細はこちらをご覧ください。

日本トルストイ協会講演会のお知らせ

日本トルストイ協会では、毎年2回、3月と9月に講演会を開いています。
日時:2016年9月17日(土)午後2時開会
会場:昭和女子大学 本部館3階中会議室
講師:佐藤雄亮氏(モスクワ大学講師)「前期レフ・トルストイの生活と創作:作家の<内なる女性像>から生じた問題とその解決を中心に」
非協会員の方は事前登録が必要です。詳しくは添付ファイルをご覧ください。

非会員向けの案内チラシ.pdf

2016年度日本ロシア文学会賞・日本ロシア文学会大賞選考結果

2016年度日本ロシア文学会賞・日本ロシア文学会大賞選考結果


2016年度の日本ロシア文学会賞、ならびに日本ロシア文学会大賞の受賞者が決まりましたのでお知らせします。

日本ロシア文学会賞



受賞者(2名)

 【著書】大野 斉子 氏『シャネル№5の謎 帝政ロシアの調香師』(群像社、2015年、320頁)
 【論文】竹内 ナターシャ 氏「ソログープ『光と影』における影絵あそびとしての「演劇」の役割:「子供」と「変容」のテーマの繫がり」(『ロシア語ロシア文学研究』第47号)
 講 評(『ロシア語ロシア文学研究』第48号に掲載)
 受賞者のプロフィールと受賞のことば


日本ロシア文学会大賞

 受賞者
諫早 勇一 氏
授賞理由(短縮版)

第3回日本ロシア文学会大賞は、諫早勇一氏(同志社大学名誉教授、現在名古屋外国語大学中央図書館長・教授)に授与されることに決定した。

授賞の理由は、諫早氏が(1)ロシア文学の先駆的研究、(2)大学におけるロシア語教育、(3)学会運営の革新と充実、という三つの分野のすべてにおいて多大な貢献をしたということである。

(1)諫早氏は研究者としての経歴の初期から、従来の伝統的なロシア文学研究の世界では手薄であった比較文学的アプローチを積極的に試みるとともに、亡命文学研究の分野において先駆的な業績を次々に挙げてきた。特に、それまで事実上英語文学の専門家の領域と見なされていた亡命作家ナボコフを、初めて本格的にロシア語ロシア文学の専門家の側から研究の対象とした功績は研究史上画期的である。諫早氏の亡命ロシア研究はさらに、個別の作品・作家研究のレベルを超えて、亡命ロシア人の都市としてのパリ、プラハ、ベルリンなどを次々に研究対象として重要な著作を次々に刊行し、常に日本における亡命ロシア文化研究を主導してきた。

(2)諫早氏は1991年に同志社大学に赴任後、2013年に定年退職するまで、同大学におけるロシア語教育の発展に大きく貢献した。とりわけ1993年に同大学言語文化研究センター教授に就任以降、第2外国語としてのロシア語教育に尽力した結果、1000名を超える驚異的な数の受講生を擁するロシア語教育体制を作り上げた。その波及効果は広く関西圏全体に及び、同志社大学は関西圏のロシア語教育普及のための大きな原動力となった。

(3)諫早氏は、日本ロシア文学会の中核的な会員として、1997年から理事、監事、学会賞選考委員、学会誌編集委員、関西支部長などの要職を歴任した後、2009年から6年間にわたって副会長を務めた(さらに2011年からは、2年事務局長も兼任するという激務をこなした)。副会長の時代には様々な新機軸の実現に尽力した。

諫早氏はこれらの多面的かつ精力的な仕事を通じて同僚たちを鼓舞し、後進の世代にとって輝かしい導きの星となってきた。このような優れた研究者・大学人は日本ロシア文学会の誇りとするところであり、第3回日本ロシア文学会大賞を同氏に贈ることは、選考委員会にとって大きな喜びである。
授賞理由(正式版)と受賞のことば

日本ロシア文学会大賞選考委員会

北海道大学大学院文学研究科 准教授の公募のお知らせ

北海道大学大学院文学研究科 准教授の公募のお知らせ

北海道大学大学院文学研究科では、「ロシア語学」の分野で准教授1名(採用日:平成29年4月1日)を公募しています。

詳細については、下記の北海道大学ホームページをご覧下さい。

以上

国際会議「ロシア文学:文化・民族的伝統の対話」

国際会議「ロシア文学:文化・民族的伝統の対話」

2016年10月13---15日にエカテリンブルグで国際会議「ロシア文学:文化・民族的伝統の対話」が開催されます。

エントリーの締め切りは2016年8月末です。日本からの参加者を歓迎するとのことです。
詳しくはこちらをご覧ください:Дергачевские чтения_2016-1.doc

2016年度日本ロシア文学会北海道支部会のお知らせ

2016年度日本ロシア文学会北海道支部会(研究発表会・総会)

日時 2016年7月2日(土)14時00分ー17時30分 
会場 北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟 W408教室

 (*地図の下から1/4辺りの中央です。中心の道路を下から行くと右側の建物です)
  
14時00分ー14時10分 開会 支部長あいさつ 岩本和久(稚内北星学園大学)
  
 14時10分ー16時30分 研究発表会

 14:10ー14:40 「『検察官』における古典主義演劇からの変容」(仮)
  発表:植木健二(北海道大学大学院文学研究科博士課程)
  司会:飯田梅子(札幌大学)

 14:40ー15:10 「モノ・オペラ『アンネの日記』ーーナチス時代の少女を描く「現代音楽」」
  発表:神竹喜重子(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター非常勤研究員)
  司会:宇佐見森吉(北海道大学)

 15:30ー16:00 「アルゼンチンの古儀式派作家D.ザイツェフによる『ダニール・テレンチェヴィチ・ザイツェフ自伝』出版をめぐって」
  発表:塚田力(通訳業)
  司会:大西郁夫(北海道大学)

 16:00ー16:30 「"История советской фантастики" Р.С. Каца. Ее литературное значение и отзвуки 」(ロシア語)
  発表:梅村博昭(所属なし)
  司会:佐藤亮太郎(旭川医科大学)

 16時45分ー17時30分 総会 司会:大西郁夫(北海道大学)
 1.平成27年度活動報告(理事会、および北海道支部)
 2.平成27年度会計報告
 3.その他

公開シンポジウム「セルボクロアチア語の在りし場所」のお知らせ

7月17日(日)、京都大学文学部新館第7講義室で、標記の公開シンポジウムを開催します(14:15開場、使用言語:英語、講師:ボヤン・ベリッチ氏(ワシントン大学講師)、野町素己氏(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター准教授))。

詳しくは添付のチラシをご覧ください。皆様のご来場をお待ちしています。シンポジウム7-17.pdf

東北支部 2016年研究発表会のお知らせ

東北支部 2016年研究発表会のお知らせ


東北支部 2016年研究発表会が以下のとおり開催されますので,ご案内いたします。


日時:2016年7月2日(土)
会場:岩手県立大学アイーナキャンパス 学習室3
(盛岡市盛岡駅西通1-7-1 岩手県民情報交流センター(アイーナ)7F)


詳細は次のプログラムをご覧ください:東北支部研究発表会2016.pdf


以上

関東支部春季研究発表会のお知らせ

日本ロシア文学会関東支部春季研究発表会が下記の要領で開催されます。ふるってご参加ください。

日時:2016年6月4日(土)10:50--
会場:早稲田大学(戸山キャンパス)36号館681教室

■プログラム(Word版

◆10:50-11:00 支部長挨拶
________________________________________
研究報告(修士論文の部)

11:00-11:30
ナザランカ・カチャリーナ(東外大院) ジェンダー的視点から見たトルストイと有島―『アンナ・カレーニナ』と『或る女』を中心に
(司会:覚張シルビア)

11:30-12:00
安野直(早大院) リュドミラ・ウリツカヤ短編作品群における国家と性の表象
(司会:沼野恭子)

12:00-12:30
五月女颯(東大院) イリア・チャウチャワゼの「グルジア」
(司会:八木君人) 

昼食・総会(12:30-13:30)
________________________________________

13:30-14:00
阿佐遼平(東大院)『婚礼』と“ポーランド人”の民族性―エスニックな感情の源泉と行方
(司会:小椋彩)

14:00-14:30
木原槙子(東大院) ポーランド・ロマン主義における「バラードマニア」―浪漫性とバラードをめぐる議論を通して
(司会:鳥山祐介)                                                   

14:30-15:00
畔柳千明(東大院) 北京宣教団とイアキンフ・ビチューリン
(司会:三浦清美)

15:00-15:30
早川萌(東大院) 画家イリヤ・レーピンの滞仏期作品を再評価する試論
(司会:上野理恵)

休憩(15:30-16:00)
________________________________________
16:00-16:30
細川瑠璃(東大院)フロレンスキイの天動説 ―無限と不連続性を中心に―
(司会:貝澤哉)

16:30-17:00
宮内拓也(東外大院)ロシア語名詞句の統語構造と名詞句内の要素の語順
(司会:堤正典)

研究報告(博士論文の部)

17:00-17:35
阿出川 修嘉(東外大院)現代ロシア語におけるモダリティとアスペクトのカテゴリーに関する一考察:可能性のモダリティと体のカテゴリーの相関関係について
(司会:朝妻恵理子)
________________________________________
◆17:35-17:45 閉会の辞

■18:00 -- 20:00 懇親会 (会費一般4000円、大学院生3000円)

以上

特別講演 望月哲男氏「ドストエフスキーと古儀式派」

特別講演のお知らせ
望月哲男氏
(ロシア文学者・北海道大学名誉教授・日本ロシア文学会会長)

ドストエフスキーと古儀式派
――『カラマーゾフの兄弟』の教会裁判論を入り口に――




コメンテーター:亀山郁夫(名古屋外国語大学学長)
司会:沼野充義(東京大学教授)

日時:2016年5月13日(金) 16:30-18:30(開場16:00)
場所:東京大学本郷キャンパス内 山上会館 2F大会議室(定員120名)
交通:地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷3丁目」、南北線「東大前」、千代田線「根津」などから徒歩10-12分。

無料・事前予約。専門的関心をお持ちの方のご来聴を歓迎します。予約は不要ですが、満席の場合は立見をお願いすることもありますので、予めご了承ください。
詳細HP: http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~slav/04event/lecture.html
 
この3月で長年の勤めを終え、多大な功績を残して北大スラブ研究センターを退任された望月哲男先生の記念最終講義は、3月末に札幌で盛大に行われました。しかし、北海道まで行くことができず、講義を聞けなかったため残念がっている人たちが東京近辺にたくさんいます。

そこで、別途東京で機会を設けるため、望月氏の母校で特別講演を開催する運びとなりました。終了後は望月さんを囲んで懇親会を行いますので、心行くまでご歓談いただければと思います。皆様のご来場をお待ちしております。

なお、講演は予約不要で、どなたでも自由に先着順に入場していただけますが、万一、満席の場合は立見をお願いする場合もありますので、予めご了承いただければ幸いです。

懇親会につきましては、当日参加も席に余裕のある限り受け付けますが、できるだけ事前に予約をお願いします
 
懇親会
講演終了後 午後7時-- Bistro Kouzo (ビストロ・コウゾウ) 
文京区湯島4-6-17(講演会場から徒歩10分)、電話050-7300-4250
    会費6000円(非常勤職・博士課程の方4000円、修士・学部学生の方2000円)
http://r.gnavi.co.jp/6v50yz8x0000/map/
予約は専用メールアドレス:slav.lecture■gmail.comまで(■はアットマーク)
 
講演趣旨(講師より)
『カラマーゾフの兄弟』の1部2編5章に登場する教会裁判論は、国家と教会の包摂関係や役割分担にかかわる議論として同時代性を持つと同時に、重要なテーマ提示機能を担っていると思われます。それはまず宗教的共同体の本質とは何か、教会と社会のかかわりはどうあるべきかという、作品の中心的関心に通じています。また同じく作品に通底する裁きのテーマ、包摂と排除のテーマ、さらに許しや寛容の問題とも関係しているように見えます。ではこの話題は、同じくロシア教会の関心事だったラスコール(教会分裂)および古儀式派の問題とどう関連するでしょうか? 講演では、この教会裁判論を入り口として、ドストエフスキーのラスコール観を語ってみたいと思います。
 
講師プロフィール
望月哲男(もちづき・てつお) ロシア文学者、1951年静岡市生まれ。元北海道大学スラブ研究センター長。北海道大学名誉教授、現在日本ロシア文学会会長、国際ドストエフスキー協会(International Dostoevsky Society)副会長。

ドストエフスキー研究を出発点に、19世紀から現代の最先端の作家ソローキンに至るまで、近現代のロシア文学の研究・翻訳に精力的に携わってきた。また北海道大学スラブ研究センターを拠点に、数々の国際シンポジウムなどを手がけ、世界的なロシア文学研究者ネットワークの構築に貢献、いくつもの共同研究プロジェクトのリーダーを務めてきた。最近は古典の翻訳にも意欲を示し、ドストエフスキー、トルストイ、プーシキンなどの清新かつ正確な新訳が高く評価されている。新訳『アンナ・カレーニナ』(光文社古典新訳文庫)は、ロシア科学アカデミー「プーシキンスキー・ドーム」が制定した「最優秀ロシア文学翻訳賞」(2010年度)を授与された。
 
主催:科学研究費 基盤研究(A)25243002「越境と変容―グローバル化時代におけるスラヴ・ユーラシア研究の超域的枠組みを求めて」

共催:東京大学文学部スラヴ語スラヴ文学研究室・現代文芸論研究室
問い合わせ先:スラヴ語スラヴ文学研究室 03-5841-3847

会場地図

染谷茂『ロシア語文法夜話 The Practical Study of Russian』

研究社『ロシア語辞典』編集者の一人である、故・染谷茂先生の本が出版されました。タイトルは『ロシア語文法夜話 The Practical Study of Russian』で、揺籃社から出版されています。(価格は¥2,500+税、248ページ)

この本は『染谷茂文法小話 Русский язык в моей жизни』という書名で1979年に美顕プリンティングから出版されたもの(絶版)に新たに2編の論文を加え、日本語表記の旧字体を新字体に改めたものです。


国際会議「世界の文化的コンテクストにおけるロシア文芸」

国際会議「世界の文化的コンテクストにおけるロシア文芸」のお知らせ

2016年4月17--20日、モスクワ近郊にてドストエフスキー基金主催の国際会議「世界の文化的コンテクストにおけるロシア文芸」があります。応募締切は2016年3月15日です。

くわしくはこちらをご覧ください: 160417Dostoevsky Fond.pdf
エントリーフォーム:160417Dostoevsky Fond application form.doc

以上

【変更あり】シンポ「今、ロシア文学を考える」

現代ロシアを代表する文芸学者、A. V. レデニョフ氏とI. A. エサウーロフ氏による講演と質疑応答

【日時】2016年3月11日(金)14:30--17:30
【場所】東京大学駒場キャンパス (旧)18号館1階メディアラボ→(新)アドミニストレーション棟 学際交流ホール
【使用言語】ロシア語(同時通訳付き)
【その他】入場無料・事前予約不要

新しい詳細はこちらをご覧ください。シンポジウムチラシA4会場等変更.pdf

朗読劇『ディブック――二つの世界のはざまで』

《ポーランド文学古典叢書》第5巻
西成彦編『ディブック/イヴォナ』(未知谷)刊行記念企画

シアターXカイ特別提携公演

dybbuk projekt
朗読劇『ディブック――二つの世界のはざまで』(S・アン=スキ作、赤尾光春訳)


日時:2016年2月4日(木)/5日(金)18:00--20:45(開場は開演の30分前)

場所:劇場 東京・両国 シアターX(カイ)

参加費:無料(各回につき定員160名)

予約受付:070-5350-1972 / e.pithecanthropus[at]gmail.com(atは@に変換してください)[赤尾]

詳細:http://jjsk.jp/news/2015/12/15/dybbuk-projekt/



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S・アン=スキ『ディブック』の刊行を記念して

2015年10月、ポーランド文学古典叢書第5巻として『ディブック/イヴォナ』(西成彦編、赤尾光春・関口時正訳)が刊行されました。『ディブック』とは、ユダヤの民間伝承に伝わる悪霊伝説を下敷きに、前世の契りによって結ばれた若い男女が辿る悲劇を描いたユダヤ演劇史上もっとも有名な戯曲です。


1920年にワルシャワでイディッシュ劇団による初演が好評を博し、1922年にはモスクワでヘブライ語劇団による上演が大反響を呼んで以来、この作品は、英語、ドイツ語、ロシア語、フランス語、ポーランド語、ウクライナ語、スウェーデン語、ブルガリア語、ルーマニア語、エスペラント語などに翻訳されて上演され、世界中の観客を魅了してきました。その反響は遠く日本にも及び、1930年(昭和5年)には、「ディブツキ」(エス・アンスキイ作)として『世界戯曲全集』(世界戯曲全集刊行會)の第39巻(西班牙・猶太劇集)に収録されています。今回の翻訳は実に85年振りの「再訳」にして、イディッシュ語による戯曲テクストの日本語訳としては初の試みとなります。


『ディブック』は、とくにロシア演劇界の鬼才Y・ワフタンゴフ演出による「ハビマ座」の上演(ヘブライ語)が世界演劇史上に残る伝説的な舞台の一つとなり、これを観たソ連映画界の巨匠セルゲイ・エイゼンシュタインは生涯忘れ得ぬ経験の一つに挙げ、ドイツ演劇界の「皇帝」マックス・ラインハルトは「これは演劇ではない、神の礼拝だ」と述べています。また、映画、ラジオ、テレビ、オペラ、バレエなどに次々と改作され、バレエ作品『ディブック』にはレナード・バーンスタインが楽曲を提供しています。


このようにユニークな遍歴を辿った作品の日本語訳の刊行を記念して、朗読劇『ディブック』の上演と東欧ユダヤ音楽の演奏会(シアターX)を開催いたします。さらに公演最終日の翌日(2月6日[土])には、記録映画の上映とシンポジウム「越境するユダヤ演劇」(東京大学本郷キャンパス)も予定しています。

このたびの企画が、失われた東欧ユダヤ世界の豊穣な文化のみならず、演劇がもつ文化的越境の可能性に触れていただける機会となれば幸いです。

dybbuk projekt代表 赤尾光春


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主催:文部科学省・科学研究費・基盤研究(B)「「ユダヤ自治」再考――アシュケナージ文化圏の自律的特性に関する学際的研究」(研究代表者:赤尾光春)

共催:大阪大学文学研究科ドイツ文学研究科

協力:未知谷、神戸ユダヤ文化研究会

本企画はJSPS 科研費 26284115 の助成を受けて実施するものです。
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プログラム:

第1部(18:00--18:50)

解説:「『ディブック』の文化的背景について」
            赤尾光春(大阪大学)

演奏会:「東欧ユダヤ音楽とハシディズムの旋律(ニグン)」
 ドレイデル・トリオ
  クラリネット:樋上千寿(オルケステル・ドレイデル)
  アコーディオン:秦コータロー
  歌:赤尾光春


第2部 (19:00--20:45)

朗読劇:『ディブック――二つの世界のはざまで』
演出:鈴木径一郎(sputnik.)
出演:岸本愉香(sputnik./第2劇場)、宮本荊(LifeR)
石田雅章(劇団イシダトウショウ)
濱本直樹(DanieLonely)
江本真里子、小中太、赤尾光春

「日本ロシア文学会大賞」推薦期間延長のお知らせ

第3回「日本ロシア文学会大賞」推薦期間延長のお知らせと推薦のお願い 

日本ロシア文学会では、2015年10月1日より、第3回「日本ロシア文学会大賞」受賞候補者の推薦受け付けを行い、12月31日に締め切りました。

本来であればその結果を受けて、審議を開始すべきところではありますが、大賞選考委員会で慎重に協議した結果、有意義な選考を行うためには期間を延長してさらなる推薦をお願いするのが妥当と判断し、1月31日まで推薦を受け付けることといたしました。会員の皆様には、下記に従い、この賞の受賞にふさわしい候補者を是非ともご推薦くださいますよう、お願いいたします。 

なお推薦書の書式中「候補者の略歴」「候補者の代表的な業績」欄につきましては、お分かりの範囲で簡略に書いてくださって結構です。

記 

1.別掲の「日本ロシア文学会大賞に関する内規」「日本ロシア文学会大賞 細則」に従って推薦する。(「学会会則規定等」のページでご覧ください。) 

2.推薦募集の期間を延長し2016年1月31日までとする。 

3.推薦書は次の「推薦書書式」を用いて作成する: 日本ロシア文学会大賞(2016年度)推薦書式.docx(ダウンロードできない場合は事務局にご請求ください)

4.推薦書は日本ロシア文学会事務局宛に郵送あるいはメール添付で送付する。(封筒の表書きあるいはメールの標題に、推薦書であることが分かるよう明記してください。また確認のため、受領後できるだけ早く事務局より連絡しますのでご注意ください。) 

日本ロシア文学会大賞選考委員会委員長 沼野充義

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日本ロシア文学会事務局 連絡先
郵 送:〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学文学部
鳥山祐介研究室内
メール:yaar■yaar.jpn.org(■はアットマーク)

国際セミナー報告「現代スラヴ・アスペクト研究の動向」

金子百合子氏(神戸市外国語大学)より,日本ロシア文学会協賛のもとで2015年11月16日に神戸市外国語大学にて催された国際セミナー「現代スラヴ・アスペクト研究の動向」の報告が届きました。詳細は次のファイルからご覧ください。




広報委員会

日露青年交流センター<日本人研究者派遣><ロシア人研究者招聘>

日露青年交流センターより、2016年度若手研究者等フェローシップ<日本人研究者派遣><ロシア人研究者招聘>プログラムのお知らせが届いております。

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本事業は、日露両国間の相互理解の促進及び協力の発展に貢献しうる研究を行う日本人若手研究者等のロシアにおける研究及びロシア人若手研究者等の日本における研究を支援することを目的としております。研究分野には特に制限を設けませんが、日本研究及びロシア研究をはじめ本事業の目的に資する有為な研究者の応募を期待しています。
 
2016年12月までに渡航する方を対象とし、応募締切りは≪日本人研究者派遣≫は2016年3月22日(火)正午、≪ロシア人研究者招聘≫は2016年3月18日(金)正午を予定しております。
・お問い合わせは、日露青年交流センター若手研究者等フェローシップ担当(大久保)までお願いいたします。
 
・このお知らせは、当センターのホームページ (http://www.jrex.or.jp/ja/bosyu.html)上でご覧いただくことができ、応募書類はダウンロードしてそのままご利用になれます。
 
・また、当該事業に関しましては外務省ロシア交流室が所掌しておりますので、年初には外務省ホームページの「イベント情報」(http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/index.html)やロシアの日本国大使館・総領事館のホームページからもご覧いただける予定です。

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日露青年交流センター
大久保加菜
okubo■jrex.or.jp(■を@に変えてください)

〒105-0003東京都港区西新橋1-17-14 西新橋エクセルアネックス7階
TEL: 03-3509-6001 / FAX:03-3509-6008
URL:http://www.jrex.or.jp
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本サイトのバージョンアップについて

2015年12月20日に本サイトのソフトウェアをバージョンアップしました。
(旧)NetCommons2.3.0.0
(新)NetCommons2.4.2.1
それに伴い,サイトのデザイン,サイト内の配置に若干変更を加えました。

おもな変更:
・「学会からのお知らせ」をトップページに移動
カレンダー「学会関連その他の催し」を左カラムに新設
・ブログ形式の記事が,Twitter と Facebook に連携(情報の共有にご協力下さい)
など

また,スマートフォンでの表示が「モバイル表示」となり,視認性が高まりました。
(PC表示に戻ってしまう場合は,ご使用のブラウザの閲覧履歴を削除してください。なお「モバイル表示」では,いくつかのリンク切れが確認されています。お気づきの点などございましたら,広報委員会(pr■yaar.jpn.org)までご一報いただければ幸いです;■を@に変えてください。

いままで「公募・外部イベント情報」に掲載されてきた情報については,今後,公募関連の情報と学会内のイベント情報はトップページの「学会からのお知らせ」に,また学会内外のイベント情報は,左カラムのカレンダー「学会関連その他の催し」に掲載してまいりますので,ご了承下さい。

広報委員会では,ひきつづきロシア文化に関する皆さまからの情報をお待ちしております。今後もなにとぞ宜しくお願い申し上げます。

2015年12月21日 広報委員会
pr■yaar.jpn.org(■を@に変えてください


追記(2015年12月24日)

左カラムに新設しましたカレンダー「学会関連その他の催し」は,一覧性,操作性の観点から,その後,別途新設しましたページ「学会カレンダー」に移しました。ご理解とご協力をお願い致します。

追記2(2015年12月26日)
広報委員会への連絡窓口を設けました。ご利用ください。

広報委員会



「2015年度日本ロシア文学会賞」候補ご推薦のお願い

日本ロシア文学会では、会員による研究を奨励するため、日本ロシア文学会賞を設けています。つきましては、下記の要領で候補作をご推薦くださいますようお願い申し上げます。
1.推薦要件、対象者、対象期間について

【推薦要件】
「日本ロシア文学会賞選考要領」を参照の上ご推薦ください。

【対象者】
論文の場合は、基本的に若手・新進の学会員を対象とします。明確な年齢の基準は設けませんが、専任職に就いていない者や、大学院生などを中心に考え、過去の受賞者は対象外とします。

著書の場合は、論文の場合よりも若干年齢が高めの者、専任職に就いている者も対象とします。また、過去に論文に対して学会賞を受賞している場合も対象外にはしません。

【対象期間】
「日本ロシア文学会賞選考要領」の規定により、本年度の対象図書は、「2015年12月31日を期限とし、その期限以前およびおよそ2年以内に刊行されたもの」、論文については、「12月末日を期限とし、その期限以前およそ1年以内に発表されたもの」が対象となります。

2.【推薦書式】推薦にあたっては下のリンクから書式をダウンロードし、必要事項を記入の上、学会事務局宛に郵送またはE-mailでご送付ください。


3.【締切】2016年1月31日

4.【送付先】

(郵送) 日本ロシア文学会事務局
〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学文学部 鳥山祐介研究室気付
(E-mail)

* なお送付にあたっては、郵送の場合は封筒おもてに「日本ロシア文学会賞推薦」と朱書、メール送付の場合は、件名を「日本ロシア文学会賞推薦」としてください。

2015年12月1日
学会賞選考委員長
大石雅彦

学会誌48号への投稿エントリーについて

(本記事のPDF版をダウンロード
(エントリー用紙をダウンロード

会誌『ロシア語ロシア文学研究』第48号(2016年10月刊行予定)への、研究論文、
書評ならびにワークショップ報告などの投稿エントリーは、2015年11月30日(月曜日)が締め切りです。
申し込みに際しては、エントリー用紙をダウンロードして必要事項を記入し,電子メールに添付して下記のアドレス宛にお送り下さい。なお、電子メールの不具合等がないとも限りません。ゆとりを持って早めに申し込んでいただけると幸甚です。

2015年7月の理事会で「会誌原稿執筆要項」が,同年11月の理事会で「投稿審査要項」が変更されておりますので,必ずご参照下さい。


査読用原稿の提出期限は、2016年1月31日(日曜日)です。詳細につきましては、後日,申し込みのあった会員に電子メールでお知らせいたします。

2015年11月8日
学会誌編集委員会

「投稿審査要項」の修正について

11月7日の理事会において「投稿審査要項」の修正が承認されました。投稿を予定しておられる方は,ご参照下さい。
第1項が追加され,第4項(以前の要項では第3項が対応)と第14項(以前の要項では
第13項が対応)が修正されています。

投稿審査要項(2015年11月修正)

参照:会誌原稿執筆要項(2015年7月修正)

以上

2015年11月8日 学会誌編集委員会

日本ロシア文学会大賞(2016年度)受賞候補者推薦のお願い

日本ロシア文学会では2014年度より「日本ロシア文学会大賞」を設け、ロシア語、ロシア文学、ロシア文化の研究、教育、普及、翻訳に携わり多大な業績をあげられた会員の功績を、顕彰することとなりました。第1回は井桁貞義氏が受賞されました。

第2回は吉岡ゆき氏の受賞が決まり、本年度の大会初日、11月7日午後に授賞式と吉岡氏による受賞記念講演が行われます。現在、この日本ロシア文学会大賞の2016年度受賞候補者の推薦を受け付けています。会員の皆様には、下記により、この賞の受賞にふさわしい候補者を広くご推薦くださいますよう、お願いいたします。

なお推薦書の書式中「候補者の略歴」「候補者の代表的な業績」欄につきましては、
お分かりの範囲で簡略に書いてくださって結構です。



1)別掲の「日本ロシア文学会大賞に関する内規」「日本ロシア文学会大賞 細則」に従って推薦する。(「学会会則規定等」のページでご覧ください。)

2)推薦募集の締め切りは2015年12月31日とする。

3)推薦書は次の「推薦書書式をダウンロードのうえ作成する。ダウンロードできない場合は事務局にご請求ください。

4)推薦書は日本ロシア文学会事務局宛に郵送あるいはメール添付で送付する。
(封筒の表書きあるいはメールの標題に、推薦書であることが分かるよう明記してください。また確認のため、受領後できるだけ早く事務局より連絡しますのでご注意ください。)

日本ロシア文学会大賞選考委員会委員長 佐藤昭裕

日本ロシア文学会事務局 連絡先
郵送:〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学文学部 鳥山祐介研究室内
メール:
推薦書式をダウンロードする

以上

吉岡ゆき氏 2015年度日本ロシア文学会大賞 受賞記念講演


吉岡ゆき氏 2015年度日本ロシア文学会大賞 受賞記念講演

「私とロシア語 Русский язык в моей жизни」

講演者:吉岡ゆき氏(ロシア語通訳者)

吉岡ゆき(よしおかゆき)
フリーランスのロシア語通訳者として、政治、経済、文化、文学など広い分野で活躍
している。ロシア文学の翻訳の仕事でも知られる。2008年プーシキン・メダル
受賞。著書に『気持ちが伝わる! ロシア語リアルフレーズBOOK』(研究社、
共著)、訳書にアンドレイ・クルコフ『ウクライナ日記』(ホーム社)など。

日時:平成27年11月7日(土) 15:40 -- 16:40
場所:埼玉大学総合研究棟1階シアター教室

聴講無料。会員以外の方のご参加も歓迎します。
主催:日本ロシア文学会
お問い合わせ先:佐藤昭裕(メールアドレスは下掲の画像にてご覧ください)

印刷用のPDFファイルは次のリンク先からダウンロードしてください。
ポスター(10.5MB)
フライヤー(547KB)

初歩のロシア語教育に用いる用語のガイドライン

初歩のロシア語教育に用いる用語のガイドライン

ロシア語教育に携わる会員からの要望を受けて、『初歩のロシア語教育に用いる用語のガイドライン』(日本ロシア文学会・用語委員会編、1996年10月)を掲載いたします。次のリンク先からダウンロードのうえ、学習・教育の場でお役立て下さい。


この復刻版(2009年4月,ロシア語教育委員会作成)は、冊子の原本を画像としてPDFにしたものです。そのため、文字をデータとしてコピーすることはできません。ご了承ください。PDFは見開きで一頁となっています(表紙は、右半分が表表紙、左半分が裏表紙です)。

原本中の以下の誤植についてご訂正下さい(PDFでは訂正されていません)。

・6頁右・下3行
(正)собирательное имя числительное

・7頁右・16行
(正)非他動詞
「活用」(4頁左・14行/6頁左3行)と「曲用」(4頁右4行/7頁左・下12行)を入れ換える

なお、『ガイドライン』作成に携わった当時の「用語委員会」のスタッフは次の通りです。
第一次委員会 佐藤純一(委員長)、山口巌、森安達也、米重文樹
第二次委員会 桑野隆(委員長)、佐藤純一、森俊一、中澤英彦、伊東一郎、村田真一、沼野充義

以上

2015年度北海道支部会

日本ロシア文学会北海道支部は下記の通り支部会を開催しますので,お知らせします。


日 時 2015年7月11日(土)13時00分?17時30分
会 場 北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟 W309教室
http://www.hokudai.ac.jp/introduction/campus/campusmap/150520sapporo_map.pdf

2015年度日本ロシア文学会北海道支部会(研究発表会・特別講演・総会)

13時00分-13時10分 開会 支部長あいさつ 望月恒子(北海道大学)

13時10分-15時20分 研究発表会
「『声』紙掲載の犯罪記事について」(仮)
発表:河原法子(北海道大学文学研究科共同研究員)
司会:鈴木淳一(札幌大学)

「ロシア・アヴァンギャルド音楽におけるジャポニスム:ストラヴィンスキーとルリエーの〈和歌歌曲〉の詩学」
発表:高橋健一郎(札幌大学)
司会:岩本和久(稚内北星大学)

「スラブ派と19世紀ドイツ神学」(仮)
発表:兎内勇津流(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)
司会:大西郁夫(北海道大学)

「ブラジルのロシア正教会 ?皇帝崇拝を中心に」
塚田 力(通訳業)
司会:望月哲男(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)

15時35分-16時35分 特別講演
「Вши, саморубы, смерть: Визуальный язык травмы в памяти японских военнопленных о лагерях в СССР」(虱、自傷、死:ソ連収容所の日本人捕虜の記憶におけるトラウマの視覚言語)
講演: Эльза-Баир Гучинова (ロシア科学アカデミー民俗学・人類学研究所)
司会:越野 剛(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター)

16時45分-17時30分 総 会

18時00分-20時00分
懇親会 『山の猿 北口店』(北7西4 ホテルルートイン札幌駅北口別館B1F)

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*事務局連絡先
〒060-0810札幌市北区北10条西7丁目北海道大学文学部 大西郁夫研究室
Phone & Fax:: 011-706-4090
Mail: ions@let.hokudai.ac.jp

関西支部春季研究発表会・総会のお知らせ

日本ロシア文学会関西支部春季研究発表会・総会のお知らせ

日本ロシア文学会関西支部春季研究発表会・総会が次の日時、会場で催されます。

日時:2015年6月20 日(土曜日)14:00から
会場:大阪大学(豊中キャンパス)言語文化研究科 新棟2階 大会議室

プログラム・会場へのアクセスなど詳細は次のファイルを御覧ください:2015関西支部春プログラム.pdf


関東支部春季研究発表会のお知らせ

日本ロシア文学会関東支部春季研究発表会のお知らせ

2015年度日本ロシア文学会関東支部春季研究発表会は,次の日時・
会場にて催されます。

日時:2015 年 6 月 13 日(土)13:15-
会場:早稲田大学(戸山キャンパス)36号館681教室

発表プログラムなど,詳細は次のファイルをご覧ください:

関東支部運営委員会

ICCEES幕張世界大会の学生ボランティア募集

ICCEES幕張世界大会の学生ボランティア募集

2015年8月3-8日に開催される「第9回国際中欧・東欧研究協議会(ICCEES)幕張
世界大会」では、当日会場でお手伝い
いただく学生(原則として大学院生以上)
ボランティアを募集いた
します:

募集要項ダウンロード

業務内容、日程及び応募方法等については以下のリンク先をご覧ください。

http://www.l.u-tokyo.ac.jp/makuhari2015/japanese_volunteer.html

学会事務局

木村彰一先生生誕百周年記念シンポジウムのお知らせ

日本ロシア文学会・日本スラヴ研究会共同企画
「木村彰一先生生誕百周年記念シンポジウム」

6月6日(土)に東京大学にて,「木村彰一先生生誕百周年記念シンポジウム」が
日本ロシア文学会・日本スラヴ研究会共同企画として催されます。

日時:2015年6月6日(土)14時から18時
会場:東京大学文学部法文2号館2階2番大教室

詳しくは次のPDFファイルをご覧ください:木村彰一先生生誕百年記念シンポジウム.pdf

2014―2015年度国際交流助成のお知らせ

今年度もロシア文学会では、国際交流助成として「国際学会への参加」と「国際研究会・
(ミニ)シンポジウムの開催」への助成プログラムを行います。ふるってご応募ください。
くわしくはファイルをご覧ください:
2014-15年度国際交流支援案内.pdf
告知が大幅に遅れたことをお詫びいたします。

「日本ロシア文学会大賞」推薦期間延長のお知らせ

第2回「日本ロシア文学会大賞」推薦期間延長のお知らせと推薦のお願い

日本ロシア文学会では、2014年10月1日より、第2回「日本ロシア文学会大賞」受賞候補者の推薦受け付けを行い、12月31日に締め切りました。その結果、同日までに数件の推薦をいただきました。

本来であればこれを受けて審議を開始すべきところではありますが、大賞選考委員会で慎重に協議した結果、さらなる推薦をお願いしたいと判断し、2月28日まで推薦を受け付けることといたしました。会員の皆様には、下記に従い、この賞の受賞にふさわしい候補者を是非ともご推薦くださいますよう、お願いいたします。

なお推薦書の書式中「候補者の略歴」「候補者の代表的な業績」欄につきましては、お分かりの範囲で簡略に書いてくださって結構です。

                                                                  記

1.別掲の「日本ロシア文学会大賞に関する内規」「日本ロシア文学会大賞 細則」に従って推薦する。(「学会会則規定等」のページでご覧ください。)

2.推薦募集の期間を延長し2015年2月28日までとする。

3.推薦書は別掲の「推薦書書式」を用いて作成する。(次のリンク先からダウンロードしてください:2nd_rcmd.doc。ダウンロードできない場合は事務局にご請求ください)

4.推薦書は日本ロシア文学会事務局宛に郵送あるいはメール添付で送付する。(封筒の表書きあるいはメールの標題に、推薦書であることが分かるよう明記してください。また確認のため、受領後できるだけ早く事務局より連絡しますのでご注意ください。)


日本ロシア文学会大賞選考委員会委員長 佐藤昭裕

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日本ロシア文学会事務局 連絡先

郵 送:〒162-8644 新宿区戸山1-24-1 早稲田大学文学学術院
坂庭淳史研究室内
メール:sakaniwa@y.waseda.jp

推薦書式:2nd_rcmd.doc

「2014年度日本ロシア文学会賞」候補ご推薦のお願い

「2014年度日本ロシア文学会賞」候補ご推薦のお願い
(2014年12月1日)

日本ロシア文学会では、会員による研究を奨励するため、日本ロシア文学会賞を設けています。

つきましては、下記の要領で候補作をご推薦くださいますようお願い申し上げます。

1.推薦要件、対象者、対象期間について

【推薦要件】
日本ロシア文学会賞選考要領」を参照の上ご推薦ください。

【対象者】
論文の場合は、基本的に若手・新進の学会員を対象とします。明確な年齢の基準は設けませんが、専任職に就いていない会員や、大学院生などを中心に考え、過去の受賞者は対象外とします。

著書の場合は、論文の場合よりも若干年齢が高めの会員、専任職に就いている会員も対象とします。また、過去に論文に対して学会賞を受賞している場合も対象外にはしません。

【対象期間】
「日本ロシア文学会賞選考要領」の規定により、本年度の対象図書は、「2014年12月31日を期限とし、その期限以前およびおよそ2年以内に刊行されたもの」、論文については、「12月末日を期限とし、その期限以前およそ1年以内に発表されたもの」が対象となります。

2.【推薦書式】推薦にあたっては下のリンクから書式をダウンロードし、必要事項を記入の上、学会事務局宛に郵送またはE-mailでご送付ください。


3.【締切】2015年1月31日

4.【送付先】

(郵送) 日本ロシア文学会事務局
〒162-8644 新宿区戸山1-24-1 早稲田大学文学学術院 坂庭淳史研究室内
(E-mail)prize@yaar.jpn.org

* なお送付にあたっては、郵送の場合は封筒おもてに「日本ロシア文学会賞推薦」と朱書、メール送付の場合は、件名を「日本ロシア文学会賞推薦」としてください。


学会賞選考委員長
浦雅春

第2回「日本ロシア文学会大賞」受賞候補者推薦のお願い

第2回「日本ロシア文学会大賞」受賞候補者推薦のお願い

日本ロシア文学会では2013年11月の総会決定により、「日本ロシア文学会大賞」を設け、ロシア語、ロシア文学、ロシア文化の研究、教育、普及、翻訳に携わり多大な業績をあげられた会員の功績を顕彰することとなりました。

先ごろ第1回の受賞者が決まり、2014年11月の大会時に授賞式と受賞記念講演が行われました。現在、第2回の受賞候補者の推薦を受け付けています。会員の皆様には、下記により、この賞の受賞にふさわしい候補者を広くご推薦くださいますよう、お願いいたします。

なお推薦書の書式中「候補者の略歴」「候補者の代表的な業績」欄につきましては、お分かりの範囲で簡略に書いてくださって結構です。


                                                            記

1.別掲の「日本ロシア文学会大賞に関する内規」「日本ロシア文学会大賞 細則」に従って推薦する。(「学会会則規定等」のページでご覧ください。)

2.推薦募集の期間は2014年10月1日から12月31日の間とする。

3.推薦書は別掲の「推薦書書式」を用いて作成する。(次のリンク先からダウンロードしてください:
2nd_rcmd.doc。ダウンロードできない場合は事務局にご請求ください)

4.推薦書は日本ロシア文学会事務局宛に郵送あるいはメール添付で送付する。(封筒の表書きあるいはメールの標題に、推薦書であることが分かるよう明記してください。また確認のため、受領後できるだけ早く事務局より連絡しますのでご注意ください。)


日本ロシア文学会大賞選考委員会委員長 佐藤昭裕

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日本ロシア文学会事務局 連絡先

郵 送:〒162-8644 新宿区戸山1-24-1 早稲田大学文学学術院
坂庭淳史研究室内
メール:sakaniwa@y.waseda.jp

推薦書式: 
2nd_rcmd.doc

『ロシア語ロシア文学研究』47号への投稿エントリーについて

会誌『ロシア語ロシア文学研究』47号への投稿エントリーについて



会誌『ロシア語ロシア文学研究』次号(47号、2015年10月刊行予定)への、研究論文(16,000字以内)、書評ならびにワークショップ報告(6,000字以内)などの投稿エントリーは、2014年11月30日(日)が締め切りです。

申し込みに際しましては、下掲の様式に従って、「ワード形式」による添付ファイルを電子メールでお送り下さい。なお、電子メールの不具合などがあると困りますので、ゆとりを持ち、早めに申し込んでください。

様式:第47号 投稿申込用紙.docx

宛先:editor@yaar.jpn.org

査読用の完成原稿の提出は、2015年1月31日(土)です。
詳細は、申し込みのあった会員に、後日、お知らせします。
平成26年11月4日
編集委員会

会則規定等の変更のお知らせ

会則規定等の変更のお知らせ


「日本ロシア文学会大賞に関する内規」「日本ロシア文学会大賞 実施細則」
および「日本ロシア文学会会則第12条
が修正されました。次のファイルを御覧ください。


今総会で「著作権についてのガイドライン」
が制定されました。次のファイルを御覧ください。

・「著作権についてのガイドライン

学会誌投稿規定が一部変更となりました。次のファイルを御覧ください。

・「学会誌規定


また、学会誌投稿審査要項が一部変更となりました。次のファイルをご覧下さい。

投稿審査要項

日本ロシア文学会会則、内規、規定等の最新版についてはこちらもご覧ください。

2014年11月3日

支部報の掲載について

支部報の掲載について

支部報欄を設け,2014年度の関東支部報(32号)を掲載しました。次のリンク先をご覧ください:

学会刊行物支部報


支部報の掲載をご希望の場合は,PDFファイルを広報委員会までお寄せください。
日本ロシア文学会広報委員会:rus_kohogooglegroups.com

広報委員会 2014年10月15日

関西支部春季研究発表会・総会のお知らせ

日本ロシア文学会関西支部春季研究発表会・総会のお知らせ


日本ロシア文学会関西支部春季研究発表会・総会が 6月28日に催されます。

日時:2014年6月28日(土曜日)13:00から

会場:神戸大学鶴甲第1キャンパス「国際文化学研究科F棟」F棟3階 F301 大講義室

プログラム・
会場へのアクセスなど詳細は次のファイルを御覧ください:
kansai2014_prgm.pdf

関東支部春季研究発表会のお知らせ

日本ロシア文学会関東支部春季研究発表会のお知らせ


日本ロシア文学会関東支部春季研究発表会が6月7日に催されます。

日時:2014 年 6 月 7 日(土)10:30から
会場:埼玉大学教養学部会議室(2 階)

プログラムなど詳細は次のファイルを御覧ください:140607_kanto_prgrm.pdf

言語教育エキスポ2014

言語教育エキスポ2014(2014年3月9日早稲田大学)でのシンポジウムを下記のリンクから
閲覧できます。
(先頭の数字をクリックしてください。全体は11に分かれています)

 
タイトル 「第2外国語の学習者の動機づけと教師の意識について英語以外の6言語
(仏独中西韓露)教育について,2012年に実施し
た全国調査の結果をもとに」

 ユーチューブで見ることができます。
 ・「各言語間の動機づけの特徴と研究のまとめ」
 ・「いまどきの仏独中西韓露語の授業現場」
 ・「教師の意識・教え方等と基本的心理的欲求・動機づけの関係」
 ・「6言語の学習動機の自由記述文の質的分析」
各演者のスライドは配布資料としてまとめてあります。

松下隆志会員に育志賞

このたび、松下隆志会員(北海道大学大学院文学研究科)が第4回(平成25年度)
「日本学術振興会 育志賞」を授賞しました。

同賞は、わが国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士課程
学生の顕彰を目的として、平成22年度に天皇陛下の御下賜金をもとに創設されたもの
で、受賞者には学業奨励金が授与される他、特別研究員への採用の道も開けています。

今回の受賞者は総計18名、うち社会系3名、人文系1名で、かなりの難関。松下会員
は、現代世界の主流となっている各地のポストコロニアル文学や、脱構築主義以降の
芸術論・文化論一般を踏まえながら、現代ロシア文学を「世界文学」のコンテクストに
位置づけて研究してきた蓄積と、ウラジーミル・ソローキンの作品翻訳における
チャレンジングな姿勢が評価されたものと思われます。

同賞は所属大学長による推薦と所属学会長による推薦を受け付けており、本会では昨年
初夏に、沼野充義前会長のもとで松下会員を推薦しておりました。このたびの受賞は
ロシア文学会にとっても名誉なことです。松下会員の健闘を称えると同時に、学会の
活力の証として、ともに喜びたいと思います。(学会執行部)

育志賞関連サイトhttp://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/kettei_2_h25.html

「日本ロシア文学会大賞」発足のお知らせと候補者推薦のお願い

「日本ロシア文学会大賞」発足のお知らせと候補者推薦のお願い

2014年2月1日
日本ロシア文学会会員各位

寒さが続きますが、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。

さて日本ロシア文学会ではこのほど、従来の新進・若手の研究者を対象とした「日本ロシア文学会賞」に加え、それより上の世代の研究者、会員の方を受賞対象とする「日本ロシア文学会大賞」を設けることになりました。ロシア語、ロシア文学、ロシア文化の研究、教育、普及、翻訳に携わり多大な業績をあげられた会員の功績を顕彰し、さらなる活躍のための活力としていただくことを願ってのものです。

2013年11月の日本ロシア文学会総会でこの賞を設けることが決まり、「日本ロシア文学会二葉亭四迷賞」という仮称のもとにその内規が承認されました。その後2013年12月の理事会でこの内規に従って選考委員会が発足し、理事会より実施細則の作成がこの選考委員会に委ねられました。選考委員会では、この程同封(別掲)のような細則を作成し、第1回(2014年度)の推薦募集と選考を行う運びとなりました。また、これと並行して、賞の正式名称について検討を続けてまいりましたが、作家名の使用についてはさらに時間をかけて考えるべき事情も残っているため、今回、執行部、選考委員会で協議し、「日本ロシア文学会大賞」の名前で出発することになりました。合わせて「内規」の文言にも一部修正があります。重ねてご報告いたします。

つきましては、会員各位には、下記により、この賞の受賞にふさわしい候補者をご推薦くださいますよう、お願い申し上げます。


1同封(別掲)の「日本ロシア文学会大賞に関する内規」「日本ロシア文学会大賞 細則」に従って推薦する。
2推薦書は同封(別掲)の「推薦書書式」を用いて作成する。(この書式は次のリンク先からダウンロードできます:20140129_award_rcm.doc
3推薦書は下記の日本ロシア文学会事務局宛に郵送あるいはメール添付で送付する。(封筒の表書きあるいはメールの標題に、推薦書であることが分かるよう明記してください。また確認のため、受領後できるだけ早く事務局より連絡しますのでご注意ください。)
42014年度の受賞者の推薦は、同封(別掲)の「日本ロシア文学会大賞 細則」「1.推薦手順」(2)項の規定にも拘わらず、2014年2月10日から4月10日の間に行うものとする。

日本ロシア文学会会長 望月哲男
日本ロシア文学会大賞選考委員会委員長 佐藤昭裕

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日本ロシア文学会事務局 連絡先
郵 送:〒162-8644 新宿区戸山1-24-1 早稲田大学文学学術院 坂庭淳史研究室内
メール:sakaniwa@y.waseda.jp
推薦書式: 20140129_award_rcm.doc
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国際ワークショップ開催報告書

ロシア文学会国際交流助成の対象となった国際ワークショップ「ヨーロッパ言語地図の
中のスラヴ諸語:地域・類型論の諸問題」(2013年8月11―12日)について、主催者の
野町素己さんから報告書をいただきました。

次のPDFファイルをご覧ください:130811workshop_Nomachi.pdf

国際交流委員会

会誌46号への投稿エントリーについて

会誌『ロシア語ロシア文学研究』次号(46号、201410月刊行予定)への、研究
論文(16,000字以内)、書評ならびにワークショップ報告(6,000字以内)などの
投稿エントリーは、20131130日(土曜日)が締め切りです。

申し込みに際しましては、添付ファイル20131107.pdf)(20131107.doc)の様式に
従って、「ワード形式」による添付ファイルを電子メールでお送り下さい。なお、
電子メールの不具合などがあると困りますので、ゆとりを持ち、早めの申し込みを
お願いいたします。

editor*yaar.jpn.org(*@にかえてください)

査読用の完成原稿の提出は、2014131日(金曜日)です。
詳細は、申し込まれた会員に、後日、お知らせします。

付記:投稿を申し出て下さった会員には、編集委員会より確認のメールを
差し上げます。万一、エントリー後に確認メールが届かなかった方は、下記の
アドレスまでメールでお知らせ下さい。


oohira*sta.tenri-u.ac.jp(*は@にかえてください)

ヨーロッパ言語地図の中のスラヴ諸語

日時: 2013年8月11日(日)13時-、8月12日(月)10時-
タイトル: 「ヨーロッパ言語地図の中のスラヴ諸語:地域・類型論の諸問題」
会場: 北海道大学スラブ研究センター4階大会議室
主催: 北海道大学スラブ研究センター、科学研究費(基盤B)東欧革命以降のスラヴ世界におけるミクロ文語の総合的研究(代表:野町素己)
協賛: 日本ロシア文学会
後援: 日本ロシア文学会北海道支部、日本スラヴ学研究会、ペース大学ダイソン教養学部
連絡先: 野町素己 (mnomachi*slav.hokudai.ac.jp *を半角@に変えてご連絡ください。)

詳しくは以下のURLをご参照ください。http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/jp/seminors/src/2013.html#8

国際シンポジウムのお知らせ

August 25-29, 2013
Moscow, Russia
100th anniversary of Russian formalism (1913-2013)
Information:http://ru-formalism.rggu.ru/english/index-eng.html

 

Сентябрь 4-6, 2013
Оломоуц, Чехия
XXII Оломоуцкие дни русистов
Информация:olomoucke.dny@centrum.cz

 

Сентябрь 9-14, 2013
Москва, Россия
Международный конгресс "Современные формальные методы описания и анализа фольклорных текстов".
Информация:sergey.nekludov@gmail.com

 

Сентябрь 18-21, 2013
Москва, Россия
Международная научная конференция "Маяковский и его время"
Информация:veter_47@mail.ru

 

September 20-22, 2013
Harvard, USA
Graduate Student Conference "Post-Dissident Studies: Between Collaboration and Dissent in Central Europe"
Information:http://isites.harvard.edu/icb/icb.do?keyword=k4326&pageid=icb.page593051

 

Сентябрь 26-28, 2013
Москва, Россия
Международная научная конференция "Мифологические модели и ритуальное поведение в советском и постсоветском пространстве"
Информация:sovietmyth@gmail.com

 

October 12-14, 2013
Novi Sad, Serbia
Diachronic Slavonic Syntax
Information:http://www.dssl2.info

 

Октябрь 14-16, 2013
Москва, Россия
Творчество А.Ф. Лосева в контексте отечественной и европейской культурной традиции
Информация:tahogodi@mail.ru

 

October 18-19, 2013
Prague, Czech Republic
Popular Culture and Post-Socialist Societies
Information: pop-postsoc.webnode.cz

 

October 18-19, 2013
Seoul, Korea
Changes and Challenges in Glocalizing Russia and Northeast Asia
Information:songjoo1@gmail.com

 

October 23-25, 2013
Helsinki, Finland
The 13th Annual Aleksanteri Conference "Russia and the World".
Information:http://www.helsinki.fi/aleksanteri/conference2013

 

October 24-25, 2013
Salzburg, Austria
Fashion, Consumption and Everyday Culture in the Soviet Union between 1945 and 1985
Information:julia.hargassner@sbg.ac.at

 

October 25-26, 2013
Edinburgh, UK
‘Middle’ and ‘Creative’: Emerging Russian Social Groups in Language and Culture
Information:dashkova.centre@ed.ac.uk

 

October 25-27, 2013
Szczecin, Poland
8th Annual Meeting of the Slavic Linguistics Society
Information:sls2013@univ.szczecin.pl

 

Ноябрь 5-7, 2013
Москва, Россия
V международная научная конференция "Приговские чтения"
Информация:galievaz@yandex.ru

 

December 5-7, 2013
Leipzig, Germany
Formal Description of Slavic Languages
Information:http://conference.uni-leipzig.de/fdsl10

 

Декабрь 20-22, 2013
Москва, Россия
XXI международная конференция "Лотмановские чтения"
Информация:e.shumilova1726@gmail.com

 

Февраль 3-8, 2013
Москва, Россия
Третий Всероссийский конгресс фольклористов
Информация:folk-congress3@yandex.ru

 

February 7-8, 2014
Austin, USA
Food for Thought: Culture and Cuisine in Russia and Eastern Europe 1800-the present
Colloque international
Information:burgerm@austin.utexas.edu

 

July 23-27, 2014
Stockholm, Sweden
15th International Bakhtin Conference
Information:http://bakhtinconference.com

2013年度関東支部研究発表会・総会

日本ロシア文学会関東支部研究発表会・総会が下記の日程で開催されます。詳しくは添付のファイル(20130503.pdf)をご覧ください。

日時:2013年6月1日(土)10:50-17:05

場所:法政大学市ヶ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階 A会議室

事務局変更のお知らせ

事務局変更のお知らせ

日本ロシア文学会の事務局が変更になりました。

〒162-8644
東京都新宿区戸山1-24-1
早稲田大学文学学術院
坂庭淳史研究室内
日本ロシア文学会事務局


Tel: 03-5286-0581(直通)
Fax: 03-3203-7718(共用)

Faxの場合は「坂庭淳史研究室内日本ロシア文学会事務局」と
明記してください。

E-mail: sakaniway.waseda.jp

ロシア連邦政府によるロシア文学翻訳助成のお知らせ

ロシア連邦政府によるロシア文学翻訳助成のお知らせ


・対象:2013年--2014年に刊行されるもの
・申込〆切:2013年5月31日

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SUPPORT FOR TRANSLATIONS INTO FOREIGN LANGUAGES OF
WORKS WRITTEN IN THE LANGUAGES OF THE PEOPLES OF
THE RUSSIAN FEDERATION

The Federal Agency for Press and Mass Communication (Rospechat’), through the
federal target program “Culture of Russia (2012-2018),” and the Institute for Literary
Translation, an autonomous nonprofit organization for furthering the development of
the theory and practice of literary translation, are prepared to support translation into
foreign languages of works written in Russian and other languages of the peoples of
the Russian Federation.
 
The program will be conductedduring2012-2018.
 
Information on the Institute for Literary Translation’s grant program
 
Criteria for reviewing proposals:
 
- importance and relevance of the translation into the proposed language
- originality and freshness of the literary work
- prizes received from Russian national competitions recognizing the best literary
works (Bolshaya Kniga (Big Book), Russian Booker, Malaya Rodina (Little Homeland),
The Art of Books, Debut, and others) and international literary awards
- new translations of Russian classics
 
The program may offer theseforms of support:
- full payment of a translation
- partial payment of a translation
 
To submit a proposal for the competition, a publisher must present thefollowing
documents
:
 
- a completed proposal form (download)
- a copy of the agreement to acquire the rights to use the work
- a copy of the agreement to acquire the rights to translate the work
- a detailed budget estimate for the publication
- a brief rationale/explanation for choosing the work for translation
- informational material about the publishing house
- the translator’s resume
 
All the documents listed above should be sent to the following email addresses:
maria@institutperevoda.ru and eugene@institutperevoda.ru
 
Applications will be accepted: January 1, 2013-March 31, 2013 (may be extended
till May 31, 2013)

Applications will be reviewed: April 1, 2013-June 30, 2013
The book should be published during 2013-2014.
 
All applications will be reviewed by the Institute for Literary Translation’s and approved
by Rospechat’s Expert Commission.
 
If a decision is made to support your proposal, an agreement will be concluded with
you.
 
 
Two appendices must also be completed:
Appendix 1(to be completed when the book appears in print)
 
The completed agreement and Appendix 2 should be sent for processing and approval
to Maria Skachkova at this electronic address: maria@institutperevoda.ru
 
After approval, originals of the agreement (two copies) and Appendix 2 should be sent
to this address: 109189, Russia, Moscow, Nikoloyamskaya st., 1 (улица
Николоямская, д. 1, Москва, 109189, Российская Федерация)
 
 
Activityunder the agreement includes:
 
- Sending the layout of the publication to the Institute, in PDF format, by electronic
mail, before the deadline specified in the agreement. Please see layout requirements
below.
- Printing and distributing the books
- Providing five copies of the book to the Institute for Literary Translation
 
The back of the title page of the printed or electronic edition should contain the Institute
for Literary Translation logo and the following text:
 
Published with the support of the Institute for Literary Translation (Russia)
 
Requirements for the layout:
 
- You can download the Institute for Literary Translation’s logo here, to place on the
back of the title page of the layout when the publication is printed.
- The following text should be placed on the back of the title page in the PDF-format
layout for the publication (but not in the printed edition):
 
Translation of this publication and the creation of its layout were carried out with the
financial support of the Federal Agency for Press and Mass Communication under the
federal target program “Culture of Russia (2012-2018).

「第二外国語としてのロシア語」教育状況調査

会員の皆さま                                                                2013年3月5日

「第二外国語としてのロシア語」教育状況調査のとりまとめ公表について


ロシア語教育委員会は、2011年7月に国内の大学・短大等の教育機関を対象に
第二外国語としてのロシア語教育状況調査を実施しました。外国語教育の中でロ
シア語が置かれている状況を把握するため、履修条件や開講頻度、履修者数など
の調査項目を他言語と対照する形式で立てました。調査に当たっては国内190大
学(学部)にアンケート依頼を送付し、そのうち110校から回答を得ることがで
きました。

アンケート内容が多岐にわたり取りまとめに時間を要しましたが、重点ポイン
トを絞り込み、自由記述回答を整理するなどして公表段階に到達しました。2012
年9月にアンケート回答者に対するとりまとめ報告を終えています。しかし、ア
ンケートを実施してから既にかなりの日時が経過し、アンケート価値が減少しつ
つあることは否定しがたく、日本ロシア文学会会員に配布対象を限定し、アン
ケート取りまとめ結果をPDFファイルにて提供することにいたしました。ご希望
の会員は、日本ロシア文学会ロシア語教育委員会(山田隆委員長)宛に連絡を
願いいたします。

ロシア語教育委員会
山田 隆(委員長)
yamada-tsapporo-u.ac.jp

第2回ロシア文学作品翻訳コンクールのお知らせ

エリツィン記念財団エリツィン基金
第2回ロシア文学作品翻訳コンクールのお知らせ(更新)


対象:古典から現代までの、詩を含む、ロシア文学作品の翻訳。
     2012-2013年に公刊されたもの

エントリー期間:2012年11月20日-2013年12月31日。自薦他薦を問わない。

詳細は次のPDFファイルをご覧ください。chitai_rossiyu_2012-2013.pdf

国際交流委員会

第2次国際交流助成について

日本ロシア文学会 第2次国際交流助成について


2次国際交流助成を実施します。
今次は、国際学会での報告への助成が、事後審査となります。

主な変更点は以下の通りです。
 
【国際学会での報告に関する助成】
(1)助成対象を、既に国際学会での報告を終え、報告記ないし学会印象記を執筆して
学会サイトに掲載した人とする。

(2)報告記ないし学会印象記の字数を[2,000字以上・上限なし。写真付きが望ましい]から
[800字以上・上限なし。写真付きが望ましい]に変更する。

(3)関連して、提出書類・資料の簡略化を図る(事後審査を原則とすることに鑑み、上記
「報告記ないし学会印象記」の他に、「学会プログラム」、「報告原稿」の3点のみとする)。

(4)申請〆切日は2013年5月31日
 
【公開研究会・(ミニ)シンポ等の実施に関する助成】
申請日が随時となります。
 
詳細は次のPDFファイルをご覧下さい(koryu_josei.pdf)。