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2017年6月の記事一覧

第9回日本スラヴ人文学会大会のお知らせ

第9回日本スラヴ人文学会大会のお知らせ

来る7月8日(土)、東京外国語大学府中キャンパスにて第9回日本スラヴ人文学会大会を開催いたします。本年度は個人発表とパネル企画の2部構成になっております。研究者の方はもちろん、学部生や一般の方々のご来聴も歓迎いたします。

第9回日本スラヴ人文学会大会
日時:2016年7月8日(土) 12:00-18:00
会場:東京外国語大学 府中キャンパス 研究講義棟4階 総合文化研究所422会議室
アクセス:
・JR中央線「武蔵境」駅で 西武多摩川線に乗り換え 「多麿」駅下車、徒歩5分
・ 京王電鉄「飛田給」駅北口より循環バスにて「東京外国語大学東」または「東京外国語大学前」下車。

プログラム:
開会挨拶(12:00-12:10):大須賀史和 [横浜国立大学]

【第1部】個人報告(12:10-15:30)
12:10-12:40
槍田ひかり(東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士前期課程)
「現代チェコ語の外来語における表記ゆれについて ―新聞における英語由来の外来語語彙に関する考察―」
(司会:貞包和寛 [東京外国語大学])

12:40-13:10
グロマリエフ・シラリ(筑波大学大学院人文社会科学研究科一貫制博士課程)
「ポスト・ソヴィエト時代のワヒー語形容詞に関する一考察 ―タジキスタン・アフガニスタン・パキスタン・中国のワヒー語母語話者への調査を中心として―」
(司会:清沢紫織 [筑波大学])

休憩(13:10-13:20)

13:20-13:50
島津晃大(東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士前期課程)
「ロシア語の前置詞を含んだ数量詞句と格の問題をめぐって」
13:50-14:20
中岩諒(東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士前期課程)
「ロシア語における被動形動詞過去を用いた受動態をめぐって」
休憩(14:20-14:30)
(司会:光井明日香 [東京外国語大学])

14:30-15:00
ナザランカ・カチャリーナ(東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程)
「19世紀後半から20世紀初頭のロシアにおける「女性問題」と文学」
15:00-15:30
吉崎知子(東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程)
「煉獄の作家イェジ・アンジェイェフスキ ―その再評価をめぐって―」
(司会:笹山啓 [東京外国語大学])

休憩(15:30-15:50)

【第2部】特別パネル企画(15:50-17:20)
「20世紀ソ連美術の空間―ヴフテマスの芸術理論家たちを中心に―」

●パネリスト(登壇順)
小林未佳(東京大学大学院人文社会系研究科修士課程)
「ファヴォルスキイ ―画家と理論家、二つの顔―」
細川瑠璃(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)
「ヴフテマスの空間 ―ファヴォルスキイとフロレンスキイの美術理論から―」
生熊源一(北海道大学大学院文学研究科博士課程)
「ファヴォルスキイの遺産 ―カバコフとブラートフを中心に―」
(司会:鈴木佑也 [横浜国立大学])

学会総会(17:20-17:50)

閉会挨拶(17:50-18:00):堤正典 [神奈川大学]
(終了後、懇親会)

お問い合わせ:slavichumanities.japan@gmail.com(担当:貞包和寛[東京外国語大学])

千葉大学文学部〈ニキータ・アレクセーエフ 岸辺の夜〉展

千葉大学文学部主催〈ニキータ・アレクセーエフ 岸辺の夜〉展(開催期間6/8-6/28)

ロシア現代美術を代表するアーティスト、ニキータ・アレクセーエフの日本初の個展を、千葉大学附属図書館で開催します。本展覧会のために新たに制作したドローイングの展覧会です。 

日本文化の深い愛好者として知られるアレクセーエフが、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をはじめ、信州の「帚木」の伝承、『源氏物語』などの日本の古典文学、多和田葉子の小説、そして世界の様々な文学や文化からインスピレーションを受けて制作した作品で、巻物、屏風絵などで構成されています。 

展覧会の準備や運営、資料の翻訳などは、千葉大学文学部の「スラヴ文化論演習」とロシア語の授業の受講生が中心になって行い、期間中、学生が展覧会の解説も行ないます。

2017年6月8日(木)ー6月28日(水) 10:30-18:00 (入場無料)
* ただし6/8は12時半から、6/28は13時まで。

オープニング 6/8(木)12:30ー14:30 (予約不要)
オープニングの最初に作家による挨拶と作品解説があります。

場所:千葉大学附属図書館本館/アカデミック・リンク・センター  N棟1階ブックツリー

千葉市稲毛区弥生町1ー33 (千葉大学西千葉キャンパス)

詳細は次のURLをご覧ください:http://www.l.chiba-u.ac.jp/topics/30.html