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2016年2月の記事一覧

近現代ロシア文化におけるプラトンおよび古代ギリシア表象の諸問題

研究会「近現代ロシア文化におけるプラトンおよび古代ギリシア表象の諸問題」

プログラム

日時:2016年3月2日(水)-- 3日(木)
場所:早稲田大学文学学術院(戸山キャンパス) 39号館6階 第7会議室

3月2日(水)
13:00-14:30
坂庭淳史(早稲田大学)
「ジョゼフ・ド・メーストルとロシアの保守思想:チャアダーエフとチュッチェフ」

14:40-16:10
兎内勇津流(北海道大学)
「ロシアにおけるフィラレート(ドロズドフ)神学の研究動向」(仮)

3月3日(木)
10:00-11:30
杉浦秀一(北海道大学)「ロシア哲学史におけるウラジーミル・ソロヴィヨフ」

13:00-14:30
下里俊行(上越教育大学)「N. I. ナデージュヂン:美学批評から民族学研究へ」

14:40-16:10
北見 諭(神戸市外国語大学)
「セルゲイ・ブルガーコフの「経済哲学」におけるマルクス主義、ソフィア論、否定神学」

16:10-
研究会打ち合わせ

ヴェーラ・マルコワを偲ぶ --- 音楽と朗読の夕べ

日本文学と詩歌の天才的ロシア語翻訳家 ヴェーラ・マルコワを偲ぶ
音楽と朗読の夕べ 
開催のお知らせ

ヴェーラ・マルコワ(1907-1995)は俳句や石川啄木、芥川龍之介、川端康成等のロシア語訳で知られる日本文学研究者・翻訳家で、優れた詩人でもあります。その功績により、1993年、日本政府より勲四等瑞宝章を受章しました。

この度、マルコワの生涯と業績を紹介する音楽と朗読の夕べを、下記の通り開催いたします。

プロコフィエフ等の音楽にのせて、マルコワによる俳句や和歌のロシア語訳を朗読します。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

日時:3月6日(日)19時 -- 21時(18時半開場)

場所:江東区立ティアラこうとう 小ホール
地下鉄都営新宿線・東京メトロ半蔵門線「住吉」駅下車 A4出口 徒歩4分
http://www.kcf.or.jp/tiara/map.html

言語:ロシア語。日本語の解説がつきます。

入場料:大人1300円 学生800円
(会場や設備のレンタル費用に充てられます。商業的な利益は目的としておりません。)

お申し込み:席数に限りがありますので(100席)、なるべく事前のお申し込みをお願いいたします。

こちらのサイトからご登録いただくか、もしくはメール( veramarkova100@gmail.com)にてお名前、メールアドレス、ご参加の人数をお知らせ下さい。
 入場料は当日、会場でお願いいたします。

お問い合わせ先:「V・マルコワ夕べの会」
電話:090-7246-6119
e-mail: veramarkova100@gmail.com

特別シンポジウム「世界文学村と愉快な仲間たち」

特別シンポジウムのお知らせ
(東京国際文芸フェスティバル・オリジナル企画)
世界文学村と愉快な仲間たち
 
日時2016年2月28日(日) 14:00 -- 17:00(開場13:30)
場所東京大学文学部法文2号館2階1番大教室

*定員220名、事前申し込み不要、入場無料
*どなたでも自由に聴講できます。万一満席の場合は、立ち見をお願いすることもありますので、予めご了承ください。
東京国際文芸フェスティバルHP:http://tokyolitfest.com/program.php
 
<前口上> 総合司会・沼野充義
現代の世界文学は、あまりに多様で、また膨大だ。しかも、まだ道も地図もできていない。この未踏の沃野に大胆に踏み込んでいく現代文芸論研究室のつわものたち、またここに世界中から集まってくる若手日本研究者たち、その両者のまなざしがクロスし、火花を散らす。

膨大な現代世界文学を前にして、何から読めばいいのか、途方に暮れている老若男女、10代から80代のために、タフで華麗で心優しき案内人たちが集います。
 
プログラム
第1部(14:00 -- 15:20)「日本から世界へ」
パネリスト
☆柳原 孝敦(ラテンアメリカ)
☆阿部 賢一(チェコ)
☆亀田 真澄(クロアチア・セルビア)
☆奈倉 有里(ロシア)

第2部(15:40 -- 17:00)「世界から日本へ」
世界からやってきた若手研究者たち
☆ライアン・モリソン(アメリカ)
☆ヴィヤチェスラヴ・スロヴェイ(ウクライナ)
☆邵丹(中国)
☆鄭重(中国)
☆ウッセン・ボタゴズ(カザフスタン)
☆ソン・ヘジョン(韓国)
☆エルジュベタ・コロナ(ポーランド)
 
アメリカ、ウクライナ、韓国、中国、カザフスタン、ポーランドなどからやってきた若き日本研究者たちが、日本の若者たちの気づいていない、日本文学・文化の面白さについて熱く語り合います。芭蕉、太宰治、石川淳、小島信夫から、大江健三郎、村上春樹、多和田葉子まで!
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*ご来聴された皆さんに、抽選によりパネリストたちからサイン入の著書・訳書のプレゼントがあります。
*このシンポジウムの内容は『世界は文学でできている』第5集(光文社、2016年刊行予定)に収録されます。
 
主催:一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)http://www.jpic.or.jp
企画・実施:東京大学文学部現代文芸論研究室
協力:一般財団法人光文文化財団、協賛:光文社
*子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)助成活動
問い合わせ先:113-0023 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学文学部現代文芸論研究室
電話・ファックス03-5841-7955

中世スラヴテクストへの新たなアプローチ

3月15日、17日に中世スラヴテクストに関する研究会を開催します。ロシア科学アカデミー、ブルガリア科学アカデミーから研究者が参加します。ご来聴を歓迎いたします。

ワークショップ&セミナー
《中世スラヴテクストへの新たなアプローチ》
2016年3月15日(札幌)・17日(東京)

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ワークショップ
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 3月15日(火)北海道大学
スラブ・ユーラシア研究センター 15:00~18:00 401室 
『スラヴ世界の内と外から見たスラヴ・アポクリファ』
司会 三谷惠子

<討論者と報告>
アレクサンドル・ボブロフ (ロシア科学アカデミー・“プーシキン館”)
 “Новозаветные апокрифы в версиях Ефросина Белозерского”

三浦清美 (電気通信大学)
“К вопросу о древнерусском мифотворчестве и религиозном воображении в мире славянских срендевековых апокрифов”

服部文昭 (京都大学)
 “Слово о двенадцати снах Шахаиши”

-- 休憩 --

アニサヴァ・ミルテノヴァ(ブルガリア科学アカデミー・文学研究所)
 “Medieval Texts with a Multilingual Tradition: Apocrypha”

三谷惠子(東京大学)
“Apocrypha in Apocrypha: The Story about Twelve Fridays”

討論   

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セミナー
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3月17日(木)東京大学文学部3号館7階スラヴ語スラヴ文学演習室
15:30 -- 17:30
 
『中世スラヴテクスト:昔と今』
司会 三谷惠子

<講師>
アレクサンドル・ボブロフ
“Культурное и политическое значение монастырских книжных центров
Великого Новгорода”

アニサヴァ・ミルテノヴァ
“The Workplace of the Medievalist and Information Technologies: Digital Editions and Electronic Corpuses”

討論
服部文昭
三浦清美
 
通訳なし・事前申し込み不要・来聴を歓迎します
問合せ tridoline■mail.goo.ne.jp または slav■l-u.tokyo.ac.jp  (三谷惠子)
(■をアットマークに変えてください)

なお本ワークショップとセミナーは、スラブユーラシア研究センター平成27年度プロジェクト型共同研究『中世スラヴ語テクストの多元的研究 ---- スラヴ文献言語学の新たなアプローチをめさして----』の研究報告会を兼ねています。

I・エサウーロフ氏公開講演

【テーマ】キリスト教の伝統とロシア文学におけるその変容
【日時】2016年3月13日(日)午後2時30分--5時
【場所】京都大学文学研究科(文学部校舎)第2演習室
【使用言語】ロシア語
【その他】入場無料・事前予約不要

詳しくはこちらをご覧ください。
エサウーロフ氏講演会チラシ.pdf

シンポジウム「今、ロシア文学を考える」

現代ロシアを代表する文芸学者、A. V. レデニョフ氏とI. A. エサウーロフ氏による講演と質疑応答

【日時】2016年3月11日(金)14:30--17:30
【場所】東京大学駒場キャンパス18号館1階メディアラボ
【使用言語】ロシア語
【その他】入場無料・事前予約不要

詳しくはこちらをご覧ください。 
シンポジウムポスター.pdf