学会からのお知らせ Мероприятия ЯАР

2019年5月の記事一覧

歌舞伎座「六月大歌舞伎」優待チケットのご案内

日本ロシア文学会広報委員会より、歌舞伎座「六月大歌舞伎」についてお知らせいたします。

歌舞伎座6月公演にて、江戸時代にロシアに渡った大黒屋光太夫を描く新作歌舞伎(作・演出:三谷幸喜)が上演されることになりました。

ロシアに関連した作品ということで、歌舞伎座の担当者様より優待チケットのご案内をいただきました。

観劇をご希望の方は、学会メーリングリスト([robun:00129]歌舞伎座「六月大歌舞伎」についてのお知らせ)に添付しましたPDFファイルをご確認の上、FAXまたはメールにてお申し込みください。

学会員の方で、当該メールが届いていない方は広報委員会(pr@yaar.jpn.org)までご一報いただければ幸いです。

広報委員会

P・N・メドヴェージェフの著作集全2巻の刊行のお知らせ

信州大学名誉教授の佐々木寛先生より、バフチン・サークルの一員であるP・N・メドヴェージェフの著作集全2巻の刊行のお知らせをいただきました。

サンクトペテルブルクの版元ロストク社のサイト(
http://rostokbooks.ru)より注文可能です。

詳しい情報については次のファイル(PDF2点)もご参照ください:
Аннотация.PDF
СОДЕРЖАНИЕ ПЕРВОГО И ВТОРОГО ТОМА.pdf

広報委員会

劇団地点「シベリアへ!シベリアへ!シベリアヘ!」

劇団地点 チェーホフ作品公演のお知らせ(5月27日―6月2日、7月4?16日)

これまでチェーホフの四大戯曲を上演し、ロシア、クロアチア、アゼルバイジャンなどでも公演を行ってきた劇団地点(京都)が新作「シベリアへ!シベリアへ!シベリアヘ!」を上演します。「三人姉妹」の再演と合わせてぜひご覧ください。

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2019.5.27-6.2&7.13-16 「シベリアへ!シベリアへ!シベリアヘ!」
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サハリン行きは、文学的にはなんの成果も伴わなかったという指摘がある一方で、作家・チェーホフの「重要な転機」であるという指摘もあります。どちらにせよ、チェーホフが〈四大戯曲〉を書いたのはこの旅から帰った後のことでした。

戯曲『三人姉妹』には「モスクワへ!モスクワへ!モスクワへ!」という大都会モスクワへ憧れる有名な台詞がありますが、チェーホフは東の果てを目指しました。作家の心中に燃え上がったシベリアへの思いへ寄り添いながら、中心ではなく周縁へ、曠野を抜けていく旅をしたいと思います。ぜひご同行ください!

※5月28日(火)の上演後、演出の三浦基さんと高田映介さん(チェーホフ研究)、中村唯史さん(ロシア・ソ連文学研究)のアフタートークがあります。

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2019.7.4-11『三人姉妹』(KAAT神奈川芸術劇場)
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生き続けなければならない人間の、持て余された人生たちが、そのまま運動量に変換され、場に充満する。

三浦基の永遠の代表作、待望の再演!!

2019.8.22-25に京都芸術センターでも上演します。

グローバル化する時代のウクライナ文化 過去、現在と未来

同志社大学グローバル地域文化学部小規模講演会
「グローバル化する時代のウクライナ文化 過去、現在と未来 キエフ公国時代から現代のモダンアートまで」

講師:オリガ・ホメンコ 
(キエフ・モヒーラ・アカデミー国立大学准教授・ハーバード大学ウクライナ研究所客員教授)

日時:2019年6月28日(金)18:30-20:00

会場:同志社大学今出川キャンパス 志高館 SK118

報告言語:日本語

入場無料・予約不要

問い合わせ:中野幸男(同志社大学)yunakano@mail.doshisha.ac.jp