学会からのお知らせ Мероприятия ЯАР

学会からのお知らせ Мероприятия ЯАР

シンポジウム「境界を超えるロシア」のお知らせ

オンライン・シンポジウム「境界を超えるロシア」

日時:2021年3月21日(日)10:50-16:00
会場:zoom開催

趣旨説明 10:50- 北井聡子 

第一部 11:00-12:45「ロシア近代文学と超越性」 
司会:安達大輔(SRC) コメンテータ:大森雅子(千葉大学)

報 告1 11:00- 北井聡子(大阪大学)「セルゲイ・トレチヤコフ『子供が欲しい』における女の欲望」
報 告2 11:25- 杉谷倫枝(横浜国立大学)「フレイデンベルグの書簡に見られる歴史的・哲学的背景の深化について」
報 告3 11:50- 宮川絹代(札幌大学)「イワン・シメリョフ『主の年』における色彩と境界」
全体討議 12:15-12:45

〈休憩 1時間〉

第二部 13:45-16:00 ワークショップ「越境するロシア正教--地理的・概念的"普遍"を求めて--」
司会:北井聡子 コメンテータ:安岡治子(東京大学)

趣旨説明 13:45- 浜田華練
報 告4 13:50- 畔柳千明(東京大学)「贈与行為から見た在北京ロシア宗教使節の特色」
報 告5 14:25- 居阪僚子(東京大学)「北コーカサスにおける「正教復興」」
報 告6 14:50- 浜田華練(オックスフォード大学)「19世紀ロシアの修道主義復興とキリスト教東方」
報 告7 15:15- 細川瑠璃(東京大学)「フロレンスキイの思想にみる言葉と越境」
全体討議 15:30-16:00

参加方法:以下のURLから登録をお願いします


主催:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター(SRC)
2020年度共同利用・共同研究拠点公募研究「スラブ・ユーラシア地域(旧ソ連・東欧)を中心とした総合的研究」(プロジェクト型)
「19世紀末-20世紀ロシアにおける近代の超克--超越性を中心に」(代表者:北井聡子)

連絡先: kitaisatoko@lang.osaka-u.ac.jp(北井聡子)
ポスターのダウンロード:境界を超えるロシア.pdf

2020年度日本スラヴ学研究会研究発表会のお知らせ

3月27日に日スラの研究発表会がオンラインにて開催されます。
開催日時およびプログラムは以下の通りです。詳細については、文末のプログラムをご確認ください。
参加希望の方は、3 月26 日までに事務局slav@jsssll.org 宛てにご連絡ください。当日、登録されたアドレスにZOOM のリンクを送信します。


2020年度 日本スラヴ学研究会研究発表会

開催方法 ZOOM
日時 3月27日(土) 14:00/17:40

プログラム

14:00/14:05 開会の辞 三谷惠子(本会企画編集委員長)

14:05/14:45 阿部賢一(東京大学) 司会 大平陽一
 ヨゼフ・ユングマンの翻訳『アタラ』の社会的機能について

14:45/15:25 ブルナ・ルカーシュ(実践女子大学) 司会 越野剛
 エリアーショヴァーが見た昭和初期の日本ーー旅行日記その他の資料を中心に

15:25/16:05 豊島美波(東京大学) 司会 小椋彩
 ヴァーツラフ・ハヴェルの戯曲『ガーデンパーティー』における不条理 ーー ナ・ザーブラドリー劇場との関連から

(休憩)

16:15/16:55 須藤輝彦(東京大学) 司会 木村英明
 ミラン・クンデラにおける成熟の問題ーー 『 生は彼方に』をめぐって

16:55/17:35 石川達夫(専修大学) 司会 三谷惠子
 PDIC(Personal Dictionary)を用いたスラヴ語デジタル辞典のシステム ーー キリル文字使用ロシア語への応用

17:35/17:40 閉会の辞 長與進(本会会長)

プログラムのダウンロードはこちらからお願いします。

スラブ言語学会(SLS-16)年次集会開催延期のお知らせ

昨年10月5日にご案内した「スラブ言語学会(SLS-16)」の年次集会(於:札幌)ですが、コロナ禍の解消が見込まれないため、SLS-17として2022年9月に延期されました。
なお、
2021年はイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校が幹事のオンライン学会となります。
詳細は
https://www.slaviclinguistics.org/ をご覧ください。

ドストエフスキー生誕200年記念シンポジウムのお知らせ

ドストエフスキー 生誕200年記念シンポジウム(日本ドストエフスキー協会)

WEB開催: 2021年2月28日(日)

プログラム
■午前の部(10時-12時):(司会:望月哲男)
研究報告:「多面的なドストエフスキー」
齋須直人:「ロシアの学校教育科目《文学》の教科書に見るドストエフスキー」
福井勝也:「ドストエフスキーの政治思想」?渡辺京二氏の著書に触発されて」
亀山郁夫:「ドストエフスキーにとって美とは何か」

■午後の部I(13時-):(司会:亀山郁夫)
特別講演:長縄光男「ドストエフスキーとゲルツェン――問題の所在」」

■午後の部II(14時-15時半):(司会:亀山郁夫)
シンポジウム(1)「コロナ禍時代に考えたこと」
話題提供:沼野充義「コロナ禍の時代に『罪と罰』を読む」

パネリスト:科研メンバー全員の近況報告と議論
(林良児、甲斐清高、白井史人、梅垣昌子、藤井省三、野谷文昭、番場俊、望月哲男、越野剛、齋須直人)

■午後の部III(15時45分-17時半):(司会:番場俊)
シンポジウム(2)「ドストエフスキーと《危機》の想像力」
基調報告:亀山郁夫「なぜ、《ドルゴルーキー》なのか? 『未成年』への一視角」

パネリスト:望月哲男/越野剛/沼野充義/番場俊


参加方法:
ドストエフスキー 生誕200年記念シンポジウムは、オンライン(ZOOM)で行われます。参加を希望されるかたは、次の要領で事前登録を行なってください。

下記URLから事前登録フォームにアクセスし、必要事項を入力のうえ送信してください。

お申し込みいただいたかたには、2月27日(土)午後11時までに、
ご登録いただいたメールアドレス宛で、ZOOMへの参加リンクをお送りします。
(もしメールがとどかない場合は、<dsjn_gg@nufs.ac.jp> までご連絡ください。)

SRC共同研究セミナーのお知らせ

「アンナ・パヴロワ:帝室バレエから世界へ」
"Anna Pavlova. From Imperial Ballet to the World"

日時:2021年3月4日(木)18:00-21:00
会場:Zoomによるオンライン

講演者:ジェーン・プリチャード(ヴィクトリア・アルバート博物館、ダンス・キュレーター)
Lecturer: Jane Pritchard (Curator of Dance, Victoria and Albert Museum)

コメンテータ:ナディーン・マイスナー
Discussant: Nadine Meisner

司会:平野 恵美子(SRC共同研究員)

通訳:大井 優子

使用言語:英語、簡単な日本語通訳がつきます

参加方法:以下のURLから登録をお願いします

主催:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター(SRC)
2020年度共同利用・共同研究拠点公募研究
「スラブ・ユーラシア地域(旧ソ連・東欧)を中心とした総合的研究」
共同研究班「スラブ・ユーラシア地域におけるメディア文化史の共同研究」
(担当:安達大輔、班員:古宮路子、平野恵美子)

連絡先:220041@swu.ac.jp(平野)

ポスターのダウンロード: Jane Pritchard Seminar.pdf



【訂正】日本ロシア文学会会報(第50号)を掲載しました

日本ロシア文学会会報(第50号 2021年2 月)を掲載しました(PDF)。
次のリンク先からご覧ください:

追記:会報第50号に一部訂正がありましたので、リンク先のPDFファイルを新しい版に差し替えました。(2021年2月20日)


広報委員会

共同研究セミナーのお知らせ

「スラブ・ユーラシア地域におけるメディア文化史の共同研究」セミナーのお知らせ

日時:2021年2月19日(金)16:30-18:00
講演者:アイテン・イグナートワ(Айтен Игнатова)
コメンテーター:沼野充義(名古屋外国語大学/東京大学)
司会:古宮路子(埼玉大学)

題目:草稿から本へ――テクストロギアの課題、シリーズ「文学の記念碑」のため
のЮ. オレーシャ『羨望』校訂を一例に
От рукописи к книге - задачи текстологии на примере подготовки издания
романа Ю. Олеши "Зависть" в серии "Литературные памятники"

趣旨:日本の文学研究における「生成論」とはやや異なる「テクストロギア」の
最新動向について、ロシア科学アカデミーのシリーズ「文学の記念碑」から刊行
予定のオレーシャ『羨望』に向けたテクスト校訂をゴーリキー記念世界文学研究
所協賛のもとに行っている専門家が報告します。

言語:ロシア語

開催方法:Zoomによるオンライン

参加方法:以下のURLから参加登録をお願いします。

主催:2020年度「スラブ・ユーラシア地域(旧ソ連・東欧)を中心とした総合的
研究」共同研究班「スラブ・ユーラシア地域におけるメディア文化史の共同研究」
(担当:安達大輔、班員:古宮路子、平野恵美子)

連絡先:mkomiya7@mail.saitama-u.ac.jp(古宮)


2020/2021年度 日本ロシア文学会国際交流助成について

2020/2021年度 日本ロシア文学会国際交流助成について

この制度は、国際学会での報告や国際公開研究会・ミニシンポ等を行った学会員に対し、部分的な助成を行うことを目的としています。
今年度の申請締め切りは 2021年5月31日 です。
【New】今回から、国内旅費についても申請が認められることになりました。

詳しくは次のリンク先のファイルにてご確認ください:
2020-21年度国際交流支援案内(〆切2021年5月31日)HP掲載版.docx

書類送付先:
国際交流委員会 
委員長・楯岡求美
intrex[at]yaar.jpn.org ※[at]を半角@にしてください。

または 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学文学部 スラヴ語スラヴ文学研究室

第2回社会主義リアリズム文学研究会のお知らせ

第2回社会主義リアリズム文学研究会


日時:2021年2月4日(木) 午後2時ー5時


報告者

・中原綾(東京大学・院生)
 アンナ・ゼーガースと中国 ─「中国についての二通の手紙」を中心に─

・楯岡求美(東京大学)
 20世紀文学としてのソ連文学史:再考のための一助として

・久野量一(東京外国語大学)
 キューバの社会主義文学

旧ソ連・東欧、中国、キューバ、ベトナムなど、社会主義圏の文学研究の比較のため、基本的な文献・情報の共有や研究発表を通じた意見交換を目的とする研究会です。

関心のある方はどなたでも参加できます。

問合せ先:越野剛 gkoshino@hotmail.com

ZOOMを利用したオンライン会議です。

以下のURLより事前参加登録(氏名とメールアドレスを入力)すると、参加のためのリンクが送られてきます。

第3回現代ロシア文学研究会のお知らせ

第3回現代ロシア文学研究会

日時:1月29日(金) 17:00-19:00
「エドゥアルド・ヴェルキン『サハリン島』(河出書房新社、2020年)について」
*作品については出版社のサイトをご覧ください。

対談:北川和美(翻訳者)、エドゥアルド・ヴェルキン(著者)

ZOOM事前登録リンク(氏名とメールアドレスの登録後にZOOM参加のためのリンクが送られてきます)
翻訳者の北川氏による日本語通訳付きです。

ヴェルキン氏に対する質問やコメントも歓迎しますが、作品名や固有名詞を使われる可能性のある方は、なるべく事前にお知らせいただけると通訳がスムーズに進みます。
(連絡先:gkoshino@hotmail.com)

共催:東洋書店新社

オンラインによるロシア・中央アジア映画上映会のお知らせ

第1回 オンラインによるロシア・中央アジア映画上映会

この度、筑波大学「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト (NipCA)」は、中央アジアの文化とSDGsへの理解促進のため、オンラインによるロシア・中央アジア映画上映会を開催することになりました。第1回目となる今回は、タジキスタンからロシアへの出稼ぎ労働者を描いたラリーサ・サディロワ監督の映画『マヤ』を上映いたします。

上映作品:ラリーサ・サディロワ『マヤ』(2013、88分)ロシア/ロシア語・タジク語

日時:令和3年2月5日(金)18時10分-20時00分
18時10分-18時30分:
作品解説「現代ロシア映画における中央アジア出稼ぎ労働者の表象」(筑波大学UIA梶山祐治)
18時30分-20時00分:『マヤ』上映
※初めにZoomで作品解説を行なった後、高画質な動画が視聴可能なYouTubeに移動して映画をご覧いただきます。ご案内は、作品解説中にいたします。

会場:オンライン (Zoom、You tube)
対象:本学学生、本学教職員、一般

申込方法:
本映画上映会は Zoom を使用します。下記申込フォームにて参加登録すると、どなたでも無料でご参加いただけます。
ご登録後、入室のための URL をお送りいたします。
Zoom利用が初めての方:招待メールが届きましたら、URLをクリックしてアプリのダウンロードとインストールをお願いいたします。
Zoomが繋がらないなどの相談は受けられませんので予めご了承ください。

<申込フォーム> 〆切:2/5(金) 17:30(定員500名)

主催:筑波大学「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト (NipCA)」
協力:日本・中央アジア友好協会(JACAFA),
筑波大学 グローバル・コモンズ機構,国際室,
グローバルコミュニケーション教育センター社会貢献委員会,
スーパーグローバル大学事業推進室,
地域研究イノベーション学位プログラム,人文・文化学群,社会・国際学群

問合せ:NipCAプロジェクト担当事務室
TEL: 029-853-4251 / Email: info@genis.jinsha.tsukuba.ac.jp

第17回国際スラヴィスト会議 発表希望者募集のお知らせ

第17回国際スラヴィスト会議 発表希望者募集のお知らせ
(日本スラヴィスト協会 2021年1月20日) 

日本スラヴィスト協会では、第17回国際スラヴィスト会議(2023年8月)の発表希望者を募集します。

国際スラヴィスト会議は、1929年に第一回大会がプラハで開かれ、その後、第二次大戦期を除き5年に一度開催されてきた、スラヴ学の伝統ある国際学会です。これまではスラヴ諸国で開催されてきましたが、2023年の第17回会議は、はじめてスラヴ圏外のパリでの開催となります。

国際スラヴィスト会議は、同幹部会が各国のスラヴィスト協会を通じて参加者を募集し大会を組織します。今回は、幹部会から、各国スラヴィスト協会にたいし、2021年4月末日までに、参加者のリストと発表レジュメを送るよう通知があったため、この時期での募集となります。

参加希望の方は、下記の募集要項ならびに分科会一覧をご覧の上、期日までに日本スラヴィスト協会までお申し込みください。

日本スラヴィスト協会事務局 slavist.japan2018@gmail.com
(@を半角に変えてください)

北海道スラブ研究会(1/15)のご案内

北海道スラブ研究会は研究者と一般の人々との連携を深めることを目的とした会です。
今回は10月に非常勤研究員としてスラブ・ユーラシア研究センター(SRC)に着任された中澤拓哉(なかざわ・たくや)さんにご講演いただきます。
開催はZoomによるオンラインです。関心をお持ちの皆さまのご参加をお待ちしています。

日 時:2021年1月15日(金)16:30-18:00
報告者:中澤拓哉(SRC)
題 目:ニェゴシュは「セルビアの作家」か?:社会主義ユーゴスラヴィアにおけるペタル2世の「民族化」とモンテネグロの民族問題
開催方法:Zoomによるオンライン

参加方法:以下のURLから参加登録をお願いします。
登録期限:2021年1月10日(日)12:00pm
連絡先:安達大輔(SRC)adaisuke@slav.hokudai.ac.jp

若手ワークショップ募集開始のお知らせ

若手ワークショップ募集開始のお知らせ

日本ロシア文学会は、本学会のさらなる活動促進と若手会員の業績形成支援のため、「若手ワークショップ企画支援プロジェクト」を2017年12月に開始しました。今回で3回目の募集となります。第1回開催のプログラムと報告論集は下記URLからご覧いただけます。


本プロジェクトでは、若手会員(博士後期課程在籍以上、博士課程修了後5年程度までの研究者)の主導によるワークショップやシンポジウム、セミナーの企画・開催を募集します。国内旅費やワークショップの開催にかかる費用を最大10万円、学会が支援します。なお審査にあたっては、本制度の趣旨に鑑みて、若手会員が主体となったワークショップであること、同時にワークショップが本学会の活動に寄与するものであることが重視されます。

若手ワークショップは、若手会員が中心になってグループを組織し、企画・実施していただくものです。ワークショップ等の企画を自ら行うことは、自分自身の業績作りになるのみならず、世代や地域をまたいだ研究者間のネットワークを構築し、研究の視野を広げ、今後の活動をより活発なものとする機会となります。
募集要項、規約をよくお読みの上、斬新な企画をお寄せください。

新型コロナウイルス感染症拡大の状況を考慮して、オンラインでの開催も歓迎します。海外の研究者を含めることも可能です。

オンライン連続講演&討論会開催のお知らせ

オンライン連続講演&討論会:日露の美術工芸交流とマトリョーシカ

第4回 「マトリョーシカの謎と七福神」

講演:スヴェトラーナ・ゴロジャーニナ(ロシア国立セルギエフ・ポサード文化財保護博物館のXVIIIXX世紀ロシア民衆工芸部部長
日時:1226日(土)16:00-18:00 

会場:Zoomミーティング

参加費:無料。要事前登録


https://keio-univ.zoom.us/meeting/register/tJUoceuhqTIqHtE5eRcLBXZoC7ckZAAXRm81

登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。


お問合せ:熊野谷葉子 kumanoya@keio.jp      


このオンライン連続講演&討論会は、2020年度に開催予定だった日露美術工芸とマトリョーシカに関するシンポジウムの講演部分を、一つずつオンラインで開催しているものです。幅広い興味と様々な専門を持つ人たちが集まって情報を提供しあい、ともに考えています。すでに第1回「マトリョーシカ日本起源説をめぐって」(熊野谷葉子)、第2回「ロシアの工芸とジャポニズム ミハイル・ヴルーベリを中心に」(上野理恵)、第3回「山本鼎の農民美術とロシア」(小笠原正・中村喜和)が行われました。

一連のZoom講演会の最後を飾る第4回は『ロシアのマトリョーシカ』(有信優子訳、スペースシャワーブックス、2017の原著者でロシア国立セルギエフ・ポサード文化財保護博物館のXVIIIXX世紀ロシア民衆工芸部部長を務めるスヴェトラーナ・ゴロジャーニナさんによる「マトリョーシカの謎と七福神」です。ロシアではマトリョーシカの誕生はどう語られているのか、最新の研究状況をお話しいただきます。

この会にはどなたでもどこからでも参加できます。ミーティング管理のため参加を希望される方は下記アドレスより事前登録をお願いします。講演はロシア語で行われますが、北川和美氏による日本語の通訳があります。

なお、ゴロジャーニナさんへの質問を事前に受け付けます。一週間前の12月19日を締切とします。多数の質問が予想されるため、似た質問はまとめさせていただき、すべてをご紹介できないかもしれないことをご承知おきください。質問は熊野谷kumanoya@keio.jp あてにメール本文で、日本語またはロシア語でお願いします。

ポスターのダウンロードはこちらからどうぞ



SRC公募研究・客員研究員募集のお知らせ

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターから公募2点のお知らせです。
このような社会状況の中、皆さまとの連携による研究を進めてまいりますので、奮ってご応募ください。

(1) 2021年度「スラブ・ユーラシア地域(旧ソ連・東欧)を中心とした総合的研究」に関する公募が開始されました。締切は2020年12月22日(火)です。
詳細は、次のサイトをご覧ください。

(2) 2021年度客員教授・准教授の募集が開始されました。締切は2021年1月4日(月)です。
詳細は、次のサイトをご覧ください。

スラブ・ユーラシア研究センター客員研究員セミナー開催のお知らせ

スラブ・ユーラシア研究センター客員研究員セミナー
革命と住宅――ソ連映画における住宅表象の分析

日時:2020年12月23日(水)16:30-18:00
報告者: 本田晃子(岡山大学/SRC客員准教授)
開催方法:Zoomによるオンライン
参加方法:以下のURLから参加登録をお願いします。
登録期限:12月20日(日)12:00pm
連絡先:安達大輔(SRC)adaisuke*slav.hokudai.ac.jp (*をアットマークに換えて送信してください)

「中央ユーラシアと日本の未来」公開講演会のお知らせ

17回 筑波大学 NipCAプロジェクト
「中央ユーラシアと日本の未来」公開講演会
 
講師:放送大学・洗足学園音楽大学非常勤講師、上智大学共同研究員
 山下 正美 
 
題目:南シベリア・トゥバの民族楽器製作
 
日時:令和21214日(月)13:45-15:00
会場:オンライン (Zoom)
対象:本学学生、本学教職員、一般
 
申込方法:
本講演会は Zoom を使用します。下記申込フォームにて参加登録をしていただくと、どなたでも無料でご参加いただけます。
ご登録後、講演会入室のための URL をお送りいたします。
Zoom利用が初めての方:招待メールが届きましたら、URLクリックしてアプリのダウンロードとインストールをお願いいたします。
Zoomが繋がらないなどの相談は受けられませんので予めご了承ください。
 
<申込フォーム> 〆切:12/14() 13:00
 
主催:筑波大学「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト (NipCA)
協力:筑波大学 グローバル・コモンズ機構,国際室,
グローバルコミュニケーション教育センター社会貢献委員会,
スーパーグローバル大学事業推進室,
地域研究イノベーション学位プログラム,人文・文化学群,社会・国際学群
 
問合せ:NipCA プロジェクト担当事務室
TEL: 029-853-4251 / Email: info@genis.jinsha.tsukuba.ac.jp
Website: https://centralasia.jinsha.tsukuba.ac.jp/



第10回ICCEESモントリオール大会オンライン開催のお知らせ

第10回ICCEESモントリオール大会オンライン開催のお知らせ

新型コロナウイルスの感染拡大のため2021年に延期となった第10回ICCEESモントリオール大会は、オンラインでの開催が決定されました。

詳細については下記のICCEESのサイトをご参照ください。

ロシア留学セミナーの開催

JIC国際親善交流センター ロシア留学セミナー開催のお知らせ

ロシア留学セミナーを開催いたします。
http://www.jic-web.co.jp/study/stay/event.html#semi

無料のセミナーです。
コロナ状況下でのロシア留学現状のご説明に加え、ロシアからも大学の現状や学生生活について生の声をお届けします
大学生という限られた年数の中で留学をお考えの学生の皆様、大学関係者の皆様にも興味深い内容となるかと存じます。

日時:2020年12月5日(土)16:00-17:30 
開催形式:Zoomによるオンライン開催  参加費:無料
参加登録:下記フォームよりご登録ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd5AidkerFkkkp4qHGUiacTT6ZZKhDxxncLd2MTYJTk-1Eimw/viewform
登録締切:12月3日(木)

お問合せ先:JIC国際親善交流センター  jictokyo@jic-web.co.jp
ロシア留学について少しでもお考えの方に、情報収集の一端となるイベントの存在が届くことを願っております

札幌大学ロシア文化センター講演会

札幌大学ロシア文化センター講演会
「受け継がれる永遠の美――フェートからブーニンへ」

講 演 者:札幌大学女子短期大学部 助教 宮川絹代(ロシア文学)
実施日時:12月4日(金)17:00-18:00
オンライン参加(Zoom) 事前申込必要
※申込受付後にZoomID、パスコードを事前に通知いたします。

1. 申 込 先:札幌大学研究支援課
2. 申込方法:メール gakumu@ofc.sapporo-u.ac.jp
3. 記載事項:メールの件名・本文に以下の内容をご記載ください。
 件名/「ロシア文化センター講演会申込」
 本文/ 氏名、年齢、職業、連絡先電話番号

オンライン連続講演&討論会:日露の美術工芸交流とマトリョーシカ

オンライン連続講演&討論会:日露の美術工芸交流とマトリョーシカ
第3回「山本鼎の農民美術とロシア」

日時:11月21日(土)14:00ー16:00(少し延長可能)
Zoom開催

講演1 上田市立美術館学芸員 小笠原正 「日本で芽吹いた農民美術の種」
講演2 一橋大学名誉教授 中村喜和 「山本鼎とロシア」

このオンライン連続講演&討論会は、2020年度に開催予定だった日露美術工芸とマトリョーシカに関するシンポジウムの講演部分を、一つずつオンラインで開催しているものです。幅広い興味と様々な専門を持つ人たちが集まって情報を提供しあい、ともに考えています。すでに第1回「マトリョーシカ日本起源説をめぐって」(熊野谷葉子)、第2回「ロシアの工芸とジャポニズム ミハイル・ヴルーベリを中心に」(上野理恵)が行われました。
第3回は、「児童自由画教育運動」や「農民美術運動」でも知られる芸術家、山本鼎がテーマです。フランス留学から帰国途中の1916年、ロシアに4か月間滞在した山本鼎は、そこで帰国後の活動の礎となる体験をしました。山本鼎の故郷であり活動の中心だった上田市とZoomでつなぎ、上田市立美術館学芸員の小笠原正さんにお話をうかがいます。更に日露文化交流やロシア文化に関する数多くの著作で知られる中村喜和・一橋大学名誉教授にも山本鼎のロシア体験についてお話を伺います。  

この会にはどなたでもどこからでも参加できます。ミーティング管理のため参加を希望される方は下記よりお申し込みください。使用言語は日本語です。 

■お申込み

■連絡先:熊野谷葉子研究室 kumanoya@keio.jp  
 
皆さまの登録をお待ちしております。




関西支部 2020年 秋季総会・研究発表会のお知らせ

関西支部 2020 年 秋季総会・研究発表会のお知らせ


次の要領で関西支部 2020年 秋季総会・研究発表会が行われます。

日時:2020年 12月12日15進行役:事務局
詳細は次のPDFファイルにてご確認ください:日本ロシア文学会 関西支部2020年秋季研究発表会のご案内

◇研究 発表 1
15時05分-15時55分(50分=発表40分+質疑10分)
発表者:中村唯史 氏
題目:「本多秋五『戦争と平和』論をめぐって」
司会者:高田映介 氏

◎15時55分-16時00分:休憩(5分)

◇◇
研究 発表 2
16時00分-16 時50分(50分=発表40分+質疑10分)
発表者:大平陽一 氏
題目:「越境するドストエフスキー:『白夜』の映画化についての雑談」
司会者:坂中紀夫 氏

◎関西支部の会員・会友ではない皆様もご参加いただけます(質疑での発言は、支部会員・会友と日本ロシア文学会の会員に限ります)。
◎なお、事前にお申し込みが必要です。 robunkansai@gmail.com


飯島周先生追悼シンポジウム

日本スラヴ学研究会では、チェコ文学やチェコの文化、またプラハ構造主義言語学を日本に広く紹介され、多大な業績を残された飯島周先生の追悼シンポジウムを12月5日(土)14時より、オンラインで開催いたします。関心のある方のご来聴を歓迎いたします。

詳細、および参加方法は、チラシをご覧ください。

飯島周先生追悼シンポジウム
日時 12月5日(土) 14時00分‐17時20分
開催方法 ZOOMによるオンライン開催


プログラム

・日本スラヴ学研究会2018/2019 年奨励賞表彰式

・開会の辞 三谷惠子(本会企画編集委員長)

・冒頭挨拶 ミラン・スラネッツ(駐日チェコ共和国大使館次席参事官)
 石川晃弘(日本チェコ協会/ 日本スロバキア協会会長)

・石川達夫(専修大学)「飯島周先生のお人柄とお仕事」

・長與進(本会会長)「チェコスロヴァキア軍団側から見たヤロスラフ・ハシェク」 

・ブルナ・ルカーシュ(実践女子大学)「厳重に監視された人間── O・シャインプフルゴヴァー『隔離」をめぐって」

・大平陽一(天理大学)「プラハ学派の戦後──ボガトゥィリョフとヤコブソンの場合」

・質疑応答

・閉会の辞 長與進(本会会長)

・司会 三谷惠子(本会企画編集委員長)

日本スラヴ学研究会:https://www.jsssll.org/



第70回定例総会・研究発表会と2019/2020年の学会をふりかえって

第70回定例総会・研究発表会(大阪大学・オンライン大会)と
2019/2020年の学会をふりかえって

日本ロシア文学会会長 三谷惠子
2020年11月5日

 日本ロシア文学会第70回定例総会・研究発表会は、10月31日、11月1日の2日間、オンラインで開催され、総会およびすべての研究発表を予定どおり終了しました。
 昨年の早稲田大学で行われた総会で、2020年70回大会は大阪大学を会場として開催すると決まり、以後、2020年大会実行員会の皆さんには、会場の下見、予約、プレシンポの計画など、今大会に向けた準備を始めていただいたところでした。しかしながら、今年の春先からの新型コロナウィルス感染症の拡大により、状況が一変しました。
 4月に行われた大会組織委員会・実行委員会合同委員会では、今大会の開催方法そのものが議論されました。その後、さまざまな意見交換を経て、7月の理事会でオンラインによる開催が決まり、同時に、実行委員会の中にオンライン班(班長中村唯史副会長)を設置して対応にあたることになった次第です。Zoomのミーティング形式による全国大会という前例のない事態に向けて、実行委員会・オンライン班、また広報委員会の本田晃子委員長には、8月から入念に準備を進めていただき、大会開催の前には参加者への事前の接続確認や、司会者・発表者との密な連絡も行なわれました。その結果、発表は全体にスムーズに行われ、発表者の研究への熱意がパソコンの画面からじかに伝わってくるような、充実した大会になったと思います。どの会場にも、30人から60人ほどの聴衆が集まり、非会員の参加も各会場に数名見られるなど、予想以上の盛会になったといえるでしょう。実行委員会、オンライン班、また当日に会場係としてご協力くださった会員の皆さんに、お礼申し上げます。
 今年度の学会大賞受賞者である中澤敦夫氏の受賞記念講演も、YouTubeでの公開という、これまでにない形となりましたが、こちらも多くの方々の協力によって実現しました。
 全国大会の意義は、たんに会員が研究発表を行うだけではなく、全国にいる会員が一同に集まって場を共有し、そこで研究者間の交流をより豊かにすることにあるでしょう。その意味で、オンライン発表会は、完全に通常の大会の代わりとはなりませんが、実際の出会いがない代わりに、どこにいても参加できる、移動の時間や交通費が不要、という利点もあり、すでに、来年もオンラインでやってほしいという会員の方の声も出ています。大会をオンライン化することは、全国大会の意義を根本から変えることになり、そのまま実現というわけにはいかないでしょうが、多くの学会や研究会でオンライン形式での講演会やワークショップが行われるようになった今、さまざまな活動や企画にオンライン形式を取り入れることは、今後の本学会の発展のためにも不可避の課題であると考えられます。その意味で、コロナ禍という不幸な出来事が原因であったとはいえ、オンライン開催となった第70回大会は、今後の学会の活動を広げる新たな可能性を示唆する、記念の大会になったと思います。
 2019/2020年の学会にも、いろいろな動きがありました。2020年にはいってからは、新型コロナ感染症のために、学会活動がさまざまな制約を受けましたが、編集委員会のご尽力により、学会誌52号は通常どおりのスケジュールで刊行されました。また、ホームページ上では、会員の皆さんの活発な情報発信が行われています。2020年の総会をもって、4年間事務局を預かってくださった野中進さんの任期が終了しましたが、後任を上智大学の秋山真一さんにお願いし、これからは、安達大輔さんとの二人体制で、学会運営の要である事務局をご担当いただきます。
 このように、多くの皆さんのご協力で着実に実績を積み上げている状況ですが、しかし同時に、本学会が今後の課題として取り組まなくてはならない課題がいくつかあるのもまた事実です。
 すでに会員各位に連絡があった通り、2019年末に発行された会員名簿に複数件の情報記載ミスが指摘されました。皆さんのご協力と、業務委託している勝美印刷の誠意ある対応により、大きな実害はなく、訂正版を作成してお手元に届けることができましたが、この問題は、これからの名簿配布のあり方について考えるきっかけとなりました。個人情報の管理がますます厳格化される世の趨勢、また紙媒体の名簿を多くの学会が廃止している現状の中で、本学会でも、紙媒体の名簿作成をどうするかが、今後の課題となっています。
 研究者コミュニティの縮小、とくに若手研究者の減少は人文系の研究分野が共通して抱える問題ですが、本学会でも、将来的に維持可能な支部体制のあり方や、大学院生、とくに修士課程在学中の学生さんの入会促進など、学会と、会員それぞれの研究領域の今後の持続的な発展のために、対策を真剣に考えるときに来ているように思われます。今後の理事会で具体的な対応を相談して参りますが、皆さんもこうした問題について、各支部へご意見をお寄せください。
 10月31日の総会で、2021年の大会は、筑波大学での開催と決まりました。多くの会員が、コロナ禍の中、現地調査や資料収集ができないなど、不自由な研究状況下にあることと思います。けれどもさまざまな通信手段を用いて資料や情報を得るなど、最大限の工夫によって研究成果を出していただき、来年の大会がそうした成果を互いに公開する、活気ある議論の場となることを祈念いたします。


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第11回国際学術実践会議コロレンコ記念研究会のご案内

第11回国際学術実践会議コロレンコ記念研究会・若手のためのコロレンコ記念研究会のご案内

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター(SRC)は、協定先のウクライナ・ポルタワ国立教育大学英語・世界文学学習法研究教育センター、およびウクライナ教育科学省、コロレンコ文学記念館との共催で近代文学についての国際会議を開催いたします。
会議は11月11日(水)・12日(木)の両日オンラインで開かれ、SRCからは以下の報告が行われます。

Адати Дайсукэ. Мелодрама и мелодраматическое в русской культуре тридцатых ? сороковых годов XIX века (к постановке проблемы)
Уэмура Масаюки. Образ казачества в художественной литературе: на примере произведений И. Котляревского и Н. Гоголя

プログラムや参加方法、連絡先等についてはリンク先をご覧ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。

2020年度 ナボコフ協会大会のおしらせ

2020年度の大会は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から従来の形式での開催を取りやめ、11月22日(日)にZOOMを使用したオンライン形式で開催します。ふるってご参加ください。(一般視聴歓迎・要申込・参加無料)

    総会:13:00-14:00
    大会:14:30-17:30
    シンポジウム「ナボコフとクロノトポス」
    講師:中村唯史(京都大学)
    講師:小西昌隆(獨協大学・非)
    講師:後藤篤(京都府立大学)
    司会・講師:寒河江光徳(創価大学)

 ※大会運営の都合上、今回の一般参加は事前申込制を取らせていただきます。一般参加を希望される場合は、11月15日(日)までに本HPの「お問い合わせ」から事務局までメールにてその旨をご連絡ください。(折り返し、参加方法をお知らせいたします。なお希望者多数の場合は先着順での受付となる場合がございますので、予めご了承ください。)

ナボコフ協会HP:
http://vnjapan.org/main/news.html

2021年度(第8回) 日本ロシア文学会大賞候補者推薦のお願い

標記の件につき、会員の皆様からのご推薦をお待ち申し上げます。なお、以下の諸点にご留意下さい。


(1)推薦権は日本ロシア文学会会員が持つ。自薦は認めない。

(2)推薦すべき候補がいる場合、本年12月末日までに所定の書式によって推薦書を事務局に提出する。推薦は一人の推薦権者について各年度一件に限る。なお、推薦書は日本ロシア文学会事務局宛に電子メール添付で送付する(yaar@yaar.jpn.org)

(3)推薦書には推薦理由を記すとともに、候補者の履歴、業績一覧等、評価のために参考となる事項を記すものとする。

 

 

・下記から推薦書の書式をダウンロードして下さい。

 

 ・提出締切:20201231

 ・提出先:日本ロシア文学会事務局(電子メール添付で送付)

      電子メールアドレス:yaar@yaar.jpn.org



2020年11月3日
大賞選考委員会

「2021年度日本ロシア文学会賞」候補ご推薦のお願い

日本ロシア文学会では、会員による研究を奨励するため、日本ロシア文学会賞を設けています。

つきましては、下記の要領で候補作をご推薦くださいますようお願い申し上げます。

1.推薦要件、対象者、対象期間について

【推薦要件】
日本ロシア文学会賞選考要領」を参照の上ご推薦ください。

【対象者】
論文の場合は、基本的に若手・新進の学会員を対象とします。明確な年齢の基準は設けませんが、専任職に就いていない者や、大学院生などを中心に考え、過去の受賞者は対象外とします。

著書の場合は、論文の場合よりも若干年齢が高めの者、専任職に就いている者も対象とします。また、過去に論文に対して学会賞を受賞している場合も対象外にはしません。

【対象期間】
「日本ロシア文学会賞選考要領」の規定により、本年度の対象図書は、「2020年12月31日を期限とし、その期限以前およびおよそ2年以内に刊行されたもの」、論文については、「12月末日を期限とし、その期限以前およそ1年以内に発表されたもの」が対象となります。

2.【推薦書式】推薦にあたっては下のリンクから書式をダウンロードし、必要事項を記入の上、学会事務局宛に郵送またはE-mailでご送付ください。


3.【締切】2021年1月31日

4.【送付先】
(郵送) 日本ロシア文学会事務局
〒060-0809 札幌市北区北9条西7丁目
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 安達大輔研究室内
(E-mail)prize@yaar.jpn.org

* なお送付にあたっては、郵送の場合は封筒おもてに「日本ロシア文学会賞推薦」と朱書、メール送付の場合は、件名を「日本ロシア文学会賞推薦」としてください。


学会賞選考委員長
ヨコタ村上孝之

会誌『ロシア語ロシア文学研究』第53号への投稿エントリーについて


会誌『ロシア語ロシア文学研究』第53号(2021年10月刊行予定)への投稿希望者(研究論文,書評ならびにパネル報告など)は,
2020年11月30日(月曜日)24時までに以下の要領でエントリーしてください。エントリーがない場合は投稿できません。

すでに口頭発表したものでも,エントリー用紙にその旨が明記してある場合は,審査の対象となります。

申し込みに際しては,「エントリー用紙」を以下よりダウンロードして必要事項を記入し,電子メールに添付して,下記のアドレス宛にお送りください。


送付先(編集委員会):
editor@yaar.jpn.org

なお「査読用原稿」の提出期限は,2021年1月31日(日曜日)24時です。
エントリーされた方には,追って査読用原稿の提出の仕方についてご連絡差し上げます。

2020年10月26日
日本ロシア文学会 編集委員会

北海道スラブ研究会開催のご案内

北海道スラブ研究会は研究者と一般の人々との連携を深めることを目的とした会です。
今回はヨーロッパ、特にポーランドの言語政策を中心に研究をされている貞包和寛(さだかね・かずひろ)先生にご講演をお願いします。
開催はZoomによるオンラインですが、会場でご参加いただくことも可能です。詳細は下記をご覧ください。

日 時:2020年11月5日(木)16:30-18:00
報告者:貞包和寛(東海大学、東京外国語大学非常勤講師)
題 目:ポーランドの政策とシロンスク問題:多元主義政策によるマイノリティの疎外
概 要:2005年に成立したポーランドの「マイノリティ法」の問題点を、シロンスク地方を題材に分析していこうと思います。
最終的には、マイノリティを保護するための政策が、実際にはマイノリティを疎外するために使用されることがあるという結論を導きます。
司 会:野町素己(SRC)

開催方法:Zoomによるオンライン
参加方法:以下のURLから参加登録をお願いします。
https://forms.gle/uBsU9iZNwDo81UCX7
*当日はスラブ・ユーラシア研究センター大会議室から中継します。現地会場での参加を希望される方は下記連絡先までご連絡ください
(なお新型コロナウイルス感染症拡大の状況を考慮して、先着10名様までとさせていただきます。ご理解に深謝申し上げます)。

登録期限:10月30日(金)12:00pm(Zoom・現地参加ともに)

連絡先:adaisuke*slav.hokudai.ac.jp (*をアットマークに換えて送信してください)

http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/jp/seminors/slav/slav-info.html

日本学術会議会員任命をめぐる問題についての声明

この度の、日本学術会議会員任命問題につき、日本ロシア文学会理事会で審議した結果、理事会および会長名で、以下の声明を出すことといたしました。よろしくお願いいたします。

2020年 10月10日 日本ロシア文学会会長 三谷惠子


日本学術会議会員任命をめぐる問題について

 先般、日本学術会議より第25期会員候補者として推薦された105名の研究者のうち6名が、内閣総理大臣により任命されない事態が生じました。任命されなかった6名の研究者はいずれも、優れた研究実績を持ち、日本学術会議法第十七条に定められた選考基準に基づき適切に推薦された方々であると認識しています。
 これらの研究者が任命されなかったことについて、多くの学術団体や教育機関をはじめ、諸方面から根拠の開示と、6名の任命を求める声が上がっていますが、いまだ明確な説明もないまま、政府は、内閣総理大臣による、6名を除外した会員任命を、既決の事項とする態度を変えていません。
 このような事態は、学術の政治からの独立性を脅かすものであり、ひいては憲法で定められた思想や表現の自由に対する重大な脅威であると考えます。
 日本ロシア文学会は、文化の健全かつ自由な発展をめざす人文系の学会であり、その運営を預かる同学会理事会は、この事態を深く憂慮し、10月2日付で日本学術会議から出された「第25期新規会員任命に関する要望書」にあるとおり、推薦した会員候補者が任命されない理由の説明ならびに速やかな任命を求めます。


令和2年10月10日
日本ロシア文学会理事会
会長 三谷惠子

開智国際大学 非常勤講師公募 「ロシアの生活と文化」

開智国際大学にて下掲の公募が行なわれています。詳細はリンク先にてご確認下さい。

国際教養学部 非常勤講師の公募 「ロシアの生活と文化」

職種        : 非常勤講師相当
勤務形態    : 非常勤 (任期あり)
募集終了日  :2020年10月30日

日本学術会議地域研究基盤強化分科会への提言

日本学術会議地域研究委員会地域研究基盤強化分科会から、地域研究人材養成体制、社会貢献と情報発信、研究資源の共同利用体制、持続性のある地域研究推進体制などの強化に関する提言が発出されました。分科会の依頼により、リンクします。
提言は下記からダウンロードできます。
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-24-t295-4.pdf

ご意見・ご感想や提言の内容を実現するための方策に関する提案などがありましたら、お寄せください。

連続講演&討論会:日露の美術工芸交流とマトリョーシカ

オンライン連続講演&討論会:日露の美術工芸交流とマトリョーシカ


第2回 「ロシアの工芸とジャポニズム ミハイル・ヴルーベリを中心に」上野理恵

このオンライン連続講演&討論会は、2020年3月と6月に予定していた日露美術工芸と
マトリョーシカに関するシンポジウムの講演部分を、月1回を目安に一つずつ
オンラインで開催するものです。日露の美術工芸やマトリョーシカに関心を持つ
多様な人々が集まって情報を提供しあい、議論し、考える企画です。

第1回(8月22日)は「マトリョーシカ日本起源説をめぐって」と題して、
マトリョーシカの誕生にまつわる様々な説を検証しながら帝政末期のロシアの
玩具産業や明治日本におけるロシアについて考えました。

第2回の今回は、19世紀末のロシアにおけるジャポニズムの特徴を、特に工芸の
分野で見ていきます。油絵の大作《座るデーモン》で知られる画家ミハイル・
ヴルーベリは、実は《海の王》のような不思議な魅力のある陶芸作品も
創作していました。そこに見られるジャポニズムとは…?約1時間の講演の後は
1時間の自由討論です。質問や意見交換を存分に行いたいと思います。

この会にはどなたでもどこからでも参加できますが、ミーティング管理のため
参加を希望される方は下記へメールでお申し込みください。折り返し事前登録の
方法をご案内します。使用言語は日本語です。

日時:9月22日(火・祝)14:00ー16:00 第3回以降は調整中

会場: Zoomミーティング

講師:上野理恵(慶應義塾大学非常勤講師)

参加費:無料

申込み:kumanoya@keio.jp に参加希望の旨メールでお知らせください。

対象:どなたでも

参考:ポスター

ロシア・旧ソ連文化におけるメロドラマ的想像力の総合的研究

「ロシア・旧ソ連文化におけるメロドラマ的想像力の総合的研究」

第1回研究報告会


日 時:2020年9月23日(水)10:30-13:50
プログラム:
10:30-12:00(報告60分+ディスカッション)
安達大輔(北海道大学)「1830-40年代ロシアのメロドラマ研究のために」

#以下のトピックについて、報告者の現時点での研究を整理しつつ話題を提供する、研究ノート的な内容です。
(1)ブルックス以降のメロドラマ研究(第1回)
(2)ロシアのメロドラマ的想像力としての「ロシアン・エンディング」
(3)1830-40年代のロシアにおけるメロドラマ演劇(先行研究の整理と問題設定)

12:00-13:00  休憩

13:00-13:50(報告20-30分+ディスカッション)
番場俊(新潟大学)「メロドラマと記号の問題」

開催方法:Zoomによるオンライン
参加方法:以下のURLから参加登録をお願いします。
*当日はスラブ・ユーラシア研究センター大会議室から中継します。現地会場での参加を希望される方は下記連絡先までご連絡ください。
登録期限:9月20日(日)12:00pm(Zoom・現地参加ともに)

主催:科学研究費 基盤研究(B)
「ロシア・旧ソ連文化に おけるメロドラマ的想像力の総合的研究」
研究代表者:安達大輔
共催:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター
連絡先:adaisuke*slav.hokudai.ac.jp (*をアットマークに換えて送信してください)


シンポジウム「コロナをプラスに転じる多言語教育」

公開オンラインシンポジウムのお知らせ

主 催:日本外国語教育推進機構(JACTFL)
日 時:2020年9月5日(日)15:00ー
題 名:第2回 JACTFLオンラインシンポジウム「コロナをプラスに転じる多言語教育」
会 場:Zoom(アドレスは申し込み完了者に前日までにお伝えします。届かない場合は  office@jactfl.or.jp までお問い合わせください)
参加費:無料

プログラム(予定)
15:00ー #開会・趣旨説明# 山崎 吉朗(JACTFL理事長)
15:05ー #基調講演# 「「複言語学習のすすめ」の実践と課題
     ーオンライン授業でできたこと、できなかったことー(仮)」
     岩居 弘樹 (大阪大学サイバーメディアセンター)
15:45ー #実践報告(小学校)# 「つながり ーヒトモノコトー」
     藤木謙壮(備前市教育委員会)
16:05ー #実践報告(大学)# 「市民講座「複言語学習のススメ」で
     耳と口を鍛えよう」
     大前智美(大阪大学サイバーメディアセンター)

16:25ー16:40 #休憩#

16:40ー #実践報告(大学)# 「フランス語のオンライン授業報告(仮)」
     柴田 まり子(文化学園大学、東洋英和女学院大学)
     西部 由里子(慶應義塾大学)
17:00ー #実践報告(高等学校)# 「高校生用韓国語検定試験開発研究会の
     活動について ー初年度の実績とオンライン試験開発の可能性ー」
     黒澤 眞爾(関東国際高等学校)
17:20ー #国外の現状報告(ロシア)# 「ロシアでオンライン授業を受けて
     ーモスクワ市立教育大学の事例からー」
     米山 貴文(筑波大学大学院博士課程)
17:40ー #実践報告(高等学校)# 「日韓オンライン交流の発表(仮)」
     原田 智津子(秋田能代松陽高等学校)
18:00ー #国外の現状報告(ドイツ)# 「コロナ状況下での日本語授業の現場報告
     ーデュッセルドルフ大学現代日本学科の場合ー」
     浜津 大輔(デュッセルドルフ大学)
18:20ー #閉会・挨拶#
     山崎 吉朗(JACTFL理事長)

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日本ロシア文学会 広報委員会
pr@yaar.jpn.org

SRC客員研究員セミナーのご案内

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターでは、2020年度客員准教授として滞在中の河村彩さんによる客員研究員セミナーを開催いたします。皆さまのご参加をお待ちしています。

日 時:2020年9月3日(木)15:30-17:00
報告者:河村彩(東京工業大学/北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター客員准教授)
題 目:複製技術時代のグラフィック:1930年代のリシツキーを中心に

開催方法:Zoomによるオンライン
参加方法:以下のURLから参加登録をお願いします。
https://forms.gle/CopArHjhEtr82Af79
*当日はスラブ・ユーラシア研究センター大会議室から中継します。
現地会場での参加を希望される方は下記連絡先までご連絡ください
登録期限:8月31日(月)12:00pm(Zoom・現地参加ともに)

連絡先:安達大輔(SRC)adaisuke*slav.hokudai.ac.jp (*をアットマークに換えて送信してください)

http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/jp/seminors/src/2020.html#200903

関東支部研究発表会について

関東支部研究発表会について


延期していました関東支部の研究発表会をZOOMを用いたオンラインで開催することにいたしました。
9月12日(土)14:00ー16:30

参加ご希望の方は下記申込フォームにてご登録をお願いいたします。
講演会入室のための URLは発表会の数日前にお送りいたします。

申込フォーム:こちらのリンク先からお申し込み下さい

申し込み〆切: 9月9日(水)

プログラムは次のリンク先の文書をご覧ください:
2020年度ロシア文学会関東支部研究発表会タイムテーブル

後日、報告要旨をまとめた関東支部報をお送りいたします。
なお、関東支部以外のロシア文学会員の方もご参加できます。

ロシア文学会関東支部事務局