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2013年12月の記事一覧

日露青年交流センター・若手研究者等フェローシップ

日露青年交流センターより、2014年度若手研究者等フェローシップ≪日本人研究者派遣≫≪ロシア人研究者招聘≫プログラムの案内が届いています。
日露両国間の相互理解の促進及び協力の発展に貢献しうる研究を行う日本人若手研究者等のロシアにおける研究及びロシア人若手研究者等の日本における研究を支援することを目的とし、日本研究及びロシア研究をはじめ本事業の目的に資する有為な研究者(年齢は原則として40歳以下)の応募を期待しているとのことです
2014年12月までに渡航する方を対象とし、応募締切りは≪日本人研究者派遣≫は2014年4月1日(火)正午、≪ロシア人研究者招聘≫は2014年3月31日(月)正午の予定です。
お問い合わせは、日露青年交流センター若手研究者等フェローシップ担当(菅原、大久保)まで。
詳しくは以下のURLをご参照ください。
http://www.jrex.or.jp/ja/bosyu.html

第4回マルギナリヤ学会

2014年9月5―7日、エレーツ(ロシア)にて第4回マルギナリヤ(マージナル)学会が開かれます。「マージナルなテクスト、マージナルなロシア」を掲げたユニークな学会です。
エントリーの締め切りは2014年3月1日です。
くわしくはファイルをご覧ください:140905conference_Elets.pdf

シナリオライターとしてのオステル

グリゴリー・オステル来日イベント第2弾

「ロシア・アニメーションの魅力--シナリオライターとしてのオステル」

 

スペシャル・ゲスト:グリゴリー・オステル

聞き手:毛利公美  司会:楯岡求美

 

日時:1224()19:00-21:00(当日先着順、入場無料、ロシア語通訳つき)

会場:神戸映画資料館 http://kobe-eiga.net/access/

神戸市長田区腕塚町5丁目51アスタくにづか1番館北棟2F 201

主催:国際交流基金

共催:神戸大学大学院国際文化学研究科 メディア文化研究センター:研究プログラム「メディアの変容と文化の公共性」

 

スペシャルゲストはロシアでもっとも人気のある児童文学作家オステル。ソ連時代にオステルが原作を書いたアニメーションの上映を交えながら、作品の創作秘話や背景を語ってもらいます。12月中旬に邦訳が出るオステルの代表作『悪い子のすすめ』をモチーフにしたCG作品(ロシアのこどもたちの作品、神戸大学大学院生の作品)も紹介します。ほのぼのとして茶目っ気あふれるオステル・ワールド、どうぞお楽しみに!

 

グリゴリー・オステル

1947年、旧ソ連オデッサ(現ウクライナ)生まれ。ゴーリキー文学大学卒業。ソ連時代はアニメのシナリオなどを数多く手がけた。ペレストロイカ以後『悪い子のすすめ』が大ヒット。その他、算数の文章題をもじった『問題集』、大人の世界を子供の眼で面白おかしく描いた『パパママ研究』、自在な筋の発展から「ロシア児童文学初のハイパーテクスト」とも言われる長編『いろいろの話』など。2002年ロシア連邦国家賞受賞、ロシア連邦功労芸術家。2012年にはすぐれた児童文学作家に与えられるチュコフスキー賞を受賞。

 

【上映予定作品】(日本語字幕、解説付き)

ワンという名の子猫 (Котёнок по имени Гав,1976)

38オウム38попугаев, 1976

ミミナガちゃんと仲間たちУшастик и его друзья, 1979)

バーバ・ヤガーは反対!(Баба-Яга против!, 1980)

その他、当日をお楽しみに!

ロシアの児童文学作家グリゴリー・オステルを迎えて

「おとなの文学?こどもの文学?」 -- ロシアの児童文学作家グリゴリー・オステルを迎えて

日時:2013年12月21日(土) 15:00-17:00 (14:30開場)
場所:国際交流基金JFICホール(東京都新宿区四谷4-4-1)
http://www.jpf.go.jp/j/about/outline/contact/map.html
主催:国際交流基金 (共催 東京大学文学部現代文芸論研究室)

【趣旨説明】

スペシャルゲストのグリゴリー・オステルは、ロシアでは幼稚園の子供から知的な大人まで、幅広い世代に読まれている、もっとも人気のある児童文学作家の一人です。いたずらな子どもの目を借りて大人をとことんからかうオステルの作風はかなりブラック。詩や学術書という「高尚な」形式とナンセンスな内容の対比によって生まれるユーモラスな味わいが魅力の『悪い子のすすめ』や「教科書シリーズ」など、形式との戯れを利用するモダニズム的手法は、児童書の枠を大きくはみだしています。

児童文学の作家であり評論家でもあるひこ・田中さん、アメリカ文学の翻訳家で児童書の翻訳も数多く手がける青山南さん、ロシアだけじゃなく日本と世界の文学なんでも知っている沼野充義さん、そしてオステルの作品の翻訳者の毛利公美さんを迎えて、オステルの作品を日本や世界の児童文学のなかでどう位置付けるかを通して、「児童文学」というカテゴリー設定自体に疑問を投げかけ、「大人向けの文学」「子供向けの文学」に境界は 存在するのか?を考えます。

【メインゲスト】:
グリゴリー・オステル
1947年、旧ソ連オデッサ(現ウクライナ)生まれ。ゴーリキー文学大学卒業。ソ連時代はアニメのシナリオなどを数多く手がけた。ペレストロイカ以後、風刺精神にあふれ、それまでの「良い子を描く児童文学」という常識をくつがえした『悪い子のすすめ』で一躍 有名になった。そのほかの作品に、算数の文章題をもじった『問題集』、大人の世界を子供の眼で面白おかしく描いた『パパママ研究』、自在な筋の発展から 「ロシア児童文学初のハイパーテクスト」とも言われる長編『いろいろの話』など。2002年ロシア連邦国家賞受賞、ロシア連邦功労芸術家。2012年にはすぐれた児童文学作家に与えられるチュコフスキー賞を受賞。現代ロシアでもっとも人気のある児童文学作家の一人である。

【パネリスト】:
青山南(英米文学研究・翻訳者,エッセイスト,早稲田大学文化構想学部教授)
「翻訳家、エッセイスト。アメリカ小説の翻訳と紹介を長年つづけてくるいっぽうで、レイン・スミス等、英米の絵本の翻訳を多数手がけてきた。「にげろ!にげろ?」の翻訳で産経児童出版文化賞を受賞。

ひこ・田中(児童文学作家・批評家,『児童文学書評』主宰)
『お引越し』で椋鳩十児童文学賞。『ごめん』で産経児童出版文化賞JR賞受賞。絵本『ひつきむし』、幼年童話『レッツ』シリーズ、評論書『大人のための児童文学講座』なども出している。読売新聞、朝日小学生新聞他で書評を担当。

沼野充義(ロシア東欧文学研究・翻訳者,東京大学大学院人文社会系研究科教授)
ロシア東欧文学研究・翻訳家。文芸評論も手広く手がけている。2002年『徹夜の塊 亡命文学論』サントリー学芸賞受賞、2003年『ユートピア文学論 徹夜の塊』読売文学賞受賞。

毛利公美(ロシア文学研究・翻訳者,一橋大学ほか非常勤講師)
ロシア文学研究・翻訳家。ナボコフ論で博士号取得。共訳書にナボコフ『ナボコフ全短編』、アクーニン『アキレス将軍暗殺事件』など。最近はもっぱらオステルの作品の翻訳紹介をしている。

レールモントフ生誕200周年

2014年はレールモントフ生誕200年ということで、彼に関する国際会議が各地で開かれるもようです。この欄には随時、新しい情報を掲載します。くわしくはそれぞれのファイルをご覧ください。

・タンボフ大学(2014年5月20―22日):140520conference_Tambov.pdf
・オムスク大学(2014年11月6―8日):141106conference_Omsk.pdf

ソヴィエト的なものをめぐって

2014年4月18―19日、ペテルブルグ・ヨーロッパ大学にて若手研究者向けの国際会議「ソヴィエト的なものの構築?政治意識、日常の実践、新しいアイデンティティ」が開かれます。
エントリーの締め切りは2014年2月15日です。
くわしくはファイルをご覧ください:140418conference_Petersburg.pdf

ディスコースの言語学

2014年6月25―28日、オルシュティン(ポーランド)にて国際会議「ディスコースの言語学」が開かれます。
エントリーの締め切りは2014年1月30日です。
くわしくはファイルをご覧ください:140625conference_Olsztyn.docx