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2020年2月の記事一覧

第10回ICCEESモントリオール世界大会に参加予定の皆様へ

日本ロシア文学会会員各位 

日本ロシア文学会広報委員会より、
第10回ICCEESモントリオール世界大会に参加予定の皆様へ、
早期登録割引についてお知らせいたします。

モントリオール世界大会の早期登録割引は、
【2月29日まで】となっております。

以降は登録料金が値上がりしますので、
参加予定の方は下記リンク先よりぜひ早期登録をご利用ください。


早期登録へのリンク:

登録料全体に関わるリンク:

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日本ロシア文学会 広報委員会

北海道スラブ研究会「近代ロシアと多言語書籍の文化」

北海道スラブ研究会が下記のように開催されます。研究者と一般の人々との連携を深めることを目的とした会で、関心をお持ちの皆さまのご来場をお待ちしています。

日 時:2020年2月14日(金)18:15-19:45
題 目:近代ロシアと多言語書籍の文化ーエカチェリーナ2世からアレクサンドル1世へ
会 場:スラブ・ユーラシア研究センター4階大会議室(403)
報告者:金沢友緒(電気通信大学講師)

*入場無料、事前の参加連絡はご不要です


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日本ロシア文学会 広報委員会
pr@yaar.jpn.org

キルギス(クルグズ)映画の過去と現在

日本ロシア文学会広報委員会より、下記の通りイベントの開催をお知らせします。 
詳細については次のファイルもご参照ください:フライヤー1フライヤー2

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キルギス(クルグズ)映画の過去と現在

遊牧民の伝統音楽がスクリーンに甦る、世界初のクルグズ語ミュージカル映画『樹の詩』をはじめ、キルギス映画の名作を計4本上映します

日にち:2020年2月21日、22日
場所:アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)

時間:
2020年2月21日(金)
17:00『赤いりんご』(83分/35mm)
19:00『白い汽船』(100分/35mm)

2020年2月22日(土)
14:00『白い豹の影』(134分/35mm)
16:45『樹の詩』(92分/DCP)
18:30 シンポジウム(60分を予定)
コムズ奏者のカリマン・ウメトバエワさん、民族音楽学者の山下正美さんをお呼びして、カリマンさんにはコムズと口琴でそれぞれ曲を披露していただく予定です。
(解説:梶山祐治、司会:奈倉有里)

料金:一般=一回券1500円/二回券2500円
シニア・学生=一回券1200円
アテネ・フランセ文化センター会員=一回券1000円

※各回入替制、当日券のみ販売
※二回券は二作品ご覧いただけます
※シンポジウムはどなたでもご入場いただけます


上映作品情報

『赤いりんご(Красное яблоко)』(監督/トロムーシ・オケーエフ、1975)
国民的俳優チョクモロフが、妻子がありながら若い頃に出会った女性のイメージを捨て切れず、常に過去への思いに引きずられている男テミールを演じている。ソ連時代のクルグズ映画には珍しく都市を舞台にした作品で、首都フルンゼの大通りでの貴重なメーデーの様子が収められている。TV映像として登場して主人公を深い物思いへと誘う、「20世紀のホメロス」の異名をもったクルグズスタンの詩人カララエフが朗誦する民族叙事詩マナスは圧巻。(原語:ロシア語、クルグズ語)

『白い汽船(Белый пароход)』(監督/ボロトベク・シャムシエフ、1970)
イシク・クル湖畔の森林保護区に祖父母と共に暮らす少年は、船員の父が迎えに来るのを寂しさに耐えて待つ。年頃の友達もいない少年は、想像を逞しくして空想の世界に遊び、祖父が伝えるクルグズ人のルーツである母鹿の伝説を信じている。少年の孤独感が強く表明された脚本には、幼少時に父が逮捕され二度と会えなくなった原作者の個人的体験が反映している。アイトマートフも高く評価した、クルグズ映画を代表する作品。(原語:ロシア語)

『白い豹の影(Потомок белого барса)』(監督/トロムーシ・オケーエフ、1984)
古来より先祖の誓いを守って余計な殺生をせず暮らしてきた、峻険な岩山に住む白豹族の一代記。寒さの厳しいある冬、食料も尽き果てたことから、一族を率いるコジョジャシは下山して麓に住む一族に助けを乞う。翌春、返礼として訪れた結婚式の場で遊牧民の襲撃を受けた彼は誓いを破ってしまい、白豹族は自然の厳しい返礼を受けることになる。シャムシエフと並んでソ連時代のクルグズ映画を牽引したオケーエフの代表作。(原語:ロシア語、クルグズ語)

『樹の詩(Дарак ыры)』(監督/アイベク・ダイィルベコフ、2018)「日本初上映」
18世紀、天山山脈の麓のある村で、幾世代にもわたって崇められてきた聖なる樹があり、女たちが平和の祈りを捧げていた。この土地の有力者バザルバイにはベギマイという美しい娘がいて、未亡人ダリイカの息子エセンと親しくしていた。二人の仲を認めないバザルバイを前にして、エセンは馬上の闘い「キョク・ボル」に敗れ、一族を追われることになる。宴を準備する薪として聖なる樹も伐採され、この地を不吉な雲が覆う。ベギマイを取り戻すため、エセンは荒野で出会った孤独な狩人に闘いの教えを乞うのだった。美しい自然を背景に、コムズをはじめとするクルグズスタンの伝統楽器によって奏でられる、クルグズ語で製作された初のミュージカル映画。(原語:クルグズ語)

企画:KINØ、アテネ・フランセ文化センター





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日本ロシア文学会 広報委員会
pr@yaar.jpn.org

北海道スラブ研究会「近代ロシアと多言語書籍の文化」

北海道スラブ研究会が下記のように開催されます。研究者と一般の人々との連携を深めることを目的とした会で、関心をお持ちの皆さまのご来場をお待ちしています。

日 時:2020年2月14日(金)18:15-19:45
題 目:近代ロシアと多言語書籍の文化―エカチェリーナ2世からアレクサンドル1世へ
会 場:スラブ・ユーラシア研究センター4階大会議室(403)
報告者:金沢友緒(電気通信大学講師)
*入場無料、事前の参加連絡はご不要です